2013/01/14

年の始めに

新しい年が始まってもう2週間が経ちました。今年、皆さんはどんな予定があるのでしょうか?私は今年は特にあらたまった大イベントは今のところ予定していなくて、ひたすら穏やかに毎日が過ごしていける事を願っています。

 しかし、人生は何が起こるか分らない。だからドキドキハラハラ面白いのです。日本の政治は昨年末の与野党の逆転により大きな変換期を迎えています。これが良い変換になれば良いのですが下手すれば昔の様な構造的腐敗に繋がりかねずに少し心配しています。

 東日本大震災による福島原発の被害も未だ収束の目処が立たずに目に見えない被害が拡散しているように見えて仕方ありません。除染は思う様に進まず汚染水はどんどん溜まり一部は漏洩して海に流れ込んでいる様に思えます。一時でも早く原発に変わる自然エネルギーの開発に国は取り組むべきだと思います。それが新しい雇用を生んで将来の子供達が夢を持てるプロジェクトになれば良いと願っています。

 福島原発の事故は決して終わっていません。それどころか今でも拡散しています。それが目に見えない放射能の恐ろしさなのです。この事故の教訓を決して風化させてはいけないと思います。経済も大切かもしれませんがそれよりも、もっと命を大切にする国にしなくてはなりません。

 それが大きな事故を引き起こしてしまった我々が未来の子供達に残せる財産だと思います。そんな事を考えながら今年も頑張りますので宜しくお願い致します。

2013/01/01

2013年、新年あけましておめでとうございます。

2013年明けましておめでとうございます。我が家は珍しく家族全員が揃って穏やかなお正月を迎えました。

皆様もそれぞれの地で新しい年をお迎えの事と思います。新しい年が皆様にとって平和で心の安らぎをもたらす素晴らしい年になりますよう心よりお祈り致します。今年も「森の囁き」をどうぞ宜しくお願い致します。

2012/12/28

2012年1年間有り難うございました。

P1010105今年も拙い文章を1年間お読み頂き有り難うございました。後半は少し息切れがして間が空いてしまいましたが来年は又、頑張って更新していこうと思います。

来年も又、面白い事が山ほど待っております。その内容を皆さんに随時、報告していきますので楽しみにしていて下さい。

「コンクリートから人へ」のスローガンを掲げた与党は倒れ政権が変わってしまいましたが又、「人からコンクリートへ」にならないよう人と人の絆、心の繋がりを大切にしていきたいと思います。皆さんどうぞ良いお年をお迎え下さい。 kikori

2012/12/20

2012年、超私的重大ニュース

今年もあと10日余りになってきましたので恒例の超私的2012年重大ニュースを発表したいと思います。

①    孫誕生!グランパに

5月、長女が女の子を出産し、めでたく「グランパ」になってしまいました。自分がお爺ちゃんになるとは夢にも思いませんでしたがとうとうなってしまいました。実の子供と違って責任がないので「孫は可愛いよ」と他人からは言われていたのですが実際に会ってみるとやはり可愛いもんです。これからの彼女の成長が楽しみです。どこまで見届けられるかな~(笑)

 ②    次男が社会人に!

3人の子供達の一番末っ子となる次男が大学を卒業し、氷河期といわれた就職難の中、なんとか就職が決まり社会人となってくれました。やれやれです。これで少し肩の荷がおりました。子供達よ、これから親孝行してね。

 ③    オリンピック開催

今年はオリンピックが開催された年でした。アマチュアスポーツが大好きな私としてはオリンピックイヤーは4年に一度の楽しみにしている年です。期待に違わず日本勢は大活躍してくれて大いに興奮させて貰いました。特に女性アスリートの活躍が目覚ましかったですね。卓球、バレーボール、サッカー、レスリング、柔道、水泳は特に素晴らしい活躍でした。日本頑張れ!又、4年後が楽しみです。

 ④    読売ジャイアンツ日本一に!

