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2007/12/02

出張よもや話

 いままで色んな所へ出張してきました。どうしてもお客様は東京近郊が多いので東京出張が圧倒的に多いんですがそれ以外の地域で多いのは名古屋、大阪ですかね。そんな出張では色んなハプニングもありました。

 以前、冬の名古屋出張時、車で小牧を目指していたのですが途中で大雪になり中央高速は閉鎖、何とか途中のサービスエリアで雪が止むのを待っていたのですが一向に雪が止む気配はなく仕方なく途中のICで一般道に下りたのですがその一般道も迂回する車で渋滞して一向に動かない。仕方なく山梨に戻ろうとしたのですが今度は反対方向の一般道も全く動かず仕方なく近くの駅に寄って泊まる所を探しのですがこれが全く空いてなくて深夜やっと一軒の宿を見つけて泊めて貰いました。

 次の日やっと天候が回復して再度、小牧に向かいやっと仕事を終えて帰る事が出来ました。

 又、昔カナダに行った時の事。折角カナダに行ったのだから新しいチェーンソーを買って帰ろうという事になり向こうで知り合ったビルダーに聞いたらすぐ近くに良い店があるから紹介してやると言われ翌日、車で向かったら半日走っても行き着かない・・・後で分かった事だがカナダ人の「近い」と日本人の「近い」はどうも感覚が違うようで良く考えたらこのカナダ出張はレンタカーで移動したのだけれど確かにスケールが違い過ぎて真っ直ぐな道が延々と半日続くなんて事もザラだった。

 しかし、問題はそんな事ではなかった漸く手に入れたチェーンソーを持って帰りの飛行機に乗ろうとして持ち込み手荷物としてチェックインしようとしたらこれがトラブル、買ったばかりのチェーンソーの持ち込みが認められないという。何度か押し問答したがカウンターのお姉ちゃんが頑として受け入れてくれない。危険物だから絶対認められないと仰る。じゃあ、どうすれば良いんだと聞くと貨物便として別送しろと言う。しかも、受け付けは遠く離れた貨物棟に行かなくては駄目だという。

 仕方なくタクシーを拾ってカーゴエリアに行ったらタクシーの運ちゃんがべラボーな料金を要求する。文句を言いたいが帰りの便の出発時間も迫っておりこちらの英語もあやしいブロークンで喧嘩にならない。泣く泣く料金を払い、貨物便の手続きを終え、無事に機上に人となった時にはぐったりしていました。

 出張はあくまで仕事なんだけど小さな旅でもあります。旅先での色んな出来事が仕事の記憶と繋がって様々な人との出会いの輪が広がって行きます。私の仕事はこの出会いを求める事でもあります。

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八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

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