120年ぶりの大雪
山梨県甲府市で積雪の観測をとり始めて以来120年になるそうですが先週末の大雪はその記録を更新する大雪になりました。現在でも陸の孤島状態の集落があちこちにあり列車や車の中に閉じ込められた人が大勢でました。
私も自宅に3日間閉じ込められています。しかし不思議と余り不便に感じません。勿論、外に出られないので不便なのは間違いないのですが都会のビルの中に閉じ込められたという状況と違って元々森の中に住んでサバイバル生活を楽しんでいる様なものなので閉じ込められても余り苦にはならないのです。
昔と違って今は携帯電話やネットもあるし閉じ込められても外の情報も入ってくるし、食料と燃料があれば余り問題はありません。停電してもLPガスはあるし暖房はウッドストーブだし水は外の雪を溶かせばいくらでも確保できるし食料も災害用に備えた非常食も含めて数日間はまず大丈夫だしホント、余り気になりません。しかし病人や老人の方達にとっては死活問題なのでそこは心配です。
今回の大雪は本当に大変な災害ですが山間地を抱えた地方では中々被害状況が伝わらず対策が遅れがちです。今回もネットでは随分、被害が情報として伝わっていましたがマスコミでは大きく報道される事はなく自衛隊への災害派遣も大雪の影響で対応が遅れました。
高速道路に多くの車が取り残され立ち往生した列車の中にも4日間に渡り乗客が閉じ込められ更に雪で立ち往生した車を捨てて歩いて避難しようとした人が凍死する事態が発生してやっと事の甚大さが伝えられる様になりました。
山梨県はモモやイチゴの産地ですが多くのハウスが被害を受けました。これだけの急激な気候変動は多くの災害を引き起こします。経済発展も必要ですがこれから予想されるこれらの自然災害に国レベルで備える事もこれからは大切な課題だと思います。
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