2008/04/12

エコ通勤作戦(その2)

 前回は列車通勤にチャレンジしたが今回は原付バイク通勤である。末っ子の息子が高校を卒業し原付バイクが一台余っている。これを利用しない手はないと目を付けた。もともとバイクは好きだったんだけど昔、お金に困った時に女房と娘に家で一番要らないものは父さんのバイクと言われ泣く泣く手放してから数年・・・又、バイクに乗るチャンスが巡ってきたのである。以前は400ccの中型バイクに乗ってたんだけど今度は50ccのいわゆる原チャリなので中型バイクと同じような加速感と言う訳にはいかないけれど今回はエコが目的なのでいいのである

 で、先日早速試してみた。これも意外と快適でこりゃ最高と悦に入ったのは朝の通勤時、帰りは真っ暗闇の寒風吹き抜ける夜、何もしないのに足がブルブル震えて止まらない。家に帰りついた頃には体の芯からトップリと冷え込んで暫くストーブの前から動けなかった。女房から「バイクもいいけどもう少し暖かくなってからにしたら」と呆れ顔で忠告を頂き内心「そうしようかな・・・」と思いつつ「ウルセイヤイ!」と見栄をはったのでありました。多分、経費的には今のところ一番安上がりかも知れないけど、それなら自転車のほうがもっと健康的だしお金掛からないしと今はちょっと考えている。しかし、問題は現在、家に自転車が無い事である。わざわざ買ったんでは何のためのエコだか分らなくなるのでここは慎重に考えてみる事にした。でも、もしかしたらそのうちに思い切って買ってしまうかも知れません。

 そして究極のエコ通勤は走って10km往復20kmのハーフマラソンを毎日決行することである。これは頭の隅っこには確かにある。あるはあるけどちょっと難しい。なんせ往復20kmしかも帰りは鹿やら狐やらタヌキなら蛙やらアライ熊やらがたむろする森の中の道を懐中電灯片手に走らなくてはならないのでちょっと賑やかだしタヌキが化けた美女何かに出会ったらどんな事になるか分らない。だから止めた。アキラメは人一倍早いほうなのでさっさとこの計画は諦めた。

 今のところデーゼル車(時々、世界初のハイブリッド車がダイヤに入ってくれば乗るかも知れませんが)のJR小海線と原チャリ通勤が自分にとってのエコ通勤になるかも知れません。いつまで続くやら・・・

2008/04/05

エコ通勤作戦

冬の間、密かに暖めていた作戦を決行する事にした。名付けて「エコ通勤作戦」昨年、余りのガソリン代の高騰と地球温暖化抑制に何とか貢献したいという思いと、1人で車を運転して通勤する事への罪悪感と犬が亡くなって散歩しなくなってからの運動不足解消等々、様々の思いが重なって何とか会社に別の方法で行けないかと思っていたのである。そして、最初に思いついたのが列車通勤。

僕の住んでいる長坂町から大泉町の事務所まで約10km、しかもだらだらとアップダウンの続く山道の連続である。幸いその山道に沿って小海線が走っている。これで通勤出来るのではないかと思いついたワケです。家から甲斐小泉駅まで約3kmちょうど早足で歩いて体が温まる距離である。何とかいけるのではと思いついたのは良かったんだけど今年の冬は寒かった!雪も多かったのでちょっと決行に躊躇して踏み切れなかったんだけどここ数日、暖かくなったのでやってみる事にした。

 朝6時半起床、朝食をすませて家を出たのが7時10分、駅までの森の中の道を歩いて小泉駅に着いたのが7時35分、約25分で到着、小泉駅に清里方面の下り電車が到着するのが7時57分、2両編成のワンマンカーなので乗るには前の車両の入り口ドアの押しボタンを押さないとドアが開かない。ドアを開けて乗車券を取って席に着き窓から外の景色を見ること約10分で大泉駅に到着、料金箱に乗車券と料金180円を投入して駅に降り立ち事務所まで歩いて10分、何とか無事到着。よしよし楽勝、楽勝・・・・その日の仕事を終えて真っ暗闇の中を大泉駅に向かい小淵沢方面、上りの20時17分発の列車に乗り込む。そして再び小泉駅に降り立つと辺りは人っ子一人いない真っ暗闇、それでも駅周辺にはまだ少し外灯もあって目を凝らせば何とか見える。問題はここからだ。暖かくなったといっても日がとっぷり暮れた春の高原はまだまだ寒い。しかもその日は強い北風が吹き荒れていた。

