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2008年4月

2008/04/29

デジタルTVがやって来た。

我が家にデジタルTVがやって来た。今まで見ていたTVは20年前に買ったやつで最近ブラウン管の4隅に変なモヤモヤが出てきて色が出なくなってしまい白黒TV状態になってしまい。「もしかして爆発なんて事にならないよね」なんて話していた。

 風が吹くと画面が揺れるしNHKにいたっては画面がザ~ザ~状態で一体なにが写ってるのか全く分らない状態だった。「もうそろそろ限界かね~。何せ20年良く働いてくれたからね」という訳で新しいTVに買い換える事になった。どうせ代えるならもう世の中デジタル放送の時代だし、第一、電気屋さんにいってもデジタルTVしか置いてない。色々、考えて結局オリンピック前にメーカー各社が新しいタイプに代えるタイミングを狙い、その前の「そろそろ生産中止になりますよ」というのを買った。そのタイミングだとメーカーさんも在庫処分したいところだし値段も手頃に落ちてくるからね。

 で、買ったテレビ。当たり前だけどこんなに鮮明なんだと今更驚いた。何せ以前見ていた同じ番組でもきっとここはこんな色なんだろうなと想像しながらみていたもんで「あ~こんなに綺麗だったんだ・・・」と今更感心している状態です。

 私が始めてTVを見たのは高知の田舎でまさに街頭TVならぬ隣の家のTV。それこそプロレスの力道山に声援を送り、鉄人28号実写版とか、鉄腕アトムとかを心をときめかせながら見た事を昨日の事の様に覚えている。ようやく、自宅にもTVが入った時はそれこそ大事な家具状態、どこの家もそうだったけどブラウン管には見ないときには必ずカバーを垂らして汚れないように気を使い、夕食後のTVタイムには居間の襖を開け放して近所の子供達が皆集まって一緒に見ていた。あれからウン十年・・・時代はいまや双方向デジタル通信が可能なところまで来た。

 今のところ私の住む八ヶ岳の山の中ではデジタル放送は4チャンネルのみですが衛星放送が入るので選べるチャンネルには事欠かなくなった。最近お気に入りの番組は「エコチャンネル」環境映像を流しながらヒーリング音楽が流れて見ていてとても心が落ち着く。なんと贅沢な世の中になったもんです。

 オリンピックが始まればもっと楽しみも増える事と思いますが、八ヶ岳の山の中でも見えるチャンネルが段々多くなってくると思います。以前、知り合いのTV関係者の方が言っておられましたがこれからは番組のセットだとか女優さんのメイクが大変になると言っていましたが正にデジタル化されてこれだけ鮮明な映像が配信されると手が抜けなくなりますね。

 我が家も少しササヤカだけど時代の波に乗りました。何せもう風が吹いてもTVの画面は揺れなくなりましたから・・・・

2008/04/19

痛っ!!

自宅の玄関の前に階段にするのに丁度良さそうな平らな2個の石が土の中に埋まっていた。いつか、こいつを掘り出してやろうと思っていた。先日の休みの日、丁度天気が良かったのでその計画を実行する事にした。

 まず一個目1時間ほど格闘し、庭いじりをしていた女房にも手伝って貰って無事掘り出す事が出来た。思っていたよりかなり大きく重かったが作戦成功!気を良くして2個目の掘り出しに取り掛かった。こいつは1個目より更に一回り大きかった。今度は1時間かかっても掘り出せない。「大丈夫なの無理なんじゃない?」「大丈夫、ほらもうグラグラしだしたから」と女房と話しながら石をむりやり手でゆすっていたら石が挟まっていたコンクリートの基礎と石の間に思いっきり右手の中指を挟んでしまった「パキッ!」「アッ・・・・・・・」「どっどうしたの!」「・・・・」声が出ない、ひたすら痛みをこらえる事しか出来ない。あわてた女房がバケツに水を汲んで持ってきた「この中に指を突っ込んで」「お前・・・」「いいから早く突っ込んで冷やして!」「・・・」「何っ?」「どうして・・・ぼろ雑巾が入ってるの?」「そんな事気にしないで早く冷やしなさい!」