ホント、申し訳ないです(笑)でもファンなので許して下さい。久しぶりの日本一!嬉しかった~。アンチジャイアンツファンからは金に物を言わせて有名選手を買い漁っているとか原監督のスキャンダル騒動とか色々とグランド以外のところで言われましたがファンとしてはグランドのプレーが全て!鬱憤を晴らしてくれました。特に山梨出身の松本選手が小柄な体を精一杯駆使してシーズン後半に復活して活躍してくれたのが嬉しかったですね。

 ⑤    ヴァンフォーレ甲府J2優勝!1年でJ1復帰へ

驚きました。まさかと言ってはサポーターに悪いけどここまで頑張れるとは(笑)思いませんでした。しかもJ2の連勝記録まで更新してのぶっちぎりのJ2優勝、素晴らしい!パチパチパチ、来年はJ1復帰で又、頑張って欲しいものです。もうJ2に帰ってくるなよ~(笑)

 ⑥    衆議院選挙「民主党」惨敗、政権交代へ

年末も押し迫ってから投票を迎えた衆議院選挙、少数政党が乱立し主義主張がはっきりしない非常に混迷の中、行われた選挙でしたが結果は自民党の圧勝でした。しかし、前回の長期与党としての自民党が敗れた選挙とはちょっと違って圧勝と言いながらも必ずしも自民党に投票が集まった訳ではなく民主党への失望が反民主票として相変わらずのジバン、カバンに強い自民党への投票という形で出た選挙の様な気がします。それにしても反民主の叫びは予想以上に大きかったという事だと思います。希望としては元の利権にまみれた旧態然とした自民党に戻って欲しくないと思っています。

それよりなにより、もしかしたらこれから各地で吹き荒れるであろう1票の格差が憲法違反の状態のままで行われた選挙が無効であるとの訴訟の結果、今回の選挙が無効になるかもしれない心配があります。いや、もしかしたら無効にならなくてはならない選挙だったのかも知れません。私は個人的に最高裁判所が違憲だと判断したのにこの選挙が有効だとしたら民意はどこにあるのかと思ってしまいます。正にその事こそがこんな風に政治不信を生んでいるのではないでしょうか

2012/12/02

幸せの感じ方

 昔、高知の田舎で暮らしている頃、都会の大学に行って一流企業に就職してお金持ちになって暮らすことが自分の幸せにつながると信じて、その通りに努力もし一流ではなかったけど(笑)何とか大学に滑りこみ、これも大企業ではなかったけど丸の内に本社のある会社に就職しこれで夢の半分がかなったと自分では思っていました。

 でも入社して10年が経ち何となく会社にも慣れて将来の自分の姿が見えてきた時に「何か、気持よくない・・」と感じ始めてしまいました。自分の中で「何かが違う」と思う別の自分がいてそういう思いが重なって結局、折角手に入れたものを捨ててリスクを覚悟で八ヶ岳に移住を決意しました。

 あれから25年程の歳月が過ぎ時代は変わりあんなに好景気だった経済は硬直し下落一方となり自然の猛威にもさらされ政治も混沌として今の日本では中々希望が持てなくなって来ています。

 でも、だからこそ近頃、思います。幸せの感じ方って人によって全然違うものだな~と・・・私の廻りにはユニークなとても前向きな人達があふれています。そんな人達と交流していると幸せは単にお金持ちになることや社会的な地位を得ることだけじゃないんだと今更ながら知らされます。

 貧乏で暮らしが苦しくても決して不幸とは限らないんだと。逆に地位があってお金を沢山持っていても幸せとは限らないんだと、本当にこの歳になって恥ずかしい程、近年本気で思っています。

 もうすぐ衆議院選挙が行われます。ここ北杜市でも市長選と市議選が行われ市長選は残念ながら無投票で現職の市長さんが選出され市議選は定員22名に24名の立候補者による選挙が行われ現職は全員当選しましたが新人が随分得票数を伸ばしました。地方でも確実に変革の時を迎えているようです。

 日本は未曾有の災害を経験しその被害は収まるどころか福島原子力発電所の被害は今なお大量の放射能が放出され正直私はこんな状況で総選挙なんてしてる場合じゃないんじゃないかと思っています。

 前回の選挙で与野党が逆転し鳴り物入りで政権をとった民主党も今は少し様子がおかしくなり人気は下落一方ですね。かといって自民党も一挙に与党に返り咲きとはいかないようで少数政党が乱立しています。私はこれからもこれらの少数野党が分裂・結合を繰り返しいずれ2大政党にとなっていくんだろうなと予測しています。

 1億人の人間が暮らしていれば1億人の考えがあるのでこの先、日本の政治を任せていく政党をどの様に国民が選ぶのかは分かりませんが出来ればかのブータン王国が唱えるようなGNH(国民総幸福)を第一とする「国にとって大切なものは、金銭的、物質的豊かさよりも国民全体の幸せである」と堂々と言えるような国になれば嬉しいと想います。

 私は軍備増強や領土争い、原子力発電所の再稼働は決してGNHを成し遂げる要因になるとは思えません。少子高齢化を迎えた日本がこれからGNHを構築していくには食料自給率を高め林業を復興させお金ではなく豊かな自然や国土を再興させることがこれからは大切になると思っています。

 お金を食べる事はできませんがお米は食べられます。原子力発電はなくても太陽は必ず上ります。自然を大切にし自然に逆らわない穏やかな暮らしに私は幸せを感じます。皆さんはどうですか?

