2017/01/31

日ノ出と日の入り

 我が家は標高1000mの森の中にあります。毎朝、6時半頃起きるのですが、この時期はまだ日の出前で森の中は薄暗い状況です。朝食を取りながら外を見ると食卓から見える森の向こうから7時過ぎに太陽が昇ってきます。

 そして、日に日にその位置が北側に移動していきます。それでも日によって「アレッ?今日は何だか少し陽が昇ってくるのが遅いな」と思っていると東側にある高い山の頂上付近に差し掛かって陽が出るのが遅くなる事もあります。

 都会と違って周りに一切の人工物がないので森の中から上がってくる太陽は本当に美しいものです。そして、徐々に日が昇り今度は日没の時間帯になると今の時期、太陽は南アルプスの頂きにゆっくり沈んでいきます。日の出と同じように高い山の頂に近い位置に沈むときはいつもより少し早く夕暮れが訪れます。

 南アルプスの山の影が徐々に八ヶ岳に掛り始めると条件さえ良ければ八ヶ岳が夕焼けに染まって真っ赤になり、それはそれは美しい「赤八ヶ岳」の姿にお目にかかる事が出来ます。

 現代は猛スピードで色々な事が進んでいきますが毎朝、ここ八ヶ岳の森の中で見る、夜明けと夕暮れの自然の営みは長年、変わらない時を刻んでいます。

 変革の世の中だからこそ変わらないこの自然の営みが何だかとても嬉しくなります。

2017/01/21

大きな変革の予感

 新しい年が始まり今年は年初から世界的な変革の予感がしますね。新しいアメリカ大統領が誕生しイギリスがEUから離脱し、お隣韓国では大統領が弾劾されました。

 日本でも新しい東京都知事が誕生し新たな価値観で都政を変革しようとしています。更に、長い間引き継がれてきた天皇制に新たな変化が生まれるかも知れません。そうすると私は昭和、平成、そして次の年号の3代にわたる天皇制に生きた事になるかも知れません。

 今年はそんな新たな世界の動きの始まりとなる象徴的な年になるかも知れませんね。新たな変化が生まれる時、そこには大きなエネルギーが生まれます。又、その変化が自分にとって喜ばしい時もあるし、そうでない時もあります。

 私は生まれつきの「のんびり屋」なので日常に大きな変化が生まれるのは余り得意ではありません。そうは言っても仕事でも家庭でも健康でも必ず変化は起こります。だからこそ、その変化に対応すべく努力が必要になります。変化を恐れてばかりいる事も出来ないのです。

 新たな年の始まりに当たって世界的な変化が出来れば大きな希望に満ちた変革になる事を祈りたいと思います。今年も「森の囁き」は変わる事無く八ヶ岳の森の中で私が思った事、感じた事を発信していきたいと思います。

2017/01/07

新年あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。今年も又、新たな年がはじまりました。2017年、今年はどんな出来事が待っている事でしょう。政治の世界では国内外共、どうも色々な変革が起こりそうな感じですね。

 個人的には特段、目標をたてる事もなく、いつも通りの日々を当たり前の様に過ごして行きたいと思っていますが、唯一考えているのは何でも良いから楽しい希望の持てる事をやりたい気持ちが強いのです。

 先の見えない事の多い時代だからこそ希望を持って楽しい時間を過ごしたいですね。皆さんは今年の目標を立てられたでしょうか?今年も「森の囁き」を宜しくお願い致します。

2016/12/29

どうぞ良いお年をお迎え下さい。

今年も一年、拙い文章を読んで頂きありがとうございました。ほぼ2週間に一度の更新になってしまいましたが新しい年も引き続き森の中で思ったこと、感じたことをダラダラと発信していこうと思っております。

大きく変わりつつあると感じる世の中の動きを自然の中からジッと見ていきたいと願っています。

新しい年が皆さまにとって希望に溢れた年になりますようお祈りしております。どうぞ良いお年をお迎え下さい。

2016/12/18

2016超私的重大ニュース

①    選挙イヤー :今年は自分にとっても印象深い選挙がありました。ひとつは国政選挙となる参議院選挙、山梨からは民進党の重要職を務めた議員さんが引退し後継者が立候補して当選しました。

 この方は自分たちの活動となじみの有る方で子育て支援をかかげてちょっと他の政治家とは違う選挙戦を繰り広げ講演会にはいつも子供達の姿が見られ新しい政治の形になればと期待しています。

