2021/01/08

2021年明けましておめでとうございます。

新型コロナ感染拡大に翻弄され続けた2020年が終わり新たな年2021年が始まりました。今年は年初から又、新型コロナの爆発的な感染拡大に驚かされてしまい、波乱の年初めとなりました。何とか今年こそ、このウイルスに打ち勝って再び平和で穏やかな日常が取り戻せることを願わずにはいられません。今、私達が出来るのは感染拡大につながる様な行動を控えて自分達で出来る事を守り続ける事しかないですかね。今年も普段の思いをこのブログに呟いていきたいと思いますので宜しければ時々覗いてやって下さい。今年もどうぞ宜しくお願い致します。

2020/12/29

2020年を振り返って

2020年は本当にコロナに始まりコロナに終わりましたね。まさかこんな事が起こるなんて考えてもみませんでした。今年を振り返って超私的な2020年重大ニュースです。

①新型コロナの影響で建築資材のサプライチェーンが途切れ建築資材が入荷せずにマンション等の引き渡しが出来ず建築業界も大きな痛手を被る:建築資材の一部の生産を中国が担っていた為に換気扇やトイレ、キッチン等の建築資材が入荷しなくなり建築中の建物が完成出来なくなる事態を招きました。

②東京オリンピックの延期が決定:同じく新型コロナの感染拡大により今年予定されていた東京オリンピックが来年に延期されました。来年、無事開催されるかどうかは今後の世界の感染状況に大きく左右されるものと思われます。

③劇場版「鬼滅の刃」無限列車編が日本映画興行成績で一位になる:新型コロナでただでさえ「おこもり」が増える中この映画は今年、日本中でヒットして記録を塗り替え今まで考えられなかった程、シアターでの上映回数が交錯し近くの映画館でも一日20回近い上演回数が続いていました。

④アメリカ大統領選挙大荒れ:今年行われたアメリカ大統領選挙で現大統領のトランプ氏がバイデン候補と熾烈な選挙戦を繰り広げ僅差でバイデン氏が大統領に選出されましたがトランプ大統領は未だに選挙結果を受け入れず選挙で不正があったと主張しつづけています。第二次世界大戦後、世界の民主主義をリードしてきたアメリカ合衆国でまさか投票で選ばれた大統領を現職大統領が認めず、それを支持する民衆と世論を真っ二つに分けた争いが繰り広げられるのを目の当たりにしてこんな事が自由の国アメリカで起こるとは考えてもみませんでした。現在のアメリカでは「ノーサイド」という言葉は通用しないようです。

⑤NHK大河ドラマが出演者の不祥事と新型コロナの影響で年内で完結せず年明けまで続く:本当に超私的で申し訳ありませんがNHK大河ドラマは私の中で子供の頃に見た「忠臣蔵」がその最たるものでしたが、とにかく年末にその年のドラマが終結し年明けから新しいドラマが始まり又一年が始まるというのが定番でした。それが今年は年を跨いで放送されるという何とも言えずスッキリしない感じなのです。今年は新型コロナの影響で大河ドラマに限らず色々な映画やドラマが撮影継続する事が出来ずに途中で中断や延期になる事が多く異常な進行を余儀なくされました。

⑥森の中の元、我が家のログハウスが映画の舞台となりました:森の中に建っている元我が家のログハウスは本当に森の中の行き止まりの敷地に建っている為に時々、雑誌の撮影等に使われていたのですが一昨年、映画の撮影に使われる事になり今話題の俳優さんと著名な監督さんが来られて撮影が行われました。その後、中々公開されずに「何時公開されるんだろう?」と思っている最中にこのコロナ騒動になり「これはもしかしてお蔵入りか?」なんて思っていたら先日、やっと公開が決まり映画が日の目を見ました。ネタばらしになるので映画の名前は伏せておきますが現場で見た女優さんは本当にカワイイ綺麗な人でした(笑)わざわざ挨拶もして頂き感激でした(爆笑)ちなみに映画は余りヒットせずに現在は上映されていない様です(笑)勿論、私は映画館に見に行きました!

以上、今年は本当に新型コロナに影響された話題が多かったのですが来年はきっと世界中がこの新型コロナの感染に打ち勝ち、その終焉を見る事が出来て又、新しい希望に満ちた年を過ごせることを祈っています。皆さん、今年も拙いブログを読んで頂き有難うございました。どうぞ良いお年をお迎え下さい!