懐中電灯片手に真っ暗闇の里山道を歩いていると携帯電話に女房からの電話「買い物にいっていて遅くなったんだけど、どの辺歩いてるの?」「駅から出て直ぐのところ歩いてる」「じゃ、帰りにそのルート通るから拾ってあげる」・・・正直ホッとした。初日からちょっとめげそうになっていたので助かったと思った。

震えながら歩いていると後ろから女房と子供が乗った車が近づいてきて通り過ぎてから止まった。早速、後ろの席に滑り込み「助かった~あったかい~」結局、軟弱さを反省しつつ一日目の決行プランを終了。

小海線、甲斐小泉駅から甲斐大泉駅間、片道180円、往復360円。車で往復すると片道10km往復20km、アップダウンが続く山道なので燃費は7km/リッター位、往復で約3リッター使う計算。リッター130円として約390円、ちょっとだけ列車通勤の方が安い計算になる。しかし、金額よりも健康的だしエコロジーだしなによりこの方が気持ちが良い。

今後も引き続き色々と試していく積りなので乞うご期待!って誰も期待してないか・・・

2008/03/31

舞鶴の松よサラバ

Akamatu 大きな切り株に人が座っていますが、これは地元に立っていた国の天然記念物の赤松を伐った切り株です。何で、天然記念物を?と思われかも知れませんがこの赤松は一昨年、松喰い虫の被害が発見され昨年には枯死宣言がだされていたのですが何せ、国の天然記念物なのでおいそれとは伐採する訳にもいかず様々な手続きを経て先日、伐採の式典が行われてようやく伐採という事になったのです。

 この赤松、萬休院という北杜市のあるお寺の境内に立っており推定樹齢400年以上といわれていました。私も切り株を見ましたがなるほど数えるのが困難なほど年輪が詰まっていました。長い年月を生きていた赤松ですが近年の気候変動には対応する事が出来なかったのでしょう。

 もともとこの辺りには松喰い虫は標高が高く、寒冷地の為、生息出来なかったはずでしたが近年は被害が広がっています。このままではどんどん被害が広がりかねないと危惧されています。

 長い年月を生きてくるのは大変ですがそれを破壊するのは残念な事に簡単です。いつか我々に跳ね返ってくる事です。地球温暖化対策は待ったなしです。

2008/03/23

旅たちの春、変化の季節

20080323_104018859 春ですね~里山の雪もすっかり溶けて景色はすっかり雪景色から変わってしまいました。我が家も一番下の息子がこの春から大学に行くのでもうすぐ寮に入ります。本人は少し不安もあるようですが今は1人暮らしに向けての資金稼ぎでバイトに明け暮れています。

 そういえば私は高校の卒業式には受験で参加出来なかったなあ~先日、息子の同級生が作成した卒業記念のDVD(最近の子供達はこういうのを簡単に造ってしまうから凄い!)を見ましたがまるでプロの様な出来でした。作成した息子の友人はそういう道に進むようです。

 今、振り返れば高校卒業して新しい生活に入る時がなんだか一番ドキドキワクワクしたような気がします。就職する奴もいたし国立の一流大学に行く奴もいたし残念ながら入試に失敗して予備校にいく奴もいたし人生の最初の岐路を迎えていたような気がします。ウン十年前、私も一緒の大学にいく同級生と二人で大学の寮に入寮し新しい生活を始めました。寮ではそいつと同室だったのですが何せ困ったのが土佐弁・・・かつて夏目雅子の映画のセリフで有名になった「おんしゃ、なめたらいかんぜよ」の世界なのでとにかく他人に通じない。これにはホトホト困りました。何せ本人は純正・世界共通語を喋っている積りですから何故、相手に通じないのか分らない・・・いやいや今では笑い話ですが本当に当事は困ってなんだか二人で一日中、寮の部屋に閉じこもっていたような記憶があります。

 大人になりなかなかこういうワクワクするような感覚になる時が少なくなりましたがいつまでも感動を忘れないようにしなくては老けてしまうので自分では気を付けているつもりです。

 そういえば最近、やたらと涙がでる様になり、歳取ったかなと思っていたら花粉症のせいでいつも目は赤く痒くて出来る事なら取り外して洗いたいような気がしているし、目の手術をした時に先生から涙が出やすくなりますよと言われていたのを思い出し、そうか歳のせいじゃ無かったんだと安心しました。

 先日、高知に帰ったときに電車の窓からはやくも桜が咲いている風景を見かけました。高知は早いですからね。八ヶ岳の桜はまだまだですが冬が寒くて雪が多ければ多いほど春が待ち遠しくなるものです。さあ、これから本当の2008年が始まるつもりで心をリフレッシュして頑張りましょう。さあ、今年は何を楽しみにやるかな~・・ウン、あんたは充分遊んでるってか・・

2008/03/15

なんで0円?