 そしてもうひとつの選挙は地元の市長選挙でした。これもなじみの深い方が立候補し新しい市政の有り方を示して型破りな選挙戦を繰り広げましたが残念ながら当選するには至りませんでした。しかしながら同時選挙となった市議会選挙では若い余り政治に縁のない方がやはり新しい政治の有り方を掲げて当選しました。何れの選挙も少し政党重視の従来の選挙からは少し変わって来て新しい政治の姿を垣間見た様な気がします。

②    オリンピックをめぐる出来事 :今年はオリンピックイヤーでした。日本のアスリート達は素晴らしい活躍を見せてくれました。しかしながら次の東京オリンピックの開催については国内でのゴタゴタが続き日本人として少し恥ずかしい状況でした。

 私自身は東北震災や九州震災の復興を考えると今の時点で東京でオリンピックを開催している場合じゃないと思っています。もっと前にすべき事がある様に思います。

③    母の死 :地元、高知で施設に入っていた母が年末に穏やかに人生の最後を迎えました。丁度、米寿を迎えたばかりでした。最後は穏やかに母らしい最期でした。

④    当社が建築したログハウスが雑誌の表紙に選ばれました :今年は近年には珍しく3棟のハンドメイドログハウスの建築が続きその内の1棟がログハウスマガジンの表紙に選ばれ掲載されました。これも一重に発注して頂いたお施主様、強力してくれたスタッフや連業者の方達のお陰です。

 国産材のハンドカットログハウスの建築が極端に少なくなっている中でその価値観を多くの方に知って貰えるきっかけになればと願っています。

⑤    初の三重県産の杉でのログハウス建築: 大ヒットとした映画「Wood Job」の舞台となった三重県美杉町の杉を使ったログハウスを建築中です。天竜杉以外では初の建築となり、完成が楽しみです。

⑥    プロ野球大谷選手の活躍 :プロ野球大好き人間としては今年は残念ながら我が読売ジャイアンツは全くいいところがありませんでしたが大谷選手は2刀琉というプロ野球では考えられないスタイルを貫いて素晴らしい活躍をして投手としてプロ野球最速記録を叩き出しました。

 彼は恵まれた体格をして素晴らしい運動能力を持った選手だとは思いますがその才能を認め2刀琉という考えられない選手起用を続ける監督の英断が一番だと私は思っています。

 それにしても監督!もう少し褒めてあげても良いと思うんですが・・きっと「もっと彼は出来るんだ」というメッセージなんでしょうね。

 又、もう一つ広島カープのリーグ優勝も素晴らしかったですね。とくにイニング終盤での逆転劇には何度も感動させられました。

2016/11/24

11月の雪の日

 11月に雪が積もるなんて八ヶ岳に来てからも初めての事でビックリしました。世界的に天候の変動が大きくてそんな影響がこんなところにも表れているという事でしょうね。このところ東日本大地震から5年過ぎてからの余震による津波発生とか自然災害にさらされる事が多いので気を付けなくてはなりません。

 どんなに科学が進歩しても自然の中で暮らしている以上、自然の猛威に逆らう事は出来ないですから・・・都会に住んでいると交通網も発達していて電車さえ動けば歩いて移動する事は可能ですが山の中に住んでいると車が動けないとどこへも行けません。

 今回は色んな事情が重なって車が使えなくて家に閉じ込められる結果になりました。仕方なく雪山のなかで自宅籠城する事にしました。雪がやんでくれれば除雪をして動かない車を掘り出さなくてはなりません。

 雪が降り続く中、あきらめて外の景色を眺めているとそれはそれで別の感覚を味わう事が出来ます。家の中はウッドストーブに火が入っているので電気がなくても凍える事はなくそれは都会では味わう事の出来ない何とも表現しにくい至福の時でもあります。勿論、都会の方が色んな環境が整っていて便利なのは間違いないと思います。しかしその分、失っているものもあると思います。

 山は不便ですが色々な美しい景色や心の豊かさを与えてくれます。だから、不便だけどここを離れられないでいるのです。

 家で同居している猫達も冬の寒さを様々な工夫で耐える事を覚えました。我が家の猫達は毎日、外のデッキに出て家の周りの様子をチェックする習慣があります。冬は寒いのでやめれば良いのにと思うのですが必ず一度は外のチェックをすまさないとストレスがたまる様で、どんなに寒くても外にでます。但し、元来は寒がりなので余り寒い時は速攻「チェック終了!」と言って10秒程で帰って来ることもあります。

 又、家の中ではよく冷蔵庫の上に上がって寝ています。「何で?」と思っていたのですが先日、その理由が分かりました。猫達が寝ているのは冷蔵庫の上でも真ん中ではなく外側の端っこなのです。そこは丁度、冷蔵庫の放熱口がありそこだけ暖かくなっています。マア、良くも探し出したものです。

