2013/02/16

ママダンプ

Mama今年、何回目かの雪かきをしました。もう腰が痛くてウンザリですが雪かきといえばこの「ママダンプ」が重宝します。

スコップだとどうしても重い雪を持ち上げなくてはなりませんんがこのママダンプはスコップより多くの雪を一度に乗せて雪の上を滑らせて運べるので腰が痛くならなくて助かります。

雪の多くない地方には多分、余り置いてないと思いますが標高の高いこの辺のホームセンターには必ず置いてあります。昔、これが無い時には結構、大変でした。

しかし、近年、本当に雪が多くなりました。もともとこの八ヶ岳南麓は冬の晴天率日本一の地域で晴れが多くてその代わり朝の放射冷却が厳しい地域なのですが最近は余り寒くならない(そうは言っても今朝の気温は氷点下7度でしたが・・)代わりに雪が滅法多くなりました。

しかも湿った重い雪が降る事が多くて昨日の地元の報道番組でもこの3,4年程、2月中旬を過ぎてからの雪が多くなっているとの事でした。

ちなみに甲府地方の初雪ならぬ終雪は例年ならば2月中旬のこの時期以降は滅多になかったそうです。これを聞くだけでも気候の大きな変化が起こっているような気がします。

昨日のロシアに落ちてきた流れ星ではありませんが我々人間は科学の進歩で多くの知識を得たかのように錯覚していますが地球規模でみた自然の中では本当に無力であると感じます。しかし、あの映像は鮮烈でした。まるで映画の「アルマゲドン」のワンシーンがそのまま再現されているみたいで、ある意味、映画って凄いと変に感心してしまいました。

話がそれてしまいましたがこの可愛い名前のついたママダンプ、今年はあと何回活躍するでしょう?やれやれ・・

2013/02/09

森のオカリナ

DSC_0003小さなオカリナを手に入れました。このオカリナは知り合いのNPO法人の方が製作しておられるオカリナで名前を「樹・音(ジュネ)」と言います。なんとも美しいネーミングです。

まさに樹が生み出す音にぴったりといった名前です。以前、私が関わったイベントにこの「樹・音」を持って来て貰ってコンサートをして頂いたのがご縁で今度はこのオカリナの製作に関わる事になりました。

手のひらにすっぽり入ってしまう程小さなオカリナですが吹くととても美しい音が出ます。子供達にもこのオカリナの子供用の製作キットがあり一緒に造りながら楽しめるようになっています。

森に立っている木からこんな美しい小さな楽器が生まれるのはとても素晴らしい事だと思います。全国の森の木から各地でこの「樹・音」が生まれるのを楽しみにしています

2013/01/31

何これ?

P1010010P1010011先日、白州町にある白州・名水公園「べるが」さんにお邪魔して、とある打ち合わせをしていたらフト気になるものが打ち合わせテーブルの横にあるじゃないですか・・・「これ何?って聞いたら「タマゴ」と仰る。

え~え~多分そうだろうとは思いましたが何のタマゴかと思いきやこれがオーストラリアの国鳥エミューの卵だという話。そういえば「べるが」さんではエミューを飼っているとは聞いていたのですがこれがそうなんですね。色は緑色していて持つと温かいのです。

「べるが」さんには「べる」ちゃんと「ガー」ちゃんの2羽のエミューがいて有精卵の可能性が高いそうです。机の後ろの容器で温めて生まれるのを観察しているそうです。いやいやこんな遠いところまで来て仲良く2羽で頑張っているのですね。

鳥は生まれてから最初に見た動物を親と思うらしいので親になりたい方はじっと生まれるのを待つしかないですね。約2カ月で生まれるそうですので今から楽しみです。

2013/01/20

冬の森

P1010009わが家の建っている森にも年明けに60cmの積雪があり森の中はすっぽりと雪に包まれてしまいました。

とかく都会では迷惑がられる雪ですが森の木々達にとっては豊かな恵みをもたらす自然のご褒美でもあります。

降り積もった雪の下は暖かく、同じく秋に降り積もった枯葉の下の新芽達にとって徐々に溶けていく雪はゆっくりと豊かな養分と水分を染み込ませてくれるのです。人間も同じ・・自然の恵みを別の視点でみてみると違ったものが見えてきます。森の中に住んでいるとついそんな事も考えてしまいます。

2013/01/14

年の始めに

新しい年が始まってもう2週間が経ちました。今年、皆さんはどんな予定があるのでしょうか?私は今年は特にあらたまった大イベントは今のところ予定していなくて、ひたすら穏やかに毎日が過ごしていける事を願っています。

 しかし、人生は何が起こるか分らない。だからドキドキハラハラ面白いのです。日本の政治は昨年末の与野党の逆転により大きな変換期を迎えています。これが良い変換になれば良いのですが下手すれば昔の様な構造的腐敗に繋がりかねずに少し心配しています。