2020/11/21

withコロナの生活

 今年2020年は新型コロナの蔓延に振り回された年でしたね。今年もあと1か月となりましたが未だにその蔓延の収束は見受けられません。ウイルスは人間の移動がその蔓延を引き起こす原因の一つのなるので厄介な病気です。

 新型コロナウイルスの蔓延で八ヶ岳周辺にもちょっとした変化がありました。大都市、東京から近いという事もありリモートで此方で滞在しながら仕事をする方や、都会での混雑した生活の中で新型コロナの感染を心配した方が八ヶ岳の別荘にこられて長期滞在をするといった生活を選択される方が増えました。

 その為に当社もリフォームの問い合わせや依頼が例年よりかなり増えて対応に四苦八苦しました。

 小さな小さなウイルスがこれだけ世界中の人間に影響を及ぼすというのは本当に脅威ですね。先日、アマゾンの先住民の間でも新型コロナウイルスが広がっており、このケースでは感染防止の手立てがないという記事を目にしましたが正にその通りですね。

 人間の社会活動がこれだけ活発に拡大し経済活動も多岐にわたり地球上の人の移動も早く遠くまで移動出来るようになり、その中でその活動や移動をあざ笑うかのようなウイルスの出現に人々は戸惑ってしまいます。

 今までも天然痘や麻疹といったウイルスを原因とする伝染病を人類は何度か経験してそれを克服してきましたがウイルスは動物から動物へと伝染したり動物から人、更に人から人へと伝染する性質なだけに人間が集まって暮らすようになればなるほど拡散のリスクは避けられないようです。

 しかしながら色々と情報をみてみるとウイルスは何も悪いものばかりではなく人類の進化にとっては無くてはならない有益なものの様で、むしろ有益なウイルスの方がはるかに多いようなのです。知らなかったですよね。

 それにしても今回の新型コロナウイルスの蔓延は現代の社会生活の仕組みがいかに複雑で脆いものなのか知らされました。人の行き来に制限が掛けられることでこれ程、経済が打撃を受けて人々の暮らしに多大な変化をもたらしてしまうという事に今更のように気づかされてしまいました。

 そしてその中での一人一人の人間の行動がどれだけ他の人の健康に影響を与えてしまうのかという事を考えさせられました。

 政治の世界でも各国の首脳の新型コロナ感染拡大に対する政策の違いが共感を生んだり逆に反感をかったりしていかにその国の政府がこの危機にたしてどう対応するかで人々の暮らしが左右されるかという事にも気づかされました。

 今回の新型コロナウイルスは研究者の努力によってワクチンの開発が進んでいて、そろそろ有益なワクチンが開発されそうなニュースが流れて来ていますが早く安全なウイルスが開発されて全ての人に接種が進む事を願いたいですね。それまでは我慢の生活が続きそうです。

2020/10/28

暮らし方の変化

 今年もはや2か月を残すところになりましたが、どうも今年は新型コロナ感染拡大の関係で色々な事が変わってきて変化の多い年の終わりに近づいている様に思います。

 最近では「鬼滅の刃」の爆発的なヒットで連日、映画館が満席とかで、FMからも毎日この映画の主題歌が流れてきて、孫達からも「じいじい。きめつのやいばってしってる?」とショートメールが送られてきて、そのアニメのグッズをせがまれております。

 映画の大好きな私ですが映画館がこれほどの上映スケジュールで公開されるのは見たことがありません。なんだか、何が起こるか分からない時代です。

 私も、未だに外食は気が引けて、あまり行けませんが、たまに女房と近くのショッピングモールのフードコートとかにいくとガラガラで「どうしちゃったんだろ?」といった感じです。

 仕事上でも出来るだけメールで済ませられる仕事はメールで済ますようにして会議も「リモート」だし、イベントも「リモート」での開催となり何だか不思議な感じがします。

 設計の仕事も相手方とは出来るだけメールでのやり取りが増えて来て段々、人との対面での打ち合わせが少なくなってきて、それも何だか物足りない気がします。

 この先、いつもまでもこの状況が続く訳でもないのですが、人って一度、暮らし方が変わると又、元に戻るまで少し時間や気持ちの切り替えに手間取るのは普通ですよね。これも慣れなのでしょうが、少し元に戻るまでは時間がかかりそうです。