 朝、私が布団から起き出した後、猫達は寝室に入ってきます。というか寝室のドアを開けると外で待っていて私と入れ違いに入ってくるのです。それでどうするかと言うと私の体温がまだ残っている布団の上に乗って2匹で抱き合うように丸まって寝始めるのです。だから、いつも私の布団は1か所だけ丸く穴が開いたようにへこんでいます(笑)

 マア、こんな山奥に連れてこられたので大目にみていますが抜け毛が多い時期はたまったもんではありません。

 これから本格的な冬が始まります。この調子では今年は寒くなると予報では言っています。私の感覚では季節がすこしずつ前倒しになっている様な気がします。皆さんも天候の急変に気を付けて下さい。

2016/11/05

人の繋がり

 最近、色々な方との繋がりが広がってきて困った事が起きています。元々、余り人の顔を覚えたりといった事が得意な方じゃないので、どうも暫く会ってなかったりした人から挨拶されると「誰だっけ・・・」となってしまうのです。

 先日も、とある会合で後から入って来た方に「アッ!どうもご無沙汰しています。その節は大変お世話になりました~」と挨拶を頂き隣の席に座っていた友人に「な~んだ!知り合いだったんだね。どこで知り合ったの?」と聞かれ、その時点で全く失礼な事に思い出せずに焦る一方(笑)。まさか「ところでどなたでしたっけ?」何て聞ける訳もなく・・・仕方なく「いや~どうもどうも、ご無沙汰でした!」とその場を誤魔化し、その後の話の展開をジッと聞かないふりをしながら実は聞き耳を立てて、その方の素性を探る探る(笑)そのうちにやっと話の流れから「ア~何だ!あの人か!」と無事に思い出し、気持ちが落ち着いたところで「いや~この方とはひょんなご縁で・・・」何ていかにも「最初から知っていましたよ」という雰囲気を前面にだして何とか恥をかかずにその場を凌ぐ事が出来ました。

 そうかと思えば先日、都内のイベントである方を紹介されその方も名刺を取り出されて挨拶をされるのでこちらも名刺をお渡しして、頂いた名刺を挨拶を交わしながらみると「ウン?どっかで見たような・・・」しかし確信も持てずフト相手の方を見ると相手のかたもジッと名刺を見つめて考えこんでいる様子、結局お互いにその場で思い出せずに挨拶を交わしてお別れしたのでこれはお互いさまという事で引き分けになりました(笑)

 しかしどうも普段から多くの方にお会いする機会が多いのと歳を重ねて記憶が怪しくなってきたのとの相乗効果で、こういう事態が増えてきてちょっと焦っております。

 なので、最近は出来るだけ人とお会いした時にその方のお顔を記憶する様にしっかりと見るようにしています。

 私とどっかでお会いして知らないふりされた方には本当に申し訳ございません。他意はなく、ただ本人が忘れているだけですので、どうぞお気を悪くされないで下さい(笑)

 そしてマジマジと顔を見つめられた方は本人が乏しい記憶域の中に必死に登録しようとしているだけですので、これもどうぞ気を悪くされないで下さいね。

2016/10/17

生と死の狭間

 今まで何回か生と死の狭間を垣間見る事がありました。幸いなことに自分の身の上には未だその様な事は起こっていませんが身近なところでその様な出来事に出会う事があります。

 先日、思い立って富士山5合目までドライブがてら行ってみようという事になり出掛けていきました。山梨側からスバルラインで5合目まで行くと駐車場には沢山の観光バスが止まっていて多くの海外からの観光客が訪れていました。

 日本語が殆ど聞こえてこず、多くの方が中国からの観光客のようでした。噂には聞いていましたが富士山は本当に多くの中国人観光客のメッカになっているようでした。

 そんな中、少しでも富士山登山の雰囲気に接しようと思い、5合目から富士吉田側の6合目まで向かう道を歩いていました。

 5合目から歩き始めると後ろから何やらワンボックスカーが慌てた様子で走ってきました。「物資の補給かな?」と思って車の通りすぎるのを登山道の脇に寄ってやり過ごして、ゆっくりと歩いていくと、そのワンボックスカーが前に止まっていて車の脇に数人の人だかりがしていました。

 その輪の中心に70代位の男性が倒れていて蘇生処置を受けていました。職員と思われる方と通りすがりの方達が協力して交代で蘇生処置を続けているようでした。その内に下の方から救急車のサイレンが遠くに聞こえ始めていましたが現場に到着するにはまだ少し時間がかかりそうでした。

