2017/06/24

最近、フト思う事

 忙しくしているうちにブログの更新が遅くなってしまいました。先日、漸く自宅の駐車場に積み重なっていた丸太を薪に割る作業が終了し、やっと一息つく事が出来ました。

 最近、バタバタと慌ただしくしておりましたので「これじゃいかん」と思いつつ、何も考える必要のない薪割りをしていると世の中の煩わしい事からその時だけ離れる事が出来るので現代における「薪割り」という作業は本当に貴重な時間だなと改めて思いました。

 先日、東京でセミナーの講師をさせて頂いた時にもこの薪割りの話を少しさせて頂きましたがきっと聞いている方は「この人何言ってるんだろう?」と思ったことでしょう。中々、実際にやってみないと分からないし人によって感じ方は違うのでどの程度、伝わったか分かりません。

 しかし、最近は政治の世界もそうですが色々と情報が錯綜して、いったいどれが本当なのか分かりませんね。ネットワークを使って誰でも自由に意見を不特定多数の人に発信する事が出来るようになったので、それを見る人がよっぽど気を付けてそれらの情報をかみ砕いて自分なりの理解で消化していかないと混乱しますね。

 しかし、振り返って自分が住む森の中の様子をみていると、そんな人間達が右往左往しているまに少しずつ、しかし確実に温暖化の影響で様子が変化している様に思います。先日、猛毒をもつ蟻が日本に上陸したとのニュースがありましたが何となく日本も熱帯化していくのかと思います。

 今年は家の近くの大きな赤松も倒れて、もう少しで自宅がつぶされる所でしたが幸いな事に家と反対方向に倒れてくれたので助かりました。しかし、この辺りの松も松くい虫の影響が徐々に、しかし確実に広がって来ています。

 本来、寒冷地に生息できるはずのない虫たちが温暖化の影響で徐々に生息域の高度を上げて来ており自然の変化はもう避けられない状況です。どこかの大統領が温暖化はデッチ上げだと言っていましたが私の周りでは確実に進んでいる様です。

 又、自分の年齢も還暦を過ぎやはり体力の衰えや色々、体があちこち軋んできて(笑)少しあちこち労わりながらやって行かなくてはならない様です。

 なので最近は良く頭を自分でマッサージしながら血流をよくしようとしていたら、我が家の猫が何を思ったのか最近、自分の体の毛づくろいをするついでに私の頭の少なくなった毛髪の手入れもしてくれる様になりました。

 それも私が嫌がると「動くんじゃない!」とばかりに両手で私の頭を押え付けてザラザラの舌で丁寧に毛づくろいしてくれます(笑)どうも自分の仲間だと思っているのでしょうが、それにしてもこんなことする猫は長い猫の飼い主経験からしても初めてなので「どうしたもんじゃろの~」と戸惑っております。マアマア自然のなすままが一番!

2017/05/23

セミナー講演

先日、所属する団体のセミナーの講演を依頼されて田舎暮らしについて話しをしてきました。余り人前で話をするのは得意ではないのですが自分が30年程前に都会から八ヶ岳への移住を決意し現在に至る話をさせて頂きました。

 どんな内容で話したらよいのか自分なりに考えて現時点で自分が思う現在の都会から離れて森の中で暮らす自分の感じた事や見えて来た事をお話しさせて頂きました。余り固くなってもつまらないし自分らしくないので出来るだけ楽しく、しかし正直に感じた事を伝えるように心がけました。

 都会から離れて自然の中で暮らしているからこそ見えてくる都会暮らしの事、そして森の中の現状なんかをあれこれ話をしていたら大幅に時間を過ぎてしまい質問時間も含めて2時間の講演時間をギリギリまで使ってしまい主催者の方にご迷惑をかけてしまいました(笑)話の途中から時間を気にしながら話を進めていたつもりだったのですが段々、残り時間が少なくなり後半は結構早口で喋る事になりました。

 時間内で自分の伝えたい事を伝えるのは難しいですね。一番私が伝えたかった事は都会では中々感じる事の出来ない自然の大きな変化や今、森の中で起きている環境破壊や景観破壊がもたらす将来の不安、そして里山の抱える少子高齢化が進む現状。

 これからも少しづつこれらの事を伝え続けて行くのが私のこれからの仕事のひとつかも知れません。

2017/04/30

不思議な店

田舎には都会には無い不思議で魅力的な店があります。私の住んでいる町の商店街や少し離れた山里にそんな店がひっそり頑張って生き続けています。

 そのひとつは商店街にある小さな金物屋さん、この金物屋さんは一般の方は勿論、職人も多数出入りしています。近くには今流行りの大型ホームセンターがあるのですがそれでもこの店の人気に陰りはない。