 最近よく耳にする「0円」もしくは「○○料サービス」というキャッチフレーズにどうも抵抗を感じるのです。例えば一時期、流行した「携帯電話0円」の謳い文句、何のことはない私も会社の携帯をそのサービスを利用して買ったのですが実はその時にちょっとしたショックを受けたのです。同じ系列のある店では確かに0円なのに別の店に行くと同じ電話がウン万円するのです。もう頭の中は???です。

 まあ、しかし落ち着いて考えてみればどんなにキャッチフレーズで「0円」と言ってみたってこんなに高性能な携帯電話が0円で出来るわけがなくそれには当然、販売店のカラクリがある訳で、そんな事はよく考えれば当たり前なのですがそれが当たり前に思わなくなるのが現代の魔法というか価値観を狂わせる危険性を孕んでいるように思うのです。

 もし私がこの高機能な携帯電話の生産や開発に関わっている人間ならそれを「0円」で売ると言われたら多分「冗談じゃない!」と絶対思いますね。苦労して開発して生産したものが何故0円なんだと言いたいですね。そりゃメーカーと販売店との契約できっとその辺は旨く話が出来てるんだとは思いますがそれでも納得いかないのが人間というもんです。私は嫌ですね。

 建築でも相談料無料とか坪単価○○円とか色々な誘い文句でお客を掴もうとしていますが、人に錯覚を与えて契約を結ぶやり方は物造りをする人間には許されない方法だと思います。我々造り手側も色々と工夫して出来るだけ安く良い材料を工夫して使ってコストを抑えようと、それは当たり前の事としてやっています。だけど費用が掛かるものをいかにも掛かっていないように錯覚を与えて売るのは良いことではないですよね。

 お金がかかるものは「掛かる」として理解した上で話し合いをしないと何が本当なのか分らなくなると思うんです。そうしないと結局一番、負担を強いられるのは現場で働いている実際にお客様に関わる仕事をする人達になるのは分りきっている事です。

 他にも「配送料無料」とか「格安航空券」とかすごく得したような気になりますが良く考えてみたら配送料無料なんてありえない訳ですよね。誰かが動いて配達してくれている訳ですから費用は絶対掛かっている訳で誰かがそれを負担している訳です。格安航空券だってジェット機が飛んでいる以上タダみたいな運賃なんて有り得ない訳でどこかで誰かが負担している訳です。

 それが廻りまわって結局自分に降りかかってくるように絶対なっているのです。それが中々一般の人達には見えてこないのです。

 私は物の価値観を正しく判断して安くする工夫はもっと別の次元で考えないと大きな過ちを犯す事になるような気がします。効率よく生産してコストダウンを計る工夫こそ大事ですが苦労して作った物の価値を否定されるような世の中は決して正しい世の中ではないと思うな。ウン。

2008/03/09

春めいてきました。

 このところ暖かい日が続くようになり森の中の雪も徐々に融けてきました。この時期は森の変化も日々大きくなるので楽しみです。雪が積もって全く見えなかった地面が徐々に穴が開いたように所々見え始めたかと思うとその穴がみるみる広がっていきます。

 森の中の道も除雪車が雪掻きをしてくれる一車線分しか空いていなかった道幅が雪が融けてくると「あれっ」こんなに広かったんだと驚かされたり結構、曲がりくねっているもので除雪車が除雪してくれた道のルートが実は道の曲り方と違っていたりして不思議な感覚を味わいます。もっともいつも通っている道がどんなに曲っていたかも覚えていない方が可笑しいのかも知れませんが・・・

 朝、ダイニングから見る日の出の位置が段々、北側に移っていくのも面白いですね。隣の家の北側の屋根には、まだ20cm程の雪が乗っていますが先日半分程が雪崩を起こして落ちました。残りもそろそろ落ちる頃でしょう。