 既にAEDが装着されていて音声ガイダンスに従って蘇生術が行われていましたが幸いな事に電気ショックは必要なさそうでした。私も昔、スキューバダイビングをしていた時に救急処置の講習は受けましたがその時の講習内容と現在では大分、手法が変わってしまいました。

 昔は、心臓マッサージと口からの強制給気を交互に行う様に指導を受けましたが今は兎に角、気道を確保した上で早いテンポで心臓マッサージを続ける様に指導されています。

 停止した心臓に代わって血流を確保する事を優先しているという事でしょうか。人命救助の方法も日々、進化しています。もしこういう切迫した生と死の狭間の瞬間に出会った時に自分でもその「生」を守る事が出来るのならその方法を正しく学んでおきたいと思います

2016/09/26

秋のイベント週間

 9月末から11月にかけて毎年八ヶ岳周辺では様々なイベントが開催されます。毎日、行われる小規模なイベントから毎年1回、恒例のビックイベントで数万人が訪れる名物イベントまで様々なイベントが行われます。

 当社も色々なイベントに参加させて貰っていますが、それこそ東京で開催される会期中数万人規模が来訪する、大企業がこぞって工夫を凝らすイベントや、地元で活性化の為に行われる小規模なイベントまで色んなイベントがあります。

 先週末も昨年から地元で開催される様になった大人向けのイベントに出展してきましたが夜中まで焚火を囲んで語らう時間もあり他のイベントとは一風違った面白いイベントでした。2日間のイベントでしたが初日は生憎の雨にたたられ、来訪者も出展者も苦労しましたが又、そこが面白いところで互いに助け合ったり、助けられたりでそのコミュニケーションが人の繋がりを広げてくれたりでイベントにはそういった面白みもあります。

 しかし、色々なイベントに参加してみて最近、特に感じるのはそのイベントに何かしらのテーマ性やポリシーがないと出展する側も参加する側もつまらないという事です。

 ある会社が自社の新製品の発表展示会をするとかいうのならテーマはハッキリしているし、来られる方もそれを目当てでこられるので分かりやすいのですが、色々な出展者が軒を連ねるようなイベントだと何か一つテーマ性がないと来訪者も「これは一体なんのイベントなの?」となりかねないですね。

 来訪者数だけで成功・失敗を判断するのではなく出展者も来訪者も互いに楽しみ、「又、来よう」と思える様な企画・アイデアがあれば楽しいですね。

 この後も色々なイベントが予定されています。どこかでお会いする事がありましたら是非、声を掛けて下さいね。

2016/09/10

森は雄弁?

 森の中に棲んでいると普段、殆ど人工的な音がしない。たまに別荘に来る方の車の音や郵便屋さんのバイクの音がするくらいです。

 それじゃ、いつも森の中は静かというとそうでもない。この時期、森の中を歩いていると上の方からガサガサッと常に音がしてボトッと何かが目の前に落ちてくる。それも始終聞こえて夜になるとそれが屋根に当ってカンッ!と乾いた音を響かせて驚いて目が醒めてしまいます。そうです「ドングリ」の雨が上からドンドン落ちてくるのです。これが頭に当ったりすると結構、痛いんですよ(笑)。

 それから、台風なんかの風が吹くと木々がお互いに、こすれ合ってこれもカンッカンッ!と結構な音がして怖い時もあるし普段、強い風が吹くと森の間を吹き抜ける風の音が遠くから近づいてくるのが手に取るように分かります。

 又、これは森の声と言っていいのかどうか分かりませんが夜中に森の中で女性の悲鳴のような声が響き渡る事があります。知らない人が聞くと「警察に電話した方がいいんじゃない?」なんて事になるくらい「ギャー、ギャー!」というのでビックリしますがこれは色んな説がありますが「繁殖期の鹿かキツネの声」と言われています。私もまだ声の主を直に見たことがないのでハッキリした事は分かりません。

 それから時期によりますが森の中でけたたましい「ダダダダダッ!」という甲高い音が響き渡ります。これはキツツキ(アカゲラやアオゲラ等)がドラミングと言って木の枝をつついて虫を探したり巣穴を物色する音です。まさにドラムを叩く様な大きな音がします。

 これから森は秋を迎え葉が色づきはじめ秋の終わりには大量の枯葉が又、頭上から降ってきます。この音が小さい様で結構、カサカサと煩い様な音で落ちて来ます。

 この様に森は実は雄弁に色々な生活の音を発しています。今度森に行くことが有ったら耳をすまして彼らの声を聴いてみて下さいね。

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八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

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