 何が不思議かと言うとこの店は店構えは小さな店だが店に入って○○ちゃん、○○ある?と聞くと必ず「有るよッ!」と返事があり店員がどこかへ消えると手にその探しているモノが握られている。もしくは「コッチ来て」と店の奥に連れていかれて雑然とした棚の中から「どれにする?」といくつかあるその品物の種類から選ぶように言われる。兎に角、ないものが無いのである。

 当然、店の奥だけでは揃えきらず別棟の倉庫にも連れていかれる。全く何を聞いてもどっかからその探している品物が出てくるから不思議。そして何より店番の「ヨッちゃん」と我々が親しみを込めて呼んでいる年齢不詳の店員が何を聞いてもその品物が置いてある棚の位置を正確に覚えていてその品物を出してくるのが不思議で仕方ない。

 今時、こんな不思議な店があるのが不思議で楽しい。だからホームセンターに行くよりこの店で「ヨッちゃん○○ある?」と聞く方が親しみが湧くのである。なのでこの店は廃れない。

 又、山里のある店、この店は田舎にある何でも置いてある食品屋さん。この店は今ではチェーン店のコンビニ屋さんになってしまったが昔は服でも缶詰でも雑誌でも置いてある何でも屋さんでした。

 昔、その店に行くとレジの傍に段ボール箱が置かれていてその中にパンが一杯入っていてどれも50円位で売っている。「これ何?」と聞くと「日切れしてるから安くしとくよ!」といつも日切れしたパンがレジ横に置いてあった。今ではそんなことしたら世間から非難の嵐だと思われるけど当時は普通だったし買う方も「ラッキー」と言って買っていたし何の問題も無かった。

 そしてお釣りはいつも百万両単位だから初めての人はビックリ!何せ100円のおつりが「はい、百万両!」なのである。だからこういう店がたまらなく好きなのである。

2017/04/16

春の交通安全週間

 今年も春の交通安全週間が始まりました。山の中に住んでいると車がないとどこへも行けない。なので年齢を重ねて結構な年齢になっても皆、現役の運転手です。70、80、何てまだまだ元気な現役の運転手なのです。

 都会と山里の交通事情はちと違います。山の中の道を何km走っても信号何て滅多にありません。例えあっても信号で止まっても車何て1台も通らないなんて事も良くあります。

 私も都会から移り住んだばかりの時には前を時速20kmでゆっくり走る軽トラにはイライラしましたが今では事情が分かっているのでイライラする事なんかありません。後ろでその車がどこかで曲がってくれるのを期待してじっと後ろをついていくのみです(笑)

 対向車もこない後ろからも車何て1台も来ない。そうすると段々、ウインカーなんて出す事さえ無意味となってきて「どっちに曲がろうが自分の思うまま」なんて感覚になってきます。なので後ろについていて余りのノロさに追い抜こうなんてしたらフラッと曲がってくるので絶対追い越し禁止です。

 たまに連休期間中に都会から観光に来た高級車がイライラしながら山の中の道で軽トラの後ろにピタッとついて煽っているのを見かけますが「危ないな~やめときゃいいのに」と思いながら見ています。

 地域の決められた草刈りや道路清掃の日には沿道にずらっと本当に見事な数の軽トラが並んでそりゃ都会では絶対見られない惚れ惚れするような車の列です。山里で一番必要で優秀な車は軽トラなんです。地元では2シーターオープンカーと呼んで重宝されています(笑)どこへ行くにもこの車で移動です。

 もう一つ山の中で車の運転で注意しなくてはならないのが、いくら山の中で車が通らいないからといっていい気になって飛ばしていると道の真ん中にデッカイ鹿が立っていたり子供を沢山連れたデッカイイノシシなんてのが山道を平然と横断しているので彼らにぶつかったら唯ではすみませんので要注意ですからくれぐれも安全運転でお願いしますよ。

2017/04/02

失敗するということ

 最近、小学校の運動会とかで1位とか2位とかいう順位を付けない教育が進んでいるらしい。世の中、一番がいればビリもいる訳で、だから色んなドラマがあって面白いのだけれど皆が同じなんて事になったらつまらない様な気がする。