 夜、仕事を終えて帰ってくる途中の自宅傍の森の中の道では鹿の群れにいつも会います。10頭程の親子の群れで出来るだけ驚かさないようにそっと脇をすり抜けるのですがすり抜けながら森の中を覗くと他にも何頭かの姿が森の中に佇んでいます。

 もう一つ気を使うのが近所のネコの家族です。最近、さかりがついてよく夜の道の真ん中で大騒ぎをしており危なくて仕方ありません。側溝に飛び込んだり道に飛び出して来たりして動きが予想出来ないのでソロソロと通り過ぎないと危ない危ない。

 そういえば先日、家に見知らぬネコが訪ねてきて息子が家に入れてやったもんだからすっかり調子にのって半日、ストーブの傍でヌクヌクとして餌と水をたっぷり腹にしまい込んで暫らく息子と一緒にコタツの傍で寝て元気になったと思ったら夜、さっさと暗闇の森の中に消えて行きました。明日になったら近所の家にネコが家出していないか聞きに行こうと話していたのですがどうやら余計なお世話だったようでその後も時々家の周りに顔を出しています。どうも奴はまんまと散歩途中で餌と水をくれる便利な中継基地を見つけたといったところのようです。

 3月に入りようやく春の兆しが見え始めそろそろ私も今年の作業を始めなくてはなりません。そうです一昨年からいじり始めた家の改造がまだまだ残っているのです。というか完成しないのでは?と少し不安を感じています。何がなんでも今年中には目途を立てないと本当に完成しないかも知れないので頑張らなくては・

2008/03/02

「偽」に近づくな

「偽」最近、何かと話題の言葉ですが今年も流行るのでしょうかね。この言葉が流行るのも困ったもんですが昨今なにかと取り挙げられることが多い言葉です。これもメデイアが発達して情報がお茶の間に溢れる様になった事も一因となっているのでしょう。

 一人の人間を取り上げた時にこの人の本心を知ると言う事はとても難しい事ですよね。以前、どこかの会社が謝罪会見している時に頭を下げながらうっかり呟いた言葉が高性能マイクに拾われてしまいこの人が頭を下げながら実は何を考えていたかが分かってしまいましたがある意味これはこれで怖い事ですね。

 私は人間誰しも人に知られたく無い事や言えない事の一つや二つはあると思います。これは「偽」とは又別の次元の事ですけどね。私なんか自分でもどうしようもない俗人ですのでそれこそ「これだけは・・・」なんて事が一杯あります。でもある意味、だから人間って面白いと思うのですよね。普段、苦虫をつぶしたような強面をしている人が家ではどうしようもない子煩悩だったり逆に、人前ではものすごく良い人なのに裏に廻るととんでもない悪人だったりとホント人間って分からないですよね。   だからその人の本心を知りたくなって色々と探るわけですが本当の事は本人にしか分からないですし逆に本人だけは自分の気持ちを「偽装」しているかどうか分かっているのですよね。

 でも自分の気持ちを偽装しながら生きていくという事は何だかとても辛そうですね。出来れば正直に生きた方が楽そうです。今、世の中に求められているのは色んな事情があっても「偽」はやめて正直にやりましょうよということですね。私もこれから(別にいままでも正直に生きてきたつもりですけど・・・)「偽」を取り繕わなくてもよいようにしなくてはと思っています。

 今ふと思い付いたけど恋愛なんかもじつに「偽」が似合いそうなジャンルですね。この人は本当に私の事をどう思っているんだろ?好きなのか嫌いなのかあるいは何とも思っていないのか?この駆け引きは正に「偽装」かどうか見破る技の応酬のようなものですね。二股や不倫なんてのは偽装そのものだったりする訳ですね。

 政治家なんてジャンルも「偽」が似合いそうなジャンルですね。記者会見や国会答弁を聞いていると本当は違うんじゃないの?何て思う事が多々ありますよねこれって偽装発言ってことでしょうか?

