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2014年8月

2014/08/30

Img_5881製作のお手伝いをしている木のオカリナ「樹・音(ジュネ)」のイベントがあり各地から「樹・音」の愛好者ジュネリストが集まり101人の輪が出来ました。

 朝早くから準備をして全員で発表する課題曲の練習する光景は見ていて感動しました。

 参加した一人一人が自分用の譜面台を持ってきて自分の前に準備して手にする楽器も木のオカリナ「樹・音」に限らずコカリナやリコーダー等思い思いの楽器を手にして同じ課題曲を演奏する姿は本当に音楽の力を感じました。

 「樹・音」は本当に小さな小さな手の中にスッポリ収まってしまうほどの小さなオカリナですが地元の木で造られる優しい音色のする誰でも手にする事が出来る楽器です。

 幼い子供からお年寄りまで誰でも演奏出来るのが樹・音の特徴です。小さな笛が紡ぐ小さな人の輪が少しずつ広がっていきます。

2014/08/24

自然災害

今週は広島県で大規模な土砂崩れが起き、多くの貴重な命が失われました。亡くなられた犠牲者の皆様のご冥福をお祈りし、残されたご遺族に心よりお悔やみ申し上げます。

 山梨県も今年、記録的な大雪に見舞われ大変な被害を受けました。地球温暖化の影響はこんなところにも表れ今後も大規模な気象変動による災害が地球規模で発生する恐れがあると言われています。

 自然の中で暮らしたくて都会から森の中へ移住してきた私も自然災害に見舞われる可能性は十分考えられてとても他人事とは思えません。自然との共生はそういう事も考えていかなくてはならないという事です。少なくても人間が引き起こす気象変動や人災は極力避けなければなりません。自然の警告に耳を澄まして自然を畏怖する心を失ってはいけないという事だと思います。

 どんなに科学が進歩しても自然をコントロールする事は至難の業です。だからこそ宇宙船地球号に同乗する我々全ての生物や動物は自然を畏怖し自然と共に生きていく必要があります。

2014/08/17

お盆休み

 今年もお盆休みの季節が来て多くの人達が八ヶ岳にやってきました。我が家の近くにある別荘地にも沢山の車が集まってきて賑やかです。

 この時期は何処へ行っても混雑しているので毎年、家でじっとしている事に決めています。なので今日は録画して溜め込んだ映画を朝から見ています。たまにはのんびりして良いものです。

 昨日からUターンラッシュも始まり朝から森を出て都会に帰る支度をしている人達を見ていると昔、都会に住んでいた頃、休みといえば自然を求めて子供達を連れてあちこち行っていた自分の姿とどこか重なるものを感じます。

 そう思い返してみるとやはりこの森の自然の美しさはいつまでも守り通していかなくてはならないと改めて思っています。

 しかし、最近少し気になる事があります。それはこの八ヶ岳の美しい森を大規模伐採して建設されるメガソーラーの台頭です。国が進める自然エネルギー政策としてソーラー事業そのものに反対するつもりは毛頭ないのですがなにも豊かな森を伐採してまでソーラーパネルを設置する必要があるのでしょうか?

 ついこの前まで豊かな森だったところがいつのまにか広大な無機質なパネルに覆われた巨大な鏡の様になっている姿は見ていていたたまれません。

 来年、又、多くの人達がお盆休みにこの森に遊びに来るのが楽しみだと言って貰える様にこの森の環境をいつまでも残していきたいものです。

2014/08/09

野生動物達の棲む森

今朝、新聞を取りに森の外に向かっていたら前に若い雌鹿と子供の鹿達の群れが10頭程、道の真ん中に立って此方を見ていました。やがて私の後ろから追い抜いていった車に驚いて森の中にチリジリに逃げ込んでしまいましたがきっと車の中の人達は森の中から見つめる沢山の鹿の視線に気づく事は無かったと思います。

 この森には他にもキツネやリス、ウサギ、テン、アライグマ、サル、イノシシ等が住んでいます。又、数多くの鳥達も巣を作り森の木の上で生活しています。

 森の奥の別荘地に住む人達の多くはペットとして犬を飼い、我が家にも2匹の猫が暮らしています。最近は我が家の玄関前の石段の奥には大きなヒキガエルが住み着いて時々石段の上に出来て私に「お帰り」と言ってくれます(迷惑ですが・・・(笑))その他、我が家の床下には大きな蛇が棲んで要る様で時々長い抜け殻が落ちています。

 ここ八ヶ岳の森はこれくらい多くの動物達が暮らしています。普段、我々は動物園にでも行かないと野生の動物達と出会う事はないのですが、この森でこういった沢山の動物達と遭遇します。

 最近、隣の大泉町の広報のスピーカーから「明日は猟友会による害獣駆除が予定されています。駆除は猟銃と罠による駆除を予定しておりますので森の中に入る際には充分注意して下さい」といった広報が流れてきます。「注意しろと言われてもな~」といつも思うのですが動物と人間の共生ではいつもこの問題が取り沙汰されます。

 昔の里山の暮らしが廃れ都会から移り住んだ人達が森の中に住宅を建てて棲んだ結果、その移住した人達が出す生ごみを漁ったりもう収穫しなくなった木の実(柿等)を狙って動物達が人間の暮らすゾーン迄入り込んでしまうのです。

 人間も動物の仲間、動物達から「最近、人間達が我々の生活圏に入って来て困るので明日、害獣駆除をします」と言われない様にしなくてはいけませんね。

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八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

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