2012/11/19

月のある暮らし

月のある暮らしって言ったって地球上で住んでいる生物なら皆、月のある暮らしを送っている筈なのですが文明が発達し人工の「明かり」が造られ次第に闇夜が明るく照らされる様になり人々は次第に月夜の明るさを意識しなくなりました。

 日本でも明治6年(1837年)それまでの太陽太陰暦から太陽暦に暦が移行され次第に月よりも太陽の動きに合わせた生活を送るようになりました。

 私も不夜城のような都会で暮らすようになり夜の月の明るさを意識する事がなくなりビルの間から覗く月をたまに見上げる程度になってしまいました。

 都会から八ヶ岳の森の中に暮らしの拠点を移すようになり初めて闇夜の漆黒の意味を知り月夜の明るさを身をもって経験する様になりました。

 この季節、夜6時を過ぎるとあたりは真っ暗になります。仕事を終え事務所を出て入口の鍵を閉めて駐車場に向かおうとする瞬間、フト空を見上げます。その時、夜空に月が出ていれば駐車場までの道は明るく、新月の時は目の前が真っ暗になります。それほどお月様の明かりは明るいのです。

 人工の明かりに囲まれた生活では中々感じる事の出来無い「月明かり」ですがたまには照明を消して月の明かりだけで外の景色を楽しんでみては如何でしょうか?今まで見えなかったものが見えてくるかも知れませんよ。

2012/11/05

自宅塗装中

 そろそろ秋も深まって来て年末の声が近づいてきました。今頃になってですがずっと出来ずにいた自宅の塗装を思い切ってやってしまう事にしました。

 塗料と刷毛等の道具はもう1年も前から用意してあったのですがどうも休みになると遊びに行ってしまう事が多くて(笑)塗装の方は遅れに遅れてやっと重い腰を上げる事になりました。

 私の自宅はログハウスなので外部は当然ながら木で覆われています。木はどうしても紫外線等の影響を受けて放っておくと劣化が進んでしまいます。お客様には偉そうに「3年に一度は塗って下さいね」何て言ってるくせに自宅はもう5年程開いてしまい本当にスマンスマンといった状態です。もうこれ以上置いておくと又、来年になってしまいそうなので遊びに行きたいのをぐっとこらえて朝からずっと塗装に明け暮れておりました。

 先ずは開口部となる窓や塗料が付いたら困る所に養生をするのですが前回、塗装した時に面倒だからと養生せずにやったら案の定、あちこちを汚してしまい女房にひどく叱られてしまい(笑)「今回はちゃんとやってよね。私、監督しようか」と言うのを固辞してきちんと養生をしました。

 それから木部に付いてしまった汚れを落とし塗装していくのですが一番困るのが自分で塗装するので足場がなく、高い所は当然ながら長い梯子を登って塗るしかないのですが自慢じゃありませんが高所恐怖症なので(笑)下を見ない様にして覚悟を決めて登っていくのですがそれでも届かない所があるのです。

 じゃあどうするかと言うと手が届かないので長い柄のついた棒の先に刷毛を取りつけて塗るのです。但し、これが大変!2段梯子の一番上にのって長い柄の先につけた刷毛に塗料を染み込ませなければならないので塗料缶を梯子の下に置いてそこに上から長い柄をのばして刷毛に塗料をつけてエイヤッ!とその柄を持ち上げる時に当然ながら塗料があちこちに飛び散り、その上自分の頭の上に長い柄を伸ばして不自由な格好で塗装するので当然ながら自分の頭や顔の上に塗料が降ってくる訳で・・・

 頭の上にはその事を想定してタオルで頭をグルグルに巻いてあるのですが顔はどうしようも無くてペチャッと塗料が付く度に目に塗料が入り痛くて仕方ないので又、梯子から下りて顔を洗いに洗面所に行ってとその繰り返し・・「こんなとこ絶対他人には見せられない」と思いながらとにかく確実に安全に一歩すつと自分に言い聞かせ何とか一番やっかいで危ない所を夕方までに済ませそれでも外部4面のうちの1面の3分の2位しか塗れなくて後は又、後日なのです。

 何とか年内に綺麗にして来年を迎えたいのですが問題が一つ。南面の一番高い所にスズメバチが巣を造っておりそこには近づけないので連中が居なくなるのを待つしかないのです。あ~あ、南面だけは来年になるかもです。まっ今迄我慢して貰ったのだから我が家にももう少し我慢してもらうか!ヤレヤレ

