冬の必須アイテム、ウッドストーブ
我が家にはウッドストーブが備え付けられています。現在のストーブは2代目のストーブですがアメリカ製のダッチウエスト社の同じシリーズのストーブを2代続けて使っています。
なかなかの優れものですがその威力を実感したのは他でもないあの3.11の東北大震災の時でした。山梨も大きな影響を受けて市内の大部分が停電して丸一日電気製品が使い物にならなくなりました。
その日は雪がちらつくとても寒い日でした。震災の夜になっても電気は復旧せずに暗い寒い夜を多くの家庭が迎えなくてはなりませんでした。我が家はこのウッドストーブが有った為に停電しても暖を取る事が出来、更にウッドストーブの炎がチラチラと室内を照らしてくれるので幸いにも明かりも取れ、凍える事はありませんでした。
「ウッドストーブは良いけど薪集めるのが大変でしょ?」と良く人に言われます。確かに薪の原木を集めたりそれを割って薪造りをするのは大変ですが、私はこの何でも便利でITが発達した世の中で「薪造り」をするというとても原始的で生活に密着した行為がオーバーにいうと、とても今の世の中で大切な事のように感じています。
最近は家つくりの過程で「薪ストーブだけは必須です」と言われる方が増えています。現在では床暖房とか蓄熱暖房とかACとか便利な暖房器具が溢れていますが何故かここ八ヶ岳南麓ではウッドストーブに根強い人気があります。やはり、周りにこれだけ自然が溢れ木々が濃いと「暖房はウッドストーブ」というのが似合うのでしょうね。
薪造りが面倒だと思う方には決してお勧めしませんがこのIT化の進むマイホーム造りにあえて手間のかかるウッドストーブも結構、良いものですよ。
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