 振り返ってみたら私の今までの人生も失敗ばっかりでした。思い出すだけでも数えきれない程の失敗ばかりしてきました。

 幼稚園の頃からガキ大将で悪い事ばかりして先生にいつも廊下に立たされていたし、それでも何とか親の意地で受験勉強取り組まされ、何とか進学校の中・高一貫学校に入学して「自分は天才だ!」と思って入学したら「世の中にはこんなに天才が居るんだ!(笑)」と知って愕然として劣等生まっしぐら「それなら俺は足が速いから陸上で頑張ろう」と思って陸上部に入って大事な県大会の400mリレーの2走の選手として出場したものの足を引っ張ってしまい、解説者が「2走の選手が少し遅かったですね~」と解説してるのを聞いてすっかり自信をなくし(笑)

 大学入って何とか一部上場企業に入社して漸く親に心配かけずに一人前になれたと思ったら、その会社にどうしても馴染めず親に知らせず退社して再び親を泣かせ、妻には苦労をかけ(笑)と、それこそ失敗だらけの人生を送っている。

 だけど自分ではその時の失敗を何とか克服しようとする気持ちが今の自分を支えている様な気がする。成功よりも失敗の中にこそ自分を成長させる何かがある様に思います。

 人は必ず失敗します。だけどその失敗を繰り返さない様に努力すれば成長する事が出来ます。

 今年も4月に入って新年度が始まり卒業や入学、入社や退社といった新しい環境の変化を迎えている人も多い季節です。失敗しないように頑張って下さい。そして失敗しても自分を否定せず、その失敗を繰り返さない努力を目指しましょう。頑張れ!新生活。

2017/03/11

6年目の3・11

  東日本大震災から今日でちょうど6年目を迎えます。その前の阪神・淡路大震災の時には震災後半年くらいしてから現地を訪れ、その時点でも被害は震災直後の様子を残していました。

 被害にあった町中を歩いていると建っているビルが傾いている為に自分が傾いている様な錯覚を覚えフラフラしたのを覚えています。東日本大震災の現地には未だ行けていません。

 今回の地震の被害で他の自然災害と大きく違ったのはその規模の大きさと東京電力福島第1原発がもたらした人的災害だと思います。

 2万人を超す被害者を出した超巨大地震は地球規模の地殻変動が今後も起きる可能性があるとの警鐘を鳴らしているのかも知れません。私達が住んでいる地球という星も又、動いているという、知っている様で自覚していなかった事実を思いさらされる出来事でもありました。

 そして忘れてはいけないのは、この地震による被害を長期化している、原発事故です。福島第1原発の復旧はまだまだその工程の半ばでゴールは見えてきていません。現場では危険な作業に命がけで必死に取り組む作業員の懸命な努力が続いていますがその被害は余りにも大きく、まだまだ長い時間がかかりそうです。

 この人が引き起こした人的被害は防ぐ事が出来た事故でした。私達はこの事を真剣に反省し将来にこの負の遺産を引き継いではいけないと思います。今回の大震災はそのチャンスを与えてくれたのかも知れません。大地震は必ず起こる。いつ起こるかは分かりませんがこの地球に住んでいる限りそれは避けられない事です。しかし、人間が引き起こした未曽有の原発事故は避ける事が出来ます。科学の力はその為に使われなくてはいけないと私は思います。

 自然という人が太刀打ちできない大きな力を科学の力で変えようとするのは人のおごりではないかと思います。原子力発電はその危さを秘めている様に思います。そうでなければ未だ被害の全容も把握できず、こんなに復旧に時間が掛かるとは思えません。その為に生まれ育った故郷に帰れない12万人もの被害者の方達の避難生活が6年経った今でも続いています。

 東日本大震災から6年、薄れていく記憶の中で忘れてはいけない自然からの警鐘を持ち続けて行こうと改めて今日、思いました。震災にあわれて貴重な命を亡くされた皆さんに心よりお悔やみを申し上げます。あなた達が命を懸けて教えてくれた自然災害の恐ろしさを未来に引き継いでいきます。合掌・・・

2017/02/27

冬の必須アイテム、ウッドストーブ

 我が家にはウッドストーブが備え付けられています。現在のストーブは2代目のストーブですがアメリカ製のダッチウエスト社の同じシリーズのストーブを2代続けて使っています。

 なかなかの優れものですがその威力を実感したのは他でもないあの3.11の東北大震災の時でした。山梨も大きな影響を受けて市内の大部分が停電して丸一日電気製品が使い物にならなくなりました。

 その日は雪がちらつくとても寒い日でした。震災の夜になっても電気は復旧せずに暗い寒い夜を多くの家庭が迎えなくてはなりませんでした。我が家はこのウッドストーブが有った為に停電しても暖を取る事が出来、更にウッドストーブの炎がチラチラと室内を照らしてくれるので幸いにも明かりも取れ、凍える事はありませんでした。