 それでも日常の時間はいつもと変わらず刻まれていくので、その中で何とか、今自分で出来る事を一日、精いっぱいやっていくしかないのだと自分に言い聞かせております(笑)

 最近、小野寺S一貴さんの「妻に龍が付きまして・・・」という本を読みました。自分の奥さんに龍が取りついて、その龍の教えに戸惑いながら暮らしていく旦那と奥さんの話なんですが、これが面白くて一気に読んでしまいました。

 何だか、今の世の中に暮らしていく上で大切な事を教えられたような気がします。色々と変化の激しい昨今ですが変わらないものはあるんだと信じて暮らしていくのも楽しいかも知れません。

2020/09/26

地域猫の暮らし

Photo


当社の事務所の廻りには何頭かの地域猫が暮らしています。飼い主がいる猫もいるし何処からかやってくる宿無し猫もいます。子猫連れのもいて、小さな子猫を何匹が連れてくる母親もいます。

 出来るだけこの子猫たちを捕まえては里親を探して貰って貰うようにしていますが、それでも毎年周りに集まってきて「招き猫」をやってくれています。

 彼らの暮らしぶりを見ていると昼間は事務所の廻りで昼寝をしたりご飯をねだったりゴロゴロしたり気儘に暮らしています。

 困るのは事務所の入り口ドアが外開きなのですが、その前でゴロゴロひっくりかえるのでドアを開ける時にズリズリと猫をドアごと押しのけながら開けないと開かなくなります。

 それでも、隙をみて事務所内に逃げ込んでくる奴がいて、中に入るのは全然構わないのですがこれが隅っこの書類が入った箱の中とか狭い戸棚の中とかに入って、ちゃっかり寝込まれてしまうと何処に隠れたのか分からなくなってしまい、しまいには猫を閉じ込めたまま留守してしまうと、ご飯もトイレにも行けなくなってしまうのが恐ろしいのです。

 以前にもお話した事がありますが、1回、事務所から帰る時に猫を中に閉じ込めたことに気が付かずに鍵をかけて警備会社の警報をかけて退社したところ、夜中に警備会社から電話がかかってきて「事務所内に賊が入っている模様なので至急、来てください!」と呼び出され慌てて駆け付けたところ、中に警官と警備会社の方が猫を抱いて立っておられて「これはお宅の猫ですか?どうやらこの猫が夜中に事務所の中を動き回り警報が作動したようです。気を付けて下さいね」とお叱りを受けてしまいました。

 それ以来、猫の侵入には少し気を付けています。しかし、世界中に猫がいて彼らは人間と長い共存の歴史を経てきて、共に生きて来た生物なのですね。動物写真家の岩合さんも世界中の猫の姿をとらえた写真集をだされておりTVでも良く猫を求めて世界中を旅しておられるのを観ます。当社を訪れる皆さん、事務所の前には猫がたむろしておりますが、気を付けてお入り下さい(笑)

2020/08/07

最近思う事(おじさんの呟き)

どうも最近、気になって仕方ないのですが歳を取ってきた所為か、どうもTVの報道や巷の漏れ聞こえてくる話の中でカタカナ英語まじりの単語が気になってしかたないのですが、皆さんは気になりませんか?

 例えば新型コロナ感染拡大関係のニュースで「東京アラート」「ソーシャルデスタンス」「Go To キャンペーン」等、どれも分からないではないですが何故「東京感染警戒」「人との間隔確保」「旅行に行きましょう」とかではダメなんですかね?そういう感想そのものが既におじさん?なのでしょうか?どうも最近はやたらカタカナ英語が流行していて物事の本質そのものが良く分かっているような分かっていないような気がして仕方ありません。

 「ソーシャルデスタンス」も元々は心理学や社会学のような学術的な人と人の距離の取り方が及ぼす心理的な影響をとらえた言葉だと思っていました。その中でソーシャルデスタンスというのは初対面の様な比較的あまり親しくない関係の人同士がとる距離感とされています。つまり適当な距離をとる人間関係という事で具体的には2~3m程度という事ですかね。