 こうしてぼろ雑巾が浮かんでいるバケツの中に指を突っ込んで冷やすこと5分、ようやく声を出せるまでに回復し作業をあきらめて女房に湿布をして貰っていたら女房曰く「もう駄目だからね!あの石は私が埋めます!もうあきらめなさい」「・・・ただの打撲だから・・・」「ダメッ!明日は絶対、病院行くんだよ!」

 で、翌日どうせただの打撲だと思っていたけど病院行かないと家に入れてくれないと女房に言われ、しぶしぶ外科へ・・先にレントゲンを撮ってから先生に呼ばれて病室へ「指どうされました?」「はい、庭の石をいじっていて挟んじゃって、多分打撲だと思うんですけど女房がうるさいもんで・・・」「あ~完全に折れてますね~」「えっ!」「ホラッこの写真を拡大しますよ、ここの所、指の先、白いものが浮いてるでしょ、これ、折れた骨・・・」「あの~どうすれば・・・」「手術してもしょうがないですね。やめときましょ。少し曲がるかもしれないけどマア、大丈夫でしょ。看護婦さんギブス持ってきて」「センセ・・本当に大丈夫?」「1週間後にもう一度見せてくださいね。はいっ、次の人」

 病院の受付で診療代を支払い向かいの薬局へ処方された痛み止めの薬を貰いに行った。「あら~指どうされました?」「どうも折れたみたいで・・・」「指、大きくなっちゃいましたね。ハハハ」「・・・・ほっとけ」

 それからの日々、何が困るって利き手の中指が使えないと言う事で困るのが

① トイレの後、ふけない。しかたないから左手で拭くけど拭きにくい

② キーボードが打てない。まるで映画のデスノートの主人公「エル」のように両手  人差し指だけでキーボードを打たなくちゃならない。

③ 鉛筆がもてないので字が上手くかけない

④ 箸がもてないのでフォークで食事しなくちゃならない

あ~あ、自業自得だからしょうがないけど自分の人生ではじめての骨折経験は本当に不便なものでありました。チャンチャン

2008/04/12

エコ通勤作戦(その2)

 前回は列車通勤にチャレンジしたが今回は原付バイク通勤である。末っ子の息子が高校を卒業し原付バイクが一台余っている。これを利用しない手はないと目を付けた。もともとバイクは好きだったんだけど昔、お金に困った時に女房と娘に家で一番要らないものは父さんのバイクと言われ泣く泣く手放してから数年・・・又、バイクに乗るチャンスが巡ってきたのである。以前は400ccの中型バイクに乗ってたんだけど今度は50ccのいわゆる原チャリなので中型バイクと同じような加速感と言う訳にはいかないけれど今回はエコが目的なのでいいのである

 で、先日早速試してみた。これも意外と快適でこりゃ最高と悦に入ったのは朝の通勤時、帰りは真っ暗闇の寒風吹き抜ける夜、何もしないのに足がブルブル震えて止まらない。家に帰りついた頃には体の芯からトップリと冷え込んで暫くストーブの前から動けなかった。女房から「バイクもいいけどもう少し暖かくなってからにしたら」と呆れ顔で忠告を頂き内心「そうしようかな・・・」と思いつつ「ウルセイヤイ!」と見栄をはったのでありました。多分、経費的には今のところ一番安上がりかも知れないけど、それなら自転車のほうがもっと健康的だしお金掛からないしと今はちょっと考えている。しかし、問題は現在、家に自転車が無い事である。わざわざ買ったんでは何のためのエコだか分らなくなるのでここは慎重に考えてみる事にした。でも、もしかしたらそのうちに思い切って買ってしまうかも知れません。

