« 2008年4月 | メイン | 2008年6月 »

2008年5月

2008/05/27

2008第3回八ヶ岳高原サイクリング

 今年も八ヶ岳高原サイクリングが開催され、いつものように私もスタッフとして最後尾の「リタイヤお助けカー」を運転する役目を果たしてきました。

 今年で3回目となるこの大会も年々、充実してきて今年も多くの参加者が全国から集まってきました。この大会の特徴はタイムを競うのではなく八ヶ岳高原の自然を満喫しながら高原をゆっくりとチームで楽しんで走って頂こうというもので今年も小学校2年生の女の子から72才の男性まで幅広い年齢層の方が八ヶ岳高原をサイクリングされました。

 生憎の小雨模様の天気でしたがこういうアウトドアイベントに天候の変化はつきものですから愚痴をいってもしょうがないのです。いや、むしろ悪天候の時はそれなりに別のドラマが生まれたりしてそれはそれで良い思い出になったりします。

 今年のドラマをいくつか紹介すると先ず、雨が上がり脱いだカッパを収納した袋が自転車の前輪に絡み付いてしまい、前輪がロック!その結果は空中を見事一回転し自転車はスプロケットが壊れて走行不能、被っていたヘルメットは割れるという事態になりながら本人はかすり傷と打ち身で大事に到らず、通り掛かった我がお助けカーに収容されて車中の人に・・・「いや~これで今日のヒーローはアナタに決まりですね~」「・・・・」「いや、何て言っても一回転した男ですから絶対話題は独占ですよ」「・・・・・恥ずかしい」「そんな事ないですよ。かすり傷で生還したんですから絶対ヒーローですよ」「皆に言われますよね・・・」「絶対、語り継がれます。いや、私が語り継ぎます」「恥ずかしい・・・」「来年もきっとリベンジに来て下さいね」「絶対きます。私、自転車にのってまだ間がないんです。これからもキット来ますから」「お待ちしています」ってな会話が車中で交されてこの一回転された方は先にゴール地点の温泉にお送りしました。

 もう1人のヒーローいやヒロインは最後尾で完走した今回の最年少、小学校2年生の女の子。途中、何度も止まっては「リタイヤか?」と思いましたがとうとう最後まで走り抜きました。口を真一文字に結んで必死で走りました。いやいや女は強いという歴史的事実がここにも実証されました。きっと、この子は将来つよ~い子になるんだろうなと確信しました。

 今年も様々なシーンを生み出した八ヶ岳高原サイクリング、来年はあなたも参加されてみては?って実は私の方が参加者になりたい・・・

2008/05/19

再?新婚生活

20080519_085328734写真と記事は関係有りません)

 子供達が巣立って夫婦二人での生活がスタートして3ヶ月、時々子供達も帰ってくるものの基本的には二人で過ごす時間だけが圧倒的に増え、夫婦二人の生活も少しずつ変化して来ました。思えば結婚してすぐ子供が出来たから子供に囲まれた期間が28年、突然それが無くなったのでそりゃ生活も変わらざる得ない。

 何が変わったかというと先ず、お弁当はもう終わりという事にした。子供達のお弁当と私の弁当を含め20年近くお弁当作りをしてくれた女房殿に「もういいよ、終わりにしよう」とある日告げて「もういいの?」という女房に「もういいんじゃない。長い事作ってきたんだからもう終わりにしよう」と宣言しその後、それでも時々は作って貰ってはいますが基本的に終了宣言をしました。女房はそれで少し朝の時間が出来る様になって喜んでいます。

 それから休み・・・私は基本的に土・日曜日にお客様が多いので休まない事にしていましたがこれからは出来るだけ女房の休みに合わせて休む様にしました。そうしないと本当に二人で過ごす時間が全くすれ違いのままになってしまうので・・今までは犬1匹、猫3匹、人間の子供3人がウロチョロしてたので特に1人になるなんて思ってもいなかったけどこれからは基本的に二人暮らしになるので出来るだけ二人の時間を共有するように努力しないと本当にすれ違いになってしまいますからね。そうは言ってもやはり土日は仕事で出掛ける事が多いんですけどね・・・

 我々夫婦が出会ったのが19歳の時、出会う前からの人生の時間の倍近くを二人で過ごしてきた事になります。今までも色んな事があったけどそんなに大した事件もなく過ごしてきた夫婦二人の生活・・これからは又、色んな事を試しながら新しい新?婚生活を探っていかなくてはと思うこの頃なのでアリマス。どうやらそうしないと森の奥で1人で暮らす事になりそうなもので・・・

2008/05/11

新緑の季節

 最近、ダイニングから見える森の景色が変わって来た。何が変わってきたかと言うと、ついこの間まで見えていた森の奥が段々見えなくなってきた。正確にいうと見えないというか新緑が茂ってきて森の奥まで見えていた景色が見通しが利かなくなってきたのである。毎年、見てきても春先の新緑の緑は本当に目にまぶしい位美しい。