2012/10/20

私にも出来た・・・

 このところ何とかしなきゃいかん事柄が次々と出て来ます。たまる一方の日常業務やら、○○運動やら、新月の木に関わる活動やら、母の事やら・・考えれば何とかしなきゃならん事柄が一杯あります。

 そこへきてこれが一番問題なのがそれを解決しなきゃならん私がノンビリしていてちっとも何ともならない(笑)きっと私が凄くキレ者で頭脳明晰で有言実行でテキパキと物事を解決できる人間ならこれらの問題はきっと次から次へと解決していったのかも知れないのですが残念ながら当の本人はいたってのんびり屋で中々動こうとせずにきっと廻りの人達にはひとかたならぬ迷惑をお掛けしている事と思います。

 小さい頃から人と群れるのが苦手でいつも人から離れボ~と人と違う方向を見ていたり違う事を考えたりしていて、それが高じていつも小学校の時は教室よりも廊下で立たされている時間の方が長かったような気がします。

 何か一つの事柄が起きた時にいつもその事象の裏面やら側面やら人と違う事を真っ先に考えてしまうのです。自分でもひねくれ者と思う時もあります。でも、それが自分なので仕方ないのです。

 話は違いますが先日、ダライ・ラマ第14世法王の本を手に入れて読んでいたらとても共感を覚えてしまいました。書いてある内容はとても奥深くて私なんかではとても理解出来ない事ばかりなのですが何に共感を覚えたかと言うと一つの事柄に関する造詣が深くて、仏教徒としてのその一つの事柄に対する理解度が凄いと思いました。

 ダライ・ラマ法王の言葉はなにも仏教徒のみに向けられたものではなく私みたいな純庶民(笑)にも分り易い啓示を与えてくれています。経済の事、人工中絶の事、環境の事、本来なら宗教者が避けて通りたいような問題にも深い造詣で一つの道筋を示してくれています。

 現代の様にマスメデイアが発達して一日中、世界中の情報が溢れている世の中ではどうしてもその情報によってのみ物事の善悪を判断しがちですが物事には必ず表の顔と裏の顔がありそれらを理解しないまま判断するのは間違った理解に陥る可能性があります。

 ここ数日、世の中を騒がしているウイルスにより遠隔操作されたPCを使った脅迫事件なんかも正にそうですね。最初はとんでもない凶悪犯と報道されていた人が次の日には被害者になってしまう。

 又、その前には厚生労働省の村木さんの冤罪事件もそうですね。村木さんは私の小・中学校・高校の同級生で私も個人的に彼女を良く知っておりこの事件が報道された時には彼女の身の上に何が起こったんだろうと思いました。

 普段の彼女を知っている人間には考えられない事件だったからです。でも彼女を知らない人達はメデイアが報道する内容でしかこの事件の内容を理解する事は出来なかった筈ですので違う理解をした人も多かったのではないかと思います。

 彼女がこの事件について書いた本も先日読みましたが彼女がその本で書いていた事は彼女にしか描けない拘留中・裁判中に彼女に関わる人達の人間模様や日常を彼女自身の価値観で書いた内容でとても彼女らしい捉え方だと思いました。

 まさに「なんとかしなきゃ」の毎日を彼女自身の価値観で彼女が出来る事を一人の働く主婦として毎日辛抱強くひとつずつ積み重ねていった結果があの冤罪事件に繋がっていったのだと思います。

 彼女がこの本の中でいつも言っている「私に出来たんだから皆にもきっと出来る」という言葉はとても共感出来ました。私も「なんとかしなきゃ」の毎日を自分で出来る範囲で一歩ずつなんとかしていつか誰かに「私でも出来たんだから皆にもきっと出来る」と言えるようになりたいですね。

2012/10/15

冬の備え

 そろそろ10月も中旬を迎え朝晩の気温が一桁台になるようになって寒さが徐々に近づいてきた感じがします。

 我が家は昨年、灯油ストーブが壊れてしまってちょっとストーブを点けたい時に寒くて仕方なくなりました。本格的に寒くなるとウッドストーブをつけてしまうので全然平気なのですが朝、出かける前にちょっと温まりたい時にはこの石油ストーブの方が便利なのです。

 それで先日、女房と2人で電気屋さんに買いに行きました。色々と価格と機能を検討して昨年の型落ちだけど機能は全然今年の新製品と劣らない格安の小さなストーブがあったので早速買ってきて点けました。

