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2007年12月

2007/12/28

2007年を振り返って

Huji 2007年も残すところ僅かになりました。今年を振り返ってみると何だかとても慌しく近年になく忙しかったな~。今年の漢字は「偽」でしたっけ?何だか本当に今年を象徴するような漢字ですね。

 建築に関しては構造偽装に伴う建築基準法の法改正が行われ、これがとんでもない大混乱を日本中に引き起こし山梨県内なんて昨年同月比の着工件数が40%減近くまで落ち込みこりゃどうなるんだろう!なんて大騒ぎでしたもんね。なにも山梨に限った事ではなく、お決まりの国交省の法改正に伴う告示の遅れ等の影響で日本中で確認申請が通らなくなったのが引き金だったんだけどね。結局、更なる法改正を余儀なくされて年末になってやっと少し先が見えてきたかなって感じですね。

 事は建築に限らず食品の賞味期限、消費期限の偽装も問題になりましたね。これも時代を反映した出来事かも知れません。中国製の食品や玩具も随分話題に上りましたね。

 スポーツ界では野球の日本代表の北京オリンピック出場が決まり星野監督の男泣きが印象的でした。我が巨人軍はリーグ優勝は決めたものの何だか変な決まりごとで行われた日本シリーズ出場権を手に出来ずなんだか消化不良のまま終わったシーズンでした。そういえば今年はスポーツ界にも不祥事が多かったですね。相撲界における仮病騒動や大学ラグビー部の不祥事、スケート選手の飲酒運転大リーグの薬物使用問題等、何だか肝心のスポーツに関係ないところでの話題が多かったような気がします。

 明るい話題を探すのが難しいような2007年でしたが来年は是非良い年にしたいものです。今は確かに経済状態も悪いし、暮らしていくのには辛い時期かも知れませんがこんな時だからこそもう一度、原点に戻って自分にとって幸せとは何だろうと考えてみたいと思います。健康でその日一日、元気に暮らせることが当たり前に思えるようで一番幸せなのかも知れません。

 余り多くを望まず、エネルギーの消費を出来るだけ抑えエコロジカルに暮らす事こそ未来に負の遺産を残さず地球温暖化の抑制に繋がるのではないでしょうか?来年、私ももっと健康にエコロジカルに暮らしていく事を心がけようと思います。

 2008年が皆さんにとって明るい良い年になる事を心よりお祈りします。どうぞ良いお年をお迎え下さい。今年一年、拙い文章を読んで頂いて本当に有り難うございました。 キコリ

 

2007/12/23

里山の冬の訪れ

00060_4今シーズン初めて湿った雪が里山に降りました。気温が高いのでベトベトの重い雪です。家の廻りの森は今朝、真っ白になっていました。雪は昨日の昼頃から断続的に降り始め昨晩から今朝にかけて降り続き、森を真っ白に染めました。そして今日、昼頃から晴れ間が広がり始め気温が上がり森は霧に包まれ始め、その霧が晴れると共に森の雪は融け始め夕方にはすっかり無くなってしまいました。

 今年の冬の長期予報は平年並みの寒さと降雪量ということです。例年なら年内は数日、雪の日があり年明けから本格的な寒さと雪が降り始めます。でもここ数年は異常気象が続いているので全く予測はつきません。昨年は全く雪のない冬だったので今シーズンはどうなるのやら・・・・

 久しぶりに日曜日に休みをとったので家族と過ごす日曜日、ゆっくりとのんびり早めのクリスマスを済まし、今朝は朝寝をしゆっくりと起きました。家の駐車場には知り合いが持ってきてくれた伐採した桜の木が転がっています。来シーズンの薪になる予定です。今はまだ手付かずで転がっていますがいずれ短く切って薪小屋に積む事になります。

 この時期のTV番組は今年一年の特集記事ばかりで面白くないので、まだ見ていなくて録画しておいた番組を見ることにしました。それと我が家では未だ出していない年賀状の印刷に昨晩から取り組んでいます。デザインを決めて宛名の住所を確認しやっと印刷するところまできました。

 年末のなにげない我が家の一日がこうやって過ぎて行きます。ことしも後僅かです。

2007/12/18

クリスマストレイン

20071218_190229498_2 毎年この時期になると仲間と一緒に「クリスマストレイン」という企画に参加している。というか何故かスタッフの一員である。JR小海線の車両をチャーターして子供達を連れて車内でプレゼント交換なんぞをして楽しもうじゃないかという企画なのである。しかし、今年は例年になく大いに盛り上がった。何故かというと今年のトレインはいつものトレインとはちょっと違うのである。何が違うかというと今年、世界に先駆けてハイブリッド車両が小海線に投入されたのである。ハイブリッド車両とは車のハイブリッドカーのように普段はモーターの力で動き、減速時や加速時のエネルギーを蓄電器に貯めて動くエコロジーな車両なのです。

 でっ、このハイブリッド車両をこれまた世界で始めてチャーターしてクリスマスをしようじゃないかという企画なのです。なにせ世界初が2回もつくのだから楽しくない訳がない。もうギネスものなのです。オマケに小諸に着いた後にバスに乗り換えて小高い丘の上にある露天風呂にケーブルカーを使って登り、ゆっくり体を温めた後、再びバスに乗り換えて近くのキノコ料理の宴会場を借り切って宴会をしてしまおうじゃないかという話。

 その宴会も只の宴会じゃつまらないから今年のNHK大河ドラマ「風林火山」にあやかり甲州側から甲州産ワインを持ち込み信州側は信州産ワインで受けてたって信州対甲州のワイン合戦をしてどちらが旨いか雌雄を決しようじゃないか、雌雄を決するには専門家が必要だから甲州側からわざわざソムリエを招きそれぞれのワインのウンチクを披露して貰い我々はフムフムとうなずくフリをしながらタラフク飲んでしまおうという企みなのである。