 東日本大震災による福島原発の被害も未だ収束の目処が立たずに目に見えない被害が拡散しているように見えて仕方ありません。除染は思う様に進まず汚染水はどんどん溜まり一部は漏洩して海に流れ込んでいる様に思えます。一時でも早く原発に変わる自然エネルギーの開発に国は取り組むべきだと思います。それが新しい雇用を生んで将来の子供達が夢を持てるプロジェクトになれば良いと願っています。

 福島原発の事故は決して終わっていません。それどころか今でも拡散しています。それが目に見えない放射能の恐ろしさなのです。この事故の教訓を決して風化させてはいけないと思います。経済も大切かもしれませんがそれよりも、もっと命を大切にする国にしなくてはなりません。

 それが大きな事故を引き起こしてしまった我々が未来の子供達に残せる財産だと思います。そんな事を考えながら今年も頑張りますので宜しくお願い致します。

2013/01/01

2013年、新年あけましておめでとうございます。

2013年明けましておめでとうございます。我が家は珍しく家族全員が揃って穏やかなお正月を迎えました。

皆様もそれぞれの地で新しい年をお迎えの事と思います。新しい年が皆様にとって平和で心の安らぎをもたらす素晴らしい年になりますよう心よりお祈り致します。今年も「森の囁き」をどうぞ宜しくお願い致します。

2012/12/28

2012年1年間有り難うございました。

P1010105今年も拙い文章を1年間お読み頂き有り難うございました。後半は少し息切れがして間が空いてしまいましたが来年は又、頑張って更新していこうと思います。

来年も又、面白い事が山ほど待っております。その内容を皆さんに随時、報告していきますので楽しみにしていて下さい。

「コンクリートから人へ」のスローガンを掲げた与党は倒れ政権が変わってしまいましたが又、「人からコンクリートへ」にならないよう人と人の絆、心の繋がりを大切にしていきたいと思います。皆さんどうぞ良いお年をお迎え下さい。 kikori

2012/12/20

2012年、超私的重大ニュース

今年もあと10日余りになってきましたので恒例の超私的2012年重大ニュースを発表したいと思います。

①    孫誕生!グランパに

5月、長女が女の子を出産し、めでたく「グランパ」になってしまいました。自分がお爺ちゃんになるとは夢にも思いませんでしたがとうとうなってしまいました。実の子供と違って責任がないので「孫は可愛いよ」と他人からは言われていたのですが実際に会ってみるとやはり可愛いもんです。これからの彼女の成長が楽しみです。どこまで見届けられるかな~(笑)

 ②    次男が社会人に!

3人の子供達の一番末っ子となる次男が大学を卒業し、氷河期といわれた就職難の中、なんとか就職が決まり社会人となってくれました。やれやれです。これで少し肩の荷がおりました。子供達よ、これから親孝行してね。

 ③    オリンピック開催

今年はオリンピックが開催された年でした。アマチュアスポーツが大好きな私としてはオリンピックイヤーは4年に一度の楽しみにしている年です。期待に違わず日本勢は大活躍してくれて大いに興奮させて貰いました。特に女性アスリートの活躍が目覚ましかったですね。卓球、バレーボール、サッカー、レスリング、柔道、水泳は特に素晴らしい活躍でした。日本頑張れ!又、4年後が楽しみです。

 ④    読売ジャイアンツ日本一に!

ホント、申し訳ないです(笑)でもファンなので許して下さい。久しぶりの日本一!嬉しかった~。アンチジャイアンツファンからは金に物を言わせて有名選手を買い漁っているとか原監督のスキャンダル騒動とか色々とグランド以外のところで言われましたがファンとしてはグランドのプレーが全て!鬱憤を晴らしてくれました。特に山梨出身の松本選手が小柄な体を精一杯駆使してシーズン後半に復活して活躍してくれたのが嬉しかったですね。

 ⑤    ヴァンフォーレ甲府J2優勝!1年でJ1復帰へ

驚きました。まさかと言ってはサポーターに悪いけどここまで頑張れるとは(笑)思いませんでした。しかもJ2の連勝記録まで更新してのぶっちぎりのJ2優勝、素晴らしい!パチパチパチ、来年はJ1復帰で又、頑張って欲しいものです。もうJ2に帰ってくるなよ~(笑)

 ⑥    衆議院選挙「民主党」惨敗、政権交代へ

年末も押し迫ってから投票を迎えた衆議院選挙、少数政党が乱立し主義主張がはっきりしない非常に混迷の中、行われた選挙でしたが結果は自民党の圧勝でした。しかし、前回の長期与党としての自民党が敗れた選挙とはちょっと違って圧勝と言いながらも必ずしも自民党に投票が集まった訳ではなく民主党への失望が反民主票として相変わらずのジバン、カバンに強い自民党への投票という形で出た選挙の様な気がします。それにしても反民主の叫びは予想以上に大きかったという事だと思います。希望としては元の利権にまみれた旧態然とした自民党に戻って欲しくないと思っています。