 そして究極のエコ通勤は走って10km往復20kmのハーフマラソンを毎日決行することである。これは頭の隅っこには確かにある。あるはあるけどちょっと難しい。なんせ往復20kmしかも帰りは鹿やら狐やらタヌキなら蛙やらアライ熊やらがたむろする森の中の道を懐中電灯片手に走らなくてはならないのでちょっと賑やかだしタヌキが化けた美女何かに出会ったらどんな事になるか分らない。だから止めた。アキラメは人一倍早いほうなのでさっさとこの計画は諦めた。

 今のところデーゼル車(時々、世界初のハイブリッド車がダイヤに入ってくれば乗るかも知れませんが)のJR小海線と原チャリ通勤が自分にとってのエコ通勤になるかも知れません。いつまで続くやら・・・

2008/04/05

エコ通勤作戦

冬の間、密かに暖めていた作戦を決行する事にした。名付けて「エコ通勤作戦」昨年、余りのガソリン代の高騰と地球温暖化抑制に何とか貢献したいという思いと、1人で車を運転して通勤する事への罪悪感と犬が亡くなって散歩しなくなってからの運動不足解消等々、様々の思いが重なって何とか会社に別の方法で行けないかと思っていたのである。そして、最初に思いついたのが列車通勤。

僕の住んでいる長坂町から大泉町の事務所まで約10km、しかもだらだらとアップダウンの続く山道の連続である。幸いその山道に沿って小海線が走っている。これで通勤出来るのではないかと思いついたワケです。家から甲斐小泉駅まで約3kmちょうど早足で歩いて体が温まる距離である。何とかいけるのではと思いついたのは良かったんだけど今年の冬は寒かった!雪も多かったのでちょっと決行に躊躇して踏み切れなかったんだけどここ数日、暖かくなったのでやってみる事にした。

 朝6時半起床、朝食をすませて家を出たのが7時10分、駅までの森の中の道を歩いて小泉駅に着いたのが7時35分、約25分で到着、小泉駅に清里方面の下り電車が到着するのが7時57分、2両編成のワンマンカーなので乗るには前の車両の入り口ドアの押しボタンを押さないとドアが開かない。ドアを開けて乗車券を取って席に着き窓から外の景色を見ること約10分で大泉駅に到着、料金箱に乗車券と料金180円を投入して駅に降り立ち事務所まで歩いて10分、何とか無事到着。よしよし楽勝、楽勝・・・・その日の仕事を終えて真っ暗闇の中を大泉駅に向かい小淵沢方面、上りの20時17分発の列車に乗り込む。そして再び小泉駅に降り立つと辺りは人っ子一人いない真っ暗闇、それでも駅周辺にはまだ少し外灯もあって目を凝らせば何とか見える。問題はここからだ。暖かくなったといっても日がとっぷり暮れた春の高原はまだまだ寒い。しかもその日は強い北風が吹き荒れていた。

懐中電灯片手に真っ暗闇の里山道を歩いていると携帯電話に女房からの電話「買い物にいっていて遅くなったんだけど、どの辺歩いてるの?」「駅から出て直ぐのところ歩いてる」「じゃ、帰りにそのルート通るから拾ってあげる」・・・正直ホッとした。初日からちょっとめげそうになっていたので助かったと思った。

震えながら歩いていると後ろから女房と子供が乗った車が近づいてきて通り過ぎてから止まった。早速、後ろの席に滑り込み「助かった~あったかい~」結局、軟弱さを反省しつつ一日目の決行プランを終了。

小海線、甲斐小泉駅から甲斐大泉駅間、片道180円、往復360円。車で往復すると片道10km往復20km、アップダウンが続く山道なので燃費は7km/リッター位、往復で約3リッター使う計算。リッター130円として約390円、ちょっとだけ列車通勤の方が安い計算になる。しかし、金額よりも健康的だしエコロジーだしなによりこの方が気持ちが良い。

今後も引き続き色々と試していく積りなので乞うご期待!って誰も期待してないか・・・

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八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

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