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2015年8月

2015/08/30

町の散髪屋さん

地元にいつもお世話になっている散髪屋さんがあります。もう20年以上通っている店で今の店長さんで3代目になりますが私は今の店長のお父さん(2代目)の時代からお世話になっています。

 大体、1か月に一度位のペースで行っていますが散髪する為に勿論行っているのですがそれだけではなくて地元の色々な情報や世間話を聞くのも楽しみの一つでもあります。

 都会では中々こういう店は少なくなっていますが田舎では今でもこういう人情溢れる店がまだあるのが嬉しい限りです。

 2代目のお父様は既に亡くなられて今は3代目さんが店を切り盛りしていますが昔は今の店長さんとそのご両親の3人で店をやっておられて、とても賑わっていました。

 その頃は美容院なんかもそんなに無くて店は女性客も良く訪れ子供達も親御さんに連れられて良く来ていました。

 夏休みには近くの高校生達が髪を染めにきたり逆に夏休みの終わり頃になると髪を元に戻しにきたりしていつも店は予約で一杯でした。

 散髪屋さんは地元の情報源でもあります。色々な話が聞けて他県からきた私にとってな貴重な情報元でもありました。

 そして3代続く店だけにその確かな技術は安定していて決して手を抜くことはありません。そのご両親がお元気だった頃はお父さんもお母さんも腕は確かで私はいつもお母さんに笑いながら顔を剃って貰っていました。

 今はそのお母さんも少し体調を崩されて現役を離れて店に顔を出すことは無くなってしまいましたが私はそんな人情味溢れる町の散髪屋さんが大好きです。

2015/08/15

お盆休みと終戦記念日

 今年も暑い夏のお盆休みと終戦記念日を迎えます。私は戦後に生まれたので戦争の経験はありません。しかし、祖父が陸軍のお偉いさんだったので戦争の話は何となく聞いているし、母も学生時代には風船爆弾を造っていたそうです。

 今、日本は安保法制を取り巻く問題が議論され国会周辺や地方でも反対・賛成を巡り大きな問題になっています。このままでいくと戦後70年堅持してきた世界に誇る平和憲法と呼ばれてきた憲法9条が見直される事になるかも知れません。

 私は議論は大いに良い事だと思いますがこと戦争に関してだけはどんな事があっても絶対反対です。

 以前、広島の原爆記念館に行った事があります。日本人はすべての子供たちがあの原爆記念館を見学すべきだと思います。どうやら近年は展示物が変更になって前より悲惨な展示が自粛されているようですが私はありのままの展示をすべきだと思います。

 正しい戦争なんてものはありません、戦争は国家が認める殺人に他ならないと思っています。

 どんなに国会の政治家達が「そんな事はあり得ない」「戦争になると煽り立てるのはメデアの陰謀」といっても当の本人達は決して当事者にはならないのですから口では何とでも言えます。

 私は「そんなに安全だというのなら原発も国会の隣に建設すればよいし国会議員の先生たちも怪しい政治活動費を無駄遣いせずに紛争地域に行って自分の目で本当に安保法制の改正が必要なのか体験してから言えば良い」と思います。私だって紛争地域の最前線に行った事はありませんが想像する事は出来ます。

 戦争に正義なんてないし最前線になってしまった現場で生死をかけて戦っている人間に「後方支援に徹して攻撃されても武器の使用はせずに撤退しろ」何て事はとても現実的とは思えません。

 戦後70年、段々戦争の記憶が薄れるにつれ又第2次世界大戦前の様な危うい状況になってきている様な気がしてなりません。

 若い国会議員が「戦争に行きたくないなんて利己主義は戦後教育の間違いが引き起こした」何て発言を聞いていると背筋が寒くなります。なんで「戦争に行きたくない」と思うことが利己主義になるのか私には全く分かりません。むしろ人間なら至極当然な事だと思います。

 毎年、夏になるとこんな事が気になりますが今年程、痛切に危機感を感じる事はありません。

 日本は本当にこの政府が主張する変革の道を進んで良いのでしょうか?決めるのは国会議員ではなく私達です。未来の子供たちに平和な生活を残す義務が我々にはあります。

2015/08/08

故郷帰り

子供達が夏休みに入り、お盆が近くなってくると故郷へ帰る人達が増えて来ます。我が家も娘が孫達2人を連れて八ヶ岳の森の中に帰って来ています。

 子育てを終えて3人の子供達もそれぞれ独立して家を出て行って、すっかり静かに夫婦2人と猫2匹で暮らしていた山のログハウスも孫達の歓声で賑やかな日々が続いています。

 迷惑なのは猫達で「ネエ、この煩い奴らは何時までここに居るの?」と言わんばかりに眉間に皺を寄せて逃げ回っております。ストレスで脱毛にならなければ良いのですが(笑)

 しかし、すっかり忘れていた赤ちゃんの匂いや泣き声に接するのは嬉しいものです。「孫は来て嬉しい、帰って嬉しい」とは良く聞く言葉ですがホント旨く表現した言葉だと思います。

 しかし、育ち盛りの子供達にはこの夏休み思いっきり自然と親しんで、一杯汗かいて、一杯遊んで、一杯色んな事を感じて欲しいと思います。

 いずれ又、都会に帰って行かなくてはなりませんが少しの間、我が家の森の中のログハウスで一人は床を這いまわっておりますが(笑)一人は家の中を上から下まで走り回っております。オ~イ、ジイジイと遊ぼうよ~!

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八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

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