 そういえば先日の春の大嵐が吹きすさんだ夜、我が家にやってきたデジタルTVの映像が乱れてきた。そんなバカな!もうゆれないハズなのにと信じきっていた自信(何の自信じゃ)がゆれ始め、やはり現代科学の力を持ってしても衛星からの電波は森の緑の葉っぱには勝てないのか・・・と変な感心をしてしまいました。

 そういえば取扱説明書に南西の方向に見通しが取れれば大丈夫とは書いてあったけど南西の方向には大きな木があるものな・・・・恐るべし森の力。

 話は変わりますが今年のウグイスは中々歌が旨い。昨年はケキョケキョ・ケ・ケと聞いているだけでイライラするほど下手だったけど今年は「ホ~~~ホケキョ」と完璧な歌声を披露してくれる。やはり一年すると慣れてきたという事でしょうかね。去年のやつと同じ奴かどうかは知らないけど。

 鳥といえば隣の軒下に散々穴を開けまくったアオゲラ君、今年もツガイで戻ってきて盛んに軒下を探ってトントントンと場所を探している。オイオイ、もう勘弁してあげれば、いい加減お隣さん泣くよ・・・そういえば先日、隣に住む写真家のM氏が訪ねてきて我が家の前に車を止めさせて欲しいと言ってきた。ワケを尋ねると「近くの木にキツツキが巣を造っているので撮影しなくてはならないから・・・」とおっしゃる。もしかしてクダンのアオゲラかと思ったけど話が長くなりそうなので「良いですよ」と答えておいた。

 ツガイといえばいつものように夜遅く、事務所から自宅への帰り道、森の中を車で走っていたら目の前の道の真ん中をなにやら黒いフサフサした尻尾が愛嬌をふりながらヨタヨタと揺れている。「アライグマかな」と思ったけど縞模様がないから違う。どうでも良いけど真っ直ぐ目の前を歩くのは止めてくれないかな~邪魔だからと思っていたらやっと道をそれて森の奥へと消えていった。「あれは何だったんだろう」と思いながら走っていたら又、目の前にさっきと同じ黒いフサフサした尻尾が揺れている。オイオイ又かよ、と思ったけどさっきからかなり離れているし絶対同じやつじゃない。ツガイかも知れないが今晩は何だか黒いフサフサした尻尾の当たり日だな~と思いながら忙しくて未だに奴の身元は分っていない。その内に調べ上げてやるつもりにしている。

 最近、一番困るのは毛虫、何せデカイ毛虫君が道をモサモサと横切っていく。タイヤで轢きたくないからこいつをかわすのが大変、アッチにもコッチにもモサモサと歩いているので大変困るのである。この時期の風物詩なのでショウガナイって言えばショウガナイけど何とかして欲しい。

 あ~春だな・・・

2008/05/05

GW怖い・・・

昨日、近くのコンビニに用事があって行った。この時期はいつもそうなんだけど駐車場が満杯で駐車場に入る事さえ出来ない。もともと、山梨のコンビニは観光バスのまま入れるくらい駐車場が広くて有名である。それでもこの時期は駐車場にさえ入れない程の混み様である。やっとの思いで車をぶつけないように隅っこの方に車を止め、書類を送付する為にレジに行っていつものオバチャンに「これ、いつものようにお願いね」というと「今日はもう出ちゃったんで明日になりますよ!」と恐ろしい目をして仰る。目が完全に吊り上がっている「あっ良い良い、明日発送で全然良いから」と何故か言い訳をしてしまう。どうやら(この忙しい時に荷物なんか出しやがって)という雰囲気・・・おそろしや、おそろしや・・・普段はノンビリやっている田舎のコンビニだけどこの時期だけは戦争だ。

 道路を走っているといつもはガラガラの道路にやたらピカピカ高級外車が走り廻っている。「すげ~ベンツにあんな4輪駆動タイプがあるんだ~とか堂々とした車幅のハマー何かが普通に田舎道を走っている。しかも、あちこちで突然止まる!曲がる!(ちょっと待ってくれよせめてウインカー位だしてくれないとぶつけちゃうよ・・・)と思いつつ、あんな高級車に我が国産車をぶつけたらどんな事になるか想像するだけでメンドクサイ。「君子危うきに近づかず」の例えに習い、そ~と通り過ぎるか「い~ですよ~道に迷ったのね。どうぞ道の真ん中ですけど分るまで地図開いて探してくださいな」とその車のすぐ後ろでジ~ト我慢するのです。そのうちこちらに気が付いて道を開けてくれればメッケモンです。

 更に近くに人気のパン屋さんがある。普段は全くそ~でもないのですが、この時期だけは開店待ちの人の列と道路に路上駐車した車が左右に止まって行き違いが出来なくなる。渋谷や六本木じゃあるまいしこの田舎で人の列が出来るなんてまず無い。断じて無い。その人の列を見ていると何だか不思議なものを見ているような気がする。

 GWはだから怖い・・人が多くて怖い、車が多くて怖い、人が殺気立ってて怖いあ~早くGW終わらないかな・・・いつもGWが終わるとヘトヘトになるのは何故だろう?やはり普段、鹿とかタヌキとか狐とかしか出会わない道で人間に出会うからだろうか?

アシストのHPへ
八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

プロフィール

フォトアルバム

kikori

フォトアルバム