それよりなにより、もしかしたらこれから各地で吹き荒れるであろう1票の格差が憲法違反の状態のままで行われた選挙が無効であるとの訴訟の結果、今回の選挙が無効になるかもしれない心配があります。いや、もしかしたら無効にならなくてはならない選挙だったのかも知れません。私は個人的に最高裁判所が違憲だと判断したのにこの選挙が有効だとしたら民意はどこにあるのかと思ってしまいます。正にその事こそがこんな風に政治不信を生んでいるのではないでしょうか

2012/12/02

幸せの感じ方

 昔、高知の田舎で暮らしている頃、都会の大学に行って一流企業に就職してお金持ちになって暮らすことが自分の幸せにつながると信じて、その通りに努力もし一流ではなかったけど(笑)何とか大学に滑りこみ、これも大企業ではなかったけど丸の内に本社のある会社に就職しこれで夢の半分がかなったと自分では思っていました。

 でも入社して10年が経ち何となく会社にも慣れて将来の自分の姿が見えてきた時に「何か、気持よくない・・」と感じ始めてしまいました。自分の中で「何かが違う」と思う別の自分がいてそういう思いが重なって結局、折角手に入れたものを捨ててリスクを覚悟で八ヶ岳に移住を決意しました。

 あれから25年程の歳月が過ぎ時代は変わりあんなに好景気だった経済は硬直し下落一方となり自然の猛威にもさらされ政治も混沌として今の日本では中々希望が持てなくなって来ています。

 でも、だからこそ近頃、思います。幸せの感じ方って人によって全然違うものだな~と・・・私の廻りにはユニークなとても前向きな人達があふれています。そんな人達と交流していると幸せは単にお金持ちになることや社会的な地位を得ることだけじゃないんだと今更ながら知らされます。

 貧乏で暮らしが苦しくても決して不幸とは限らないんだと。逆に地位があってお金を沢山持っていても幸せとは限らないんだと、本当にこの歳になって恥ずかしい程、近年本気で思っています。

 もうすぐ衆議院選挙が行われます。ここ北杜市でも市長選と市議選が行われ市長選は残念ながら無投票で現職の市長さんが選出され市議選は定員22名に24名の立候補者による選挙が行われ現職は全員当選しましたが新人が随分得票数を伸ばしました。地方でも確実に変革の時を迎えているようです。

 日本は未曾有の災害を経験しその被害は収まるどころか福島原子力発電所の被害は今なお大量の放射能が放出され正直私はこんな状況で総選挙なんてしてる場合じゃないんじゃないかと思っています。

 前回の選挙で与野党が逆転し鳴り物入りで政権をとった民主党も今は少し様子がおかしくなり人気は下落一方ですね。かといって自民党も一挙に与党に返り咲きとはいかないようで少数政党が乱立しています。私はこれからもこれらの少数野党が分裂・結合を繰り返しいずれ2大政党にとなっていくんだろうなと予測しています。

 1億人の人間が暮らしていれば1億人の考えがあるのでこの先、日本の政治を任せていく政党をどの様に国民が選ぶのかは分かりませんが出来ればかのブータン王国が唱えるようなGNH(国民総幸福)を第一とする「国にとって大切なものは、金銭的、物質的豊かさよりも国民全体の幸せである」と堂々と言えるような国になれば嬉しいと想います。

 私は軍備増強や領土争い、原子力発電所の再稼働は決してGNHを成し遂げる要因になるとは思えません。少子高齢化を迎えた日本がこれからGNHを構築していくには食料自給率を高め林業を復興させお金ではなく豊かな自然や国土を再興させることがこれからは大切になると思っています。

 お金を食べる事はできませんがお米は食べられます。原子力発電はなくても太陽は必ず上ります。自然を大切にし自然に逆らわない穏やかな暮らしに私は幸せを感じます。皆さんはどうですか?

2012/11/19

月のある暮らし

月のある暮らしって言ったって地球上で住んでいる生物なら皆、月のある暮らしを送っている筈なのですが文明が発達し人工の「明かり」が造られ次第に闇夜が明るく照らされる様になり人々は次第に月夜の明るさを意識しなくなりました。

 日本でも明治6年(1837年)それまでの太陽太陰暦から太陽暦に暦が移行され次第に月よりも太陽の動きに合わせた生活を送るようになりました。

 私も不夜城のような都会で暮らすようになり夜の月の明るさを意識する事がなくなりビルの間から覗く月をたまに見上げる程度になってしまいました。

 都会から八ヶ岳の森の中に暮らしの拠点を移すようになり初めて闇夜の漆黒の意味を知り月夜の明るさを身をもって経験する様になりました。

 この季節、夜6時を過ぎるとあたりは真っ暗になります。仕事を終え事務所を出て入口の鍵を閉めて駐車場に向かおうとする瞬間、フト空を見上げます。その時、夜空に月が出ていれば駐車場までの道は明るく、新月の時は目の前が真っ暗になります。それほどお月様の明かりは明るいのです。

 人工の明かりに囲まれた生活では中々感じる事の出来無い「月明かり」ですがたまには照明を消して月の明かりだけで外の景色を楽しんでみては如何でしょうか?今まで見えなかったものが見えてくるかも知れませんよ。

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八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

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