 他にもコロナ関係ではなく良く使う言葉に「オフレコでお願いしますよ」なんてのも良く使われますが、日本語では「他言無用でお願いしますね」という事になるんでしょうが、これも本当は「off the record」つまり記録を取らないで下さいね。公表しないで下さいねという事で逆は「on the record」になるんでしょうがこれは「オンレコでよいですよ」とは言わないでですよね。

 どうも自分があまり英語が得意ではないので思うのかも知れませんが、ここは日本語でも良いんじゃないですか?と思うところで敢えてカタカナ英語が使われる機会が多くて、もっと日本語を大切にして欲しいと思う事が増えてきました。

 笑われるかも知れませんが最近のミュージックシーン(これもカタカナか)でもやたら英語の歌詞が増えてきて何を歌ってるのか殆ど聞き取れない(笑)曲が増えて来てませんか?単に耳が遠くなってきた(笑)という話もありますが・・・きっと作詞家の方の苦労も大変だなと思います。

 私は高知県出身なので地元言葉は高知弁になります。有名な映画のシーンで「なめたらいかんぜよ!」というのがありましたがこれももう殆どの方が知らないでしょうね。亡くなった名女優 夏目雅子が扮する土佐の侠客、鬼龍院政五郎の妻、花子の生涯を描く「鬼龍院花子の生涯」でヒロインの放ったこの言葉が当時は随分、流行しました。

 今でも地方に行くと地元の言葉が耳にやさしく聞こえますが、昔、初めて沖縄に行った時に、沖縄はまだ観光地の整備があまり進んでなくて町で出会ったオバアに道を尋ねたのですが、全く言葉が分からずに苦労した思い出があります。でもイントネーションはとてもやさしくて耳触りの良い言葉でした。

 出来ればこういう大切な言葉をいつまでも大事に出来る文化が生き残ってくれれば良いなと思うこの頃です。

2020/06/06

緊急事態宣言解除後の様子

ここ、山梨県北杜市も新型コロナウイルスの拡散防止による緊急事態宣言が漸く解除されて、徐々にではありますが人の動きが戻って来ました。

 子供達も学校の授業が徐々に再開されて通学路をマスクをして並んで歩く姿が見られる様になりました。電車の中も学校に通う高校生達の姿が戻って来て、友達に会うのが楽しいのか電車のなかで大騒ぎ(笑)している姿も徐々に戻ってきました。

 それでも一度離れてしまった観光客が戻ってくるのには時間が掛かると思われます。山梨県では今でも感染が納まらない地域から不要不急の目的で山梨県を訪れる方達の移動自粛をお願いしています。

 又、山梨県は葡萄、桃、サクランボ等の果物生産のメッカですがこの騒ぎでこれらの果樹や農産物の行き先が無くなってしまい途方に暮れている方達もいます。

 果樹や農産物は自然の生き物ですので生産を調整するのがとても難しいようです。特に山梨県でも観光農園を営んで居られる方達は基本的に出来た果樹等を訪れた観光客の方達に収穫して頂くのを目的で生産していたので頭を抱えておられます。

 緊急事態宣言が解除されても根本的なウイルスに対抗するワクチンが開発されない限り第2、第3の拡散の波は避けられないと思います。

 今、私達が出来る事は出来るだけ拡散を抑える自発的な行動をとるしかないと思います。出来るだけ多くの人と接触しない、手洗い、消毒を行い感染を防ぐしかないですね。

 本当は人間として多くの人達とコミュニケーションをとり活発に活動するという本能からは逆の事をしなくてはならないので辛いところですがここは我慢ですね。

 最後になりますが知人からの連絡でひとつご紹介したいのですが、これらの困っている果樹園の方達の活動を援助して頂けるなら山梨県北杜市明野町の明野さくらんぼ団地のHPを見て頂いて応援して頂ければ嬉しいです。

 明野さくらんぼ団地の方達は今まで観光農園を営んでおられましたがコロナ騒動で観光客が来なくなってしまい、収穫の時期を迎えたサクランボの出荷に困って今年からネットによる注文受付・発送を始めました。私も子供達に注文しましたが、明野のサクランボは大きくて甘くて美味しいので良かったら覗いてみて下さい。