 字は似てても「擬似体験」の「擬」や「仮想」の「仮」なんてのは曖昧な雰囲気がして棘がないですね。

 例えば私の大好きな映画なんかは正に擬似体験そのものですね。時空を越えていったり宇宙に飛び出したり大悪党になったり大統領になったりと自由に疑似体験をさせて貰えます。だからきっとやめられないのでしょうね。 

 しかしこと商売に関して「偽」というのは儲かるようで中国の偽装ブランド品とか映画でも盗撮による偽装DVDとかが出回っています。これは困りますよね。折角積み上げてきた実績とか研究や努力を何の苦労もせずに盗むわけですからこれはいけません。消費期限とか原産地表示偽装とかとは又違った意味で許されるものではない行為です。

 まあ、いずれにしても「偽」には近づかない事ですね。「偽」を見破る技術もこれからは必要かも知れません。そうする事によって「偽」に近づかずに済むかも知れません。

2008/02/23

真冬の八ヶ岳から南国高知へ720KM

用事があって高知に帰ってきました。真冬の八ヶ岳から南国の高知まで約720KM往復1440KMの旅です。小淵沢ICで中央高速道路に乗り岡谷JCを経て小牧から名神道路に入り京都、大阪を経て山陽道路で岡山まで行きそこから瀬戸大橋を渡り高松道、高知道を経由して南国ICで降ります。

 一人で帰ったので道中の運転は代わりがおらず、ず~と一人で運転です。34日の旅とはいえさすがに往復運転するとへとへとに疲れます。しかし、八ヶ岳から高知まで移動していると日本は本当に縦に長い国だと思います。道中は色々な気候の変化にさらされます。

 小淵沢ICから岡谷JCを経て恵那トンネルを越えるまでは南アルプスから中央アルプスを通過していく正に絶景の冬山の厳しい景色が広がります。そして小牧に近づくにつれ段々廻りの風景は温暖な景色に変わり名神高速に入ってからは暫くは都会の景色が広がりますが進行方向が徐々に北側に変わり関が原付近は天候不良になる事が多く、特に冬季は吹雪にさらされる事が多くなり普段でも渋滞の多発地帯です。京都から大阪まで直線的な道が多くスピードも出がちです。ちょうどこの辺りが高知までの中間点になります。

 大阪の万博広場の前の太陽の塔を見ながら神戸方面に進むとやがて山陽道への分岐点が現れます。山陽道に入るとトンネルが多くなりFM放送も入りにくくなります。そして岡山を過ぎたあたりで瀬戸大橋への分岐が表示されます。瀬戸大橋は渡る時に気を付けないと橋の上が横風が強くてうっかり景色に見とれていると一車線くらい吹っ飛びますからご注意を・・瀬戸大橋を渡りきるとここで初めての料金所が現れます。瀬戸大橋を渡った確認のための料金所です別に高速道路を降りる訳ではありません。料金所をすぎると直ぐに右側に「讃岐富士」という富士山に似たおわん型した山が見えます。そしてそこから高松道に入り暫く走ると高知道と愛媛道に分岐します。

 高知道にはいると今度は20個近い連続したトンネルが続きます。四国山脈を横断するのです。今回はこのトンネルの間はずっと吹雪でした。高知道のトンネルは未だ完成していない区間があり途中は対面通行になっているので神経を使います。トンネルには番号が表示されていて後いくつかが分かるので数えながら通過するのも楽しいですよ。そして連続したトンネルが漸く終わると南国ICです。やっと高知に着きます。南国ICで降りなければ次は高知ICになります。

 昔は高速道路も所々で切れておりその度に一般道路に下りて次の高速道路までえっちらおっちら走らなくてはいけませんでしたが今は小淵沢ICから南国ICまで高速道路に乗ったまま行けるので本当に便利になりました。でも以前の一般道路を乗り継ぐのもそれはそれで楽しかったですけどね。私はこれ以上道路は便利にならなくても良いと思っています。もう充分です。それよりもっと福祉に予算を使って欲しいと思います。

2008/02/15

実はカタログ大好きです。

 実はカタログが大好きです。当然、興味のあるものに限られるけど例えばバイクや車、カメラやテレビ等その時に興味があるものを比較検討するアイテムとして各社のカタログを取り寄せて眺めるのが何故か大好きです。

 各社それぞれのスペックがありそれを比較検討しそのスペックの裏に隠された(笑)性能の違いを引き出して一人密かに納得していく過程がたまらなく好きなんです。もしかしてオタク?かも知れないと思うときもあります。

 しかし!これがピークを過ぎて検討しつくして自分の中で決めてしまうとこれが全く興味が無くなるのはどうしてでしょう?本当に全てのカタログを捨ててしまいます。何故だか自分の中で結論を出してしまうと全く関心がなくなるのですから自分でも不思議です。あんなに毎日飽きもせずに眺めていたカタログを開く気さえ無くなってしまいます。不思議ですね~。