 これで楽しくないわけがない!で、大いに飲んだ帰りの電車の中で少年少女合唱団による聖歌隊の厳粛な聖歌を聴こうと思ったのだけど少年少女合唱団が生憎乗っていなかったので写真の中年中女合唱団による聖歌と相成った訳です。やれやれ・・・とにかく楽しい時間はあっという間に過ぎ去り残ったのは二日酔いにフラフラする頭痛のみ・・・なんて事になったとかならなかったとか。お後が宜しいようで。

2007/12/10

夫婦2人・・・

我が家は人間5人、猫3匹、犬1匹の大?家族であった。それがここ2,3年で段々数が減り始め、今は人間3人の家族になってしまった。犬、猫達は飼い主より先に天国に行って向こうでそのうち来るであろう飼い主を待っている。人間の方は段々成人し社会人となって山を出て行ったのである。(時々戻ってくるけど・・・)

 人間は夫婦2人と子供1人が残っているがどうやらその子供も来春には勉強の為に出て行くようである。その話が正式に決まって手続きをしていてフト気が付いてしまったのである。あれっ?もしかしてあと1人出て行ってしまうと残されるのは夫婦2人だけ?当たり前だけど全然考えていませんでした。本当に間抜けな話ですが夫婦2人になるなんて思いもよらなかったのです。

 考えてみりゃそりゃ最初から家族が居た訳は無いんだから最初は夫婦2人で暮らしていた訳で・・・でもその頃は若かったし共働きで二人ともバリバリ現役で働いていたもので何とも思わなかったけど、最近体のあっちが痛いのこっちが痛いのと言い出した立派な中年夫婦となってみて家の中で二人で向かい合った時どう対処して良いのやら・・・いや、全くバカな話でしょう。他人が聞いたら何、当たり前の事言ってんだと笑われますよね。

 でもきっと結婚したての希望に満ちた夫婦が向かいあうのと長い時間を共有してきた中年夫婦が向かい合うのとではそりゃ違いますよ。何が違うの?って、そりゃ実際に向かい合ってみなきゃ分りませんよ。でもきっと違うだろうなと思っている訳ですよ。

 で、何が困っているかというとどんな会話をすれば良いのかな~と今から思っている訳です。「え~~何だお前、お茶でもする?それともコーヒー飲む?」何てきっとたわいもない会話になるとは思うけどそれはそれでいいんじゃないかと思っているのです。出来ればゆったりと二人の時間を持てれば良いかなと・・・

 しかし、ここで問題なのは私の方が土・日曜日にほとんど家に居ないと言うことです。女房もまだ働いているので休みは当然、土・日曜日。そうなると家に2人しかいないのにいつもすれ違いとなる訳で今までは子供が居たから良いけど二人きりになるとそうもイカナイかなと思っています。

 果たして来年の私達夫婦はどう変化するのでしょうか?なるようにしかならないか・・・今までもそうだったものね。

2007/12/02

出張よもや話

 いままで色んな所へ出張してきました。どうしてもお客様は東京近郊が多いので東京出張が圧倒的に多いんですがそれ以外の地域で多いのは名古屋、大阪ですかね。そんな出張では色んなハプニングもありました。

 以前、冬の名古屋出張時、車で小牧を目指していたのですが途中で大雪になり中央高速は閉鎖、何とか途中のサービスエリアで雪が止むのを待っていたのですが一向に雪が止む気配はなく仕方なく途中のICで一般道に下りたのですがその一般道も迂回する車で渋滞して一向に動かない。仕方なく山梨に戻ろうとしたのですが今度は反対方向の一般道も全く動かず仕方なく近くの駅に寄って泊まる所を探しのですがこれが全く空いてなくて深夜やっと一軒の宿を見つけて泊めて貰いました。

 次の日やっと天候が回復して再度、小牧に向かいやっと仕事を終えて帰る事が出来ました。

 又、昔カナダに行った時の事。折角カナダに行ったのだから新しいチェーンソーを買って帰ろうという事になり向こうで知り合ったビルダーに聞いたらすぐ近くに良い店があるから紹介してやると言われ翌日、車で向かったら半日走っても行き着かない・・・後で分かった事だがカナダ人の「近い」と日本人の「近い」はどうも感覚が違うようで良く考えたらこのカナダ出張はレンタカーで移動したのだけれど確かにスケールが違い過ぎて真っ直ぐな道が延々と半日続くなんて事もザラだった。

 しかし、問題はそんな事ではなかった漸く手に入れたチェーンソーを持って帰りの飛行機に乗ろうとして持ち込み手荷物としてチェックインしようとしたらこれがトラブル、買ったばかりのチェーンソーの持ち込みが認められないという。何度か押し問答したがカウンターのお姉ちゃんが頑として受け入れてくれない。危険物だから絶対認められないと仰る。じゃあ、どうすれば良いんだと聞くと貨物便として別送しろと言う。しかも、受け付けは遠く離れた貨物棟に行かなくては駄目だという。

 仕方なくタクシーを拾ってカーゴエリアに行ったらタクシーの運ちゃんがべラボーな料金を要求する。文句を言いたいが帰りの便の出発時間も迫っておりこちらの英語もあやしいブロークンで喧嘩にならない。泣く泣く料金を払い、貨物便の手続きを終え、無事に機上に人となった時にはぐったりしていました。

 出張はあくまで仕事なんだけど小さな旅でもあります。旅先での色んな出来事が仕事の記憶と繋がって様々な人との出会いの輪が広がって行きます。私の仕事はこの出会いを求める事でもあります。

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八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

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