まだまだ気を緩めることなく頑張りましょう。

2020/05/06

緊急事態宣言に思う事

世の中「新型コロナウイルス」の感染拡大に伴って政府が緊急事態宣言を出す事態となり否が応でも緊張する状況が続くようになりました。私は戦後生まれなので戦時中の緊急事態宣言は知りませんが自分が生きている間にこんな緊急事態宣言を聞くことになるとは思いませんでした。近年では東日本大震災に続く辛い出来事の様に思います。

 多くの方が罹患し亡くなられた方も大勢おられて本当に何気ない日常が送れることがどんなに幸せな事か心より思います。昨年もそうでしたが地球温暖化の影響で災害が広く地球上にもたらされる様になり日本も毎年、大きな台風の被害を受ける様になりました。

 こうした日常ではない緊急事態に陥った時、人はそれぞれどのような行動をとるか?被災地ではないにも関わらず他人事とは捉えずボランティアとして駆けつける人がいれば、自分達とは関係無いと言って普段通りの生活を送る人もいれば、何とか自分達で出来る事はないかと色々とアイデアを出して一生懸命応援する人もいれば、政府はなにやってるんだとSNSに描き込み痛烈な非難を浴びせる人もいます。

 かく言う自分もTVの報道を見ながら「ありゃ駄目だ、どうしてこうなるんだ」と文句の言いっぱなしです(笑)私自身も事情があって何が何でも新型コロナウイルスに掛かる事は避けなくてはならない状況なんですが(事情がなくても避けなくてはなりませんが・・・)そうは言っても仕事は続けなくてはなりませんし、なるべく家でじっとしていなくはなりませんが週に1回は一週間分の食料を買い出しに行かなくてはならないので出掛けます。

 勿論、外出から帰ると手洗い、消毒、うがいは欠かさず行っています。家では出来るだけ大好きな映画を観たりして過ごすようにしていますが出来れば映画館で早く楽しめるようになれば良いなと思っています。近所の映画館も勿論、閉鎖されており、そんなに大きな映画館ではないので経営は大丈夫なんだろうかと心配しています。

 予定していた緊急事態宣言の期限を明日に控えて政府は期間の延長を発表し、ますます人々の暮らしは大変になりました。日本人は忍耐を重んじ我慢が出来る人が多いと海外では良く報道されますが私もそれはそう思います。しかし、それも何時迄?という事が分からないと辛いですよね。「もう少し、もう少し」と言われれば我慢するのが日本人かもしれませんが、一日でも早くその収束の出口が見える日がくるのが待ち遠しいですね。

 大阪府はHP上で「大阪モデル」という自粛要請・解除の基本的な考え方を発表しました。大阪府の知事さんは色々なアイデアや知恵を絞って本当に良く府民の事を考えた地方自治を行っていると感心します。やはり人は何らかの目標が示されれば「頑張ろう」と思えるので素晴らしいアイデアだと思います。

 緊急事態はまさに普通とは違う状態を表している訳ですからこういう時程、人間性が問われる時だと思います。自分勝手な行動は避け医療崩壊を起こさないよう感染に注意して日常を過ごして落ち着いて感情的にならずに一日を過ごしたいものです。と、最近自分に言い聞かせております。ハイ。

2020/04/03

新型コロナウイルスについて思う事

 今年の春は東京2020オリンピック・パラリンピックを間近に控え、華やかな春になるかなと思っていたら新型コロナウイルスの世界的な流行でとんでもない事になってしまいました。

 山梨県でも感染者が見つかり連日の報道は過熱気味です。この騒動を見ていて思う事があります。昔のペストや天然痘、コレラと言った感染症が流行した時代と違い、今は誰でも世界中、どこでも短時間に自由に移動可能な時代となり感染症予防といった面ではあっと言う間に世界中に感染が広がる可能性がある事、そして情報も同様にネット社会となり個人が世界中に自由なコメントを出す事が出来るようになり、こういう世界的な危機が迫った状態では人々が恐怖で混乱し、どの情報が正しくてどの情報が間違っているのか判断するのが難しくなっています。

 もしかしたら、どの情報も間違いではなくある意味、正しいのですが受け取る側の考えひとつでどの様にも受け取る事が出来る怖さがあります。

 何故、怖いか?それは相手が分からない、見えない、どうしたら良いか分からない、自分が感染したらどうしよう?治るの?等々、色々な分からない事があるからだと思います。それは誰しも同じ事です。