 「ウッドストーブは良いけど薪集めるのが大変でしょ?」と良く人に言われます。確かに薪の原木を集めたりそれを割って薪造りをするのは大変ですが、私はこの何でも便利でITが発達した世の中で「薪造り」をするというとても原始的で生活に密着した行為がオーバーにいうと、とても今の世の中で大切な事のように感じています。

 最近は家つくりの過程で「薪ストーブだけは必須です」と言われる方が増えています。現在では床暖房とか蓄熱暖房とかACとか便利な暖房器具が溢れていますが何故かここ八ヶ岳南麓ではウッドストーブに根強い人気があります。やはり、周りにこれだけ自然が溢れ木々が濃いと「暖房はウッドストーブ」というのが似合うのでしょうね。

 薪造りが面倒だと思う方には決してお勧めしませんがこのIT化の進むマイホーム造りにあえて手間のかかるウッドストーブも結構、良いものですよ。

2017/01/31

日ノ出と日の入り

 我が家は標高1000mの森の中にあります。毎朝、6時半頃起きるのですが、この時期はまだ日の出前で森の中は薄暗い状況です。朝食を取りながら外を見ると食卓から見える森の向こうから7時過ぎに太陽が昇ってきます。

 そして、日に日にその位置が北側に移動していきます。それでも日によって「アレッ?今日は何だか少し陽が昇ってくるのが遅いな」と思っていると東側にある高い山の頂上付近に差し掛かって陽が出るのが遅くなる事もあります。

 都会と違って周りに一切の人工物がないので森の中から上がってくる太陽は本当に美しいものです。そして、徐々に日が昇り今度は日没の時間帯になると今の時期、太陽は南アルプスの頂きにゆっくり沈んでいきます。日の出と同じように高い山の頂に近い位置に沈むときはいつもより少し早く夕暮れが訪れます。

 南アルプスの山の影が徐々に八ヶ岳に掛り始めると条件さえ良ければ八ヶ岳が夕焼けに染まって真っ赤になり、それはそれは美しい「赤八ヶ岳」の姿にお目にかかる事が出来ます。

 現代は猛スピードで色々な事が進んでいきますが毎朝、ここ八ヶ岳の森の中で見る、夜明けと夕暮れの自然の営みは長年、変わらない時を刻んでいます。

 変革の世の中だからこそ変わらないこの自然の営みが何だかとても嬉しくなります。

2017/01/21

大きな変革の予感

 新しい年が始まり今年は年初から世界的な変革の予感がしますね。新しいアメリカ大統領が誕生しイギリスがEUから離脱し、お隣韓国では大統領が弾劾されました。

 日本でも新しい東京都知事が誕生し新たな価値観で都政を変革しようとしています。更に、長い間引き継がれてきた天皇制に新たな変化が生まれるかも知れません。そうすると私は昭和、平成、そして次の年号の3代にわたる天皇制に生きた事になるかも知れません。

 今年はそんな新たな世界の動きの始まりとなる象徴的な年になるかも知れませんね。新たな変化が生まれる時、そこには大きなエネルギーが生まれます。又、その変化が自分にとって喜ばしい時もあるし、そうでない時もあります。

 私は生まれつきの「のんびり屋」なので日常に大きな変化が生まれるのは余り得意ではありません。そうは言っても仕事でも家庭でも健康でも必ず変化は起こります。だからこそ、その変化に対応すべく努力が必要になります。変化を恐れてばかりいる事も出来ないのです。

 新たな年の始まりに当たって世界的な変化が出来れば大きな希望に満ちた変革になる事を祈りたいと思います。今年も「森の囁き」は変わる事無く八ヶ岳の森の中で私が思った事、感じた事を発信していきたいと思います。

2017/01/07

新年あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。今年も又、新たな年がはじまりました。2017年、今年はどんな出来事が待っている事でしょう。政治の世界では国内外共、どうも色々な変革が起こりそうな感じですね。

 個人的には特段、目標をたてる事もなく、いつも通りの日々を当たり前の様に過ごして行きたいと思っていますが、唯一考えているのは何でも良いから楽しい希望の持てる事をやりたい気持ちが強いのです。

 先の見えない事の多い時代だからこそ希望を持って楽しい時間を過ごしたいですね。皆さんは今年の目標を立てられたでしょうか?今年も「森の囁き」を宜しくお願い致します。

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八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

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