 一番喜んだのは我が家の毛皮を着てるくせに一番の寒がりの猫息子です。早速ストーブ前のソファに座って全然動かなくなりました。鼻がすっかり乾いてしまって身体に悪いと思うのですが、いう事を聞かなくて何時までもそこに座っています。全く誰の為のストーブか分りません(笑)

 今年はウッドストーブの薪もあまり充分とは言えない状態なので後から追加した薪を今、積んである薪の下に入れ変えないと乾燥がまだ不十分な薪を先に使ってしまう事になるので思い切って薪を入れ替える事にしました。

 結構これが大変なのですが思いついた時にやらないと、きっとやらなくなってしまうのでやってしまいました。お陰で汗まみれになりましたが森の中に住んでいると、こういう生活の為に労働して汗をかくというのは決して厭な事じゃなくてむしろ気持ち良いぐらいだから不思議ですね。

 汗まみれで汚れてしまったついでに穴も掘ってしまおうと思い生ごみを処理する穴を掘りました。これも定期的に掘らなくてはならないので大変なのですが森の中の不便な生活では大切な仕事なのでついでにやってしまう事にしました。

 我が家ではもうひとつ年内に家の塗装をしなくてはならないのですがこれはまだ今年の課題として残っています。果たして年内に完成するかどうかですが、これも塗料を買って保存してあるのでいい加減やってしまわなくてはなりません。

 全く、自然の中で暮らしていると色々とやらなくてはならない仕事が一杯あるので、どんどん時間が足らなくなります。それでも薪で一杯になった薪小屋を見ていたりすると心が豊かになってしまうので不思議です。

 山の中に住んでいるとお金ではなくて生活に必要な最低限の食べ物や薪があると本当に心が豊かになるので有難い事だと思っています。何となく人間らしい暮らしが出来ている様で私は大好きです。

 さて、これから本格的な冬を迎える様になります。今年の冬は長期予想では暖冬ではないかと言われていますが私は厳しい冬があるから明るい春が訪れると信じているので例年どおりの冬で良いです。

2012/10/02

祭りの後

 先日、「木暮人祭り」というイベントを行いました。私が理事を務める一般社団法人「木暮人倶楽部」が主催する初めての本格的なイベントでした。私は主催者側の事務局としてお手伝いさせて頂きましたが参加企業25社程が全国から集まってくると結構、準備も大変でちょうど公私共に慌ただしい時期だったので精神的にもちょっと大変でした。

 いつも思うのですがこういうイベントはその準備期間や内容が充実していればしている程、成功裏に終わります。逆に準備がおざなりだったり期間が短かったりすると出展する側も参加して貰うお客様側にも不幸な結果になります。

 今回は開催が決まってから実施まで余り時間がなくてそれなりに大変でしたがその割には充実したイベントになったと思います。

 イベントはお祭りに良く似ていると思うのです。東京ビックサイトなんかで行われる大きなイベントでも開催期間中はイベントガールの華やかな服装やブースの飾り付け、バックミュージックやデモンストレーションなんかで見た目はとても華やかです。

 ところが最終日の開催時間が過ぎたとたんに会場は一変します。華やかに飾りつけられたブースは一斉に解体が始まり、いかに短時間で撤収するかの戦争状態になります。解体業者が会場を縦横無尽に行きかい、搬出用の車両が場内に入って来てうかうかしていると轢き殺されそうな勢いになります。

 そしてそんな喧噪の時間が過ぎて片付けもある程度目処がたってくると場内は元の殺風景な倉庫の様な雰囲気になり、ついさっきまで華やかだった時間はどこに行ってしまったんだろうと思います。まさに祭りの後の静けさです。

 今回の木暮人祭りでは最終日にちょうど台風の直撃を受けてしまい開催時間を短縮するか予定通り実施するかギリギリの判断を迫られる状態になってしまいました。結局、台風の様子をリアルタイムでネットから情報を取り安全に搬出が可能なギリギリのタイミングで閉会時間を繰り上げての搬出となりました。

 映画祭も上演していたのですが最終回の上演を中止し一斉に会場の撤去にとりかかりました。

 多くの人が集まり、多くの企業が参加すればするほど様々な事が起こります。トラブルだったり事故やハプニング、あるいは唯の我儘だったり、ありとあらゆる事が起こりうるのがイベントの裏方なのです。

 それでも充実感を感じるのはイベント開催中の出展者の方や来訪者も含めた多くの方との出会いがあるからです。まさにそれがあるから続けられるのだと思います。日本人はだから祭りが好きなのかも知れませんね。

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八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

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