 人類はこうした見えない敵に対してワクチンや予防接種薬の開発によって戦ってきました。この新型コロナウイルスについても同じ事が言えると思います。しかし違うのはその時代の経済・社会・文化や科学等の状況がそれぞれ違うという事です。

 現代は経済・交通網等が発達し先ほども言いましたが多くの人々が自由に世界を往来する事が出来インタネットが発達し世界中の情報に瞬時にアクセスする事が出来、人々は多様な価値観を持つようになっています。

 新型コロナウイルスはこうして人間達が築き上げた社会構造をも脅かす可能性があります。だからこそ、自分達で世の中に潜む新型コロナウイルスのリスクを正しく恐れ、自分の感性を信じ今、自分達で出来る当たり前の事を当たり前に責任を持って実行する事が大切だと思います。

 ドイツのメルケル首相が素晴らしいメッセージを国民に送り、私も感銘を受けました。その中でも触れている事ですが、このウイルスに勝つためには一日でも早く対抗する新薬を開発する必要があります。その為には最前線で戦っている病院関係者達に少しでも時間的な猶予が必要です。私の娘も検査技師として病院に勤めています。今、爆発的な感染が広がると病院は機能不全に陥ります。そうなると新薬の開発はますます遅れる事になります。そうならない為には拡散を出来るだけ遅らせ、可能な限り人との接触を避け、見えない敵、ウイルスが漂う場所に近寄らない様にする必要があります。

 外出から帰ったら手洗い、ウガイを心がけ可能なら手はアルコール消毒を必ずしましょう。様々な根拠のないデマに惑わされず落ち着いて行動しましょう。当たり前の事ですがこれしか方法がないと私は思います。

 一日も早くこの新型コロナウイルスに打ち勝つ薬が開発され世界中にその薬がいきわたる日が訪れ、来年は胸をはって東京オリンピック・パラリンピックが開催される事を心より願っています。頑張れニッポン!

2020/03/07

「社会人大学人見知り学部 卒業見込」という本が面白い

オードリーの若林さんが書いたこの本のタイトルを本屋で見つけて思わず手に取ってしまい、すぐさまレジに行って購入してしまいました。

 私も小さい時から実は「人見知り」で話し相手の顔をまともに見られないというコンプレックスを持って生きて来ました。建築会社の社長という立場にありながら何を言ってんのと言われそうですが、そうなので仕方ないのです。

 当然、大人になるに従い子供の頃のような事が許される訳なく、今では何とか色々な方と打ち合わせやなんやらで話をする事もあり、たまには講習会の講師として人前で喋らされる時もあり「苦手」では済まされないのですが、自分の心の中ではその本性を隠す事も出来ず、常にそのギャップに苛まれて(笑)います。

 しかし、この本を読むと正にこの中に書かれている事が自分の中にもあり共感する事が多々あります。

 子供の頃はガキ大将で木の棒を振り回しながら仲間と悪さのし放題だった男が何を今更「実は人見知りでした」なんて言ってんだと怒られそうです。社会に出て一層、その思いに囚われ多くの方が集まる場所に出かけて行くのはとても苦痛でした。

 どうしても一人ポツンと人の輪から離れたところにいる事が多く、どうやって見ず知らずの人とコミュニケーションをとって良いのかわかりませんでした。

 それでも徐々に年を重ねる程にそういう機会が増えてきて、良く他の方を見ていると旨く話しかけたりしているのを参考にして少しずつ真似をして何となく繕う術を(笑)身に着けました。

 しかし、それはあくまで「繕う」のであって人格が変わる訳ではありません。変わってきたのはそんな自分を否定しなくても良いのだと年を経るに従って思えてきた事です。

 別に開き直った訳ではないのですが、どうしても変われない性格や心の思いは自分の中にしまっておいて、そこまで変えようと思わなくても良いんだと思えるようになってきたという事です。

 何だか回りくどい言い方ですが分かり易く言うと自分を否定しなくても良いことに気が付いたという事です。自分の不得意とするところは他人に不快感を与えない様にそっと自分の中に秘めておいて、それはその人の個性なのでその中で生きて行けば良いのだと思えるようになったのです。

 なんだがずるい様ですが大人になるという事はそういう事かなとも思いました。もし、そのような思いを自分の中に感じている方はこの本を読むと面白いですよ。

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八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

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