龍が来た!
今年の干支が辰だからと言う訳ではないのですが今年は「龍」に色々とご縁があり、年初めに初詣を兼ねて知り合いから教えて貰った諏訪大社のいたる所に飾られている龍を見に行ったり地元で「龍」にまつわる面白い話を持っている人達の集まりに参加させて貰ったり、先日は身延山の久遠寺の枝垂れ桜を見にいったら又、いたるところで龍に出会ったりと何故かあちこちで龍に出会う事が多いな~と思っていたら昨日とんでもない龍が我が社を訪