 子供の頃から夢中になるとすっかりその世界にのめり込み廻りが見えなくなるなんて事がありましたがこの癖は年齢には関係無いようです。そう言えば我が家の3人の子供達も大なり小なりそういう傾向があるのは親の血を引いたのでしょうかね。

 しかしパンフレットというのはその会社の姿勢が分かりますね。いかに端的に分かりやすく説明するかが勝負の分かれ道ですね。いくつもの会社のパンフレットを比較検討していると何となくその会社の思いが分かってきます。ある会社はとにかく硬くスペックに自信があって性能勝負!っていうような構成だったりある会社はイメージ戦略で性能は二の次で高級でトレンンデイなイメージを前面に打ち出して消費者を取り込もうとしていたり、ある会社は一体なにを言いたいのかさっぱり分からないパンフレットだったり、そういうのを眺めているだけで楽しいのですから安上がりです。

 「このパンフレットを制作した会社は中々スルドイゾ」なんて関心したり「この企画会社は製品の事を全く理解してないな、きっとやっつけ仕事で作ったんだろな」なんて事も考えたりして楽しんでいます。女房からは「よく毎日、毎日同じパンフレット見ていて飽きないわね」なんて皮肉を言われていますが飽きないからこれが不思議ですよね。但し、決定するまでの間ですが・・・

2008/02/10

今年は雪が良く降ります。

Yuki 今年はよく雪が降ります。昨シーズンは全く雪が降らなかったのと大違いです。地球温暖化が進むと旱魃と豪雨を繰り返すと言われていますが何となくいやな雰囲気です。そういえばアメリカでは季節外れの竜巻が暴れてかなりの被害が出ているようです。

 私が今読んでいる本では将来の地球像を予測しています。例えば我々が経済の発展と共に排出したフロンガスを例にとるとこのフロンガスがオゾン層に到達するには数十年の時間がかかるそうです。このフロンガスが我々を紫外線の影響から防いでくれているオゾン層を破壊します。つまり今問題になっているオゾンホールの拡大は実はこれからが本格的になってくるのです。このフロンガスは開発された当初は将来に計り知れない可能性を生み出す画期的な発明ともてはやされました。その時期、よもやこの画期的発明となったフロンガスが地球の環境に深刻な影響を与える結果になるとは誰が想像したでしょうか?結果的に人類の経済発展と環境破壊は表裏一体のものとなってしまっています。 

 今、我々に出来るのはやみくもに経済的発展を望むのではなく地球上に棲む多くの生き物の一つとして宇宙船地球号の環境回復に努め共に共生する道を早急に探らなくてはなりません。その為には経済的発展を一度見直す事も大切だと私は思います。そうしないと未来の子供たちにとんでもない負の遺産を残す事になりかねません。

 私は今、事業としてペレットストーブの普及に取り組んでみようかと思っています。まだ、始めたばかりなのでこれから色々な知識を得て方向性を探っていかなくてはなりませんが化石燃料に依存せず出来るだけ地元の山の木を利用することで今まで活性化しなかった間伐事業が進み森林資源の需要促進に道が拓ければ荒廃化した山の資源の世代交代が進みCO2の固定に繋がるのではないかと期待しています。

 そろそろ我々もお金だけではなくてお金はなくても豊かな暮らしが出来る方法を探らなくてはならないんじゃないでしょうか?一番よいのは自給自足の暮らしを心掛ける事だと思います。今、日本の食糧自給率はとても自給自足できるレベルではありません。今回の中国産ギョウザの問題から分かったのは我々が食べている食材の中国への依存率がこんなに高いという事でした。それは安いという事から来ているのだと思いますが、我々は安いというだけで自給自足の道を放棄してはいけないと思います。

 日本にはまだ豊かな自然が残っています。この自然を生かして里山の暮らしを取り戻し食料の自給率を高め地産地消の食物連鎖を繋げる事が出来ればそれが一番豊かな暮らしといえるのではと思います。今から始められる一歩をとにかく地球上の人類全てが踏み出す事が未来の地球を救うことになります。

 何て事を氷点下13度の寒さに震えながらぼ~と考えています。

アシストのHPへ
八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

プロフィール

フォトアルバム

kikori

フォトアルバム