個人的読書記録
実は恥ずかしいのですが読書記録というのをつけています。パソコンのエクセルで記録フォームをつくりそこに読んだ本のタイトルや作家名、ジャンル、読み終わった日付等のデータを記録していっています。
何時頃から始めたのか又、どうして始めたのかも、もう忘れてしまったのですが私は小さい時から本を余り読まない子供だったので本格的に読書に目覚めたのはサラリーマンになって通勤時間が勿体無くて読書し始めたのがきっかけでした。
確かその頃にフト思いついて記録を付けようと思ったんだと記憶しています。というのはどうしても本の数が多くなりすぎて少しずつ処分しなくてはならなくなった事と、川崎に住んでいた時は主に図書館で本を借りて読んでいたので図書館に本を返してしまうと記録がなくなってしまうからだったと思います。
実はその記録をパソコンに入れていた時に一度、パソコンがクラッシュしてしまいそのデータをそっくり失ってしまいました。その後、再度記録を付け始めたのですがそれからの通算の読書記録が約560冊になっています。
八ケ岳に来てからは逆に通勤時間が無くなってしまったので本を読む時間が短くなり普段は毎晩、寝る前に布団に入ってから読んでいます。お陰ですっかり視力が落ちてしまい、余り寝る前に読むのは良くないのかなと思っています。後は出張なんかで電車やバス・飛行機等の移動中にはタップリ時間が取れるので読みかけの本を一気に読んでしまうチャンスですね。
時々、友人に面白い本を借りたりして返さなくてはならない本が我が家に来た時は読みかけの本と同時に何冊かの本を一度に読み進める事がありますがその本の内容が複雑だったりすると訳が分からなくなったりしますね。
特に苦手なのがサスペンス物の本で登場人物がやたら多くて名前が色々出てくると「ハテッ?こいつは誰だっけ?(笑)」何てことがしょっちゅう起こります。元来、余り人の名前とかに拘らない性格なのが災いして本の中の登場人物の名前も余り覚えようとしないので途中で訳が分からなくなってその人物が最初に現れた場面まで戻って確認しなくては先に進めないなんて事が良くあります。
本を選ぶ時は手に取ってペラペラとページをめくった時に伝わってくる何ともいえない感触を大事にしています。この方法で先ず間違った事はありません。それはタイトルだったり紙の質だったり挿絵だったり作者の名前だったり匂いだったり色々な要素があるので一概にこれと決めて選んでいる訳ではありません。
それでも特にタイトルは大事ですね。平置きにしているコーナーは別として普通はどうしても背表紙が出ている棚がほとんどなのでタイトルや作者に先に目がいってしまいます。
私が特に弱いのは漂流物や山岳物ですかね。一時期はそればかりを選んで読んでいたのでさすがに食傷気味になった時もありました。それから季節によっても変わってきますね。秋はなんだかじっくり腰を落ち着けて長編大作物や文学物を読もうかなと思うし夏はハツラツと冒険物や旅行物を読む事が多いですね。冬は結構、耐えしのぶ物、例えば漂流物なんかが多くなるかな?春先はチャレンジ物や科学物が増えてきますね。つまり極めて単純という事ですね。
それから本を手に取った時に感触は凄く大事ですね。手触りや表紙の絵や写真、帯のデザインにも左右されます。時々、本の内容は素晴らしいのに残念ながら表紙のデザインや挿絵がその内容にマッチしていない本があってそういう時は「この作家さん凄く装丁で損してるな」なんて感じる事もあります。
勿論、その逆も当然、有る訳ですがその時は選んだ自分が悪いので納得なのです。「やられた~」って感じですかね。しかし、本の内容、装丁、挿絵何かが見事にその本全体を包んでいる作品に出合うと「この本は永久保存版ね」となって我が家の本棚に保存される事になります。そういう本だけでももう収納しきれない程になってるんですけどね・・・長編大作なんて本で素晴らしい作品に出会うと本当にワクワクしますね。何だか読み終わるのが惜しくなったりする時があります。
逆に長いだけで途中で辛くなる時もあるけどそういう時は途中でズルをして読み飛ばす事もあります。それなら読まなきゃ良いんだけど一度自分が手に取って読み始めた本だと何となくそれも出来ないのが損な性分なのです。
一番読まない本が所謂ビジネス本ですね。これは仕事でどうしても読まなくてはならない場合以外はめったに手にとりません。どうも苦手なのです。何回よんでも内容が頭に入ってこなくて例えば「一日で分かる貸借対照表の分析法」なんてのは100回読んだって忘れてしまうのはどうしてでしょうかね(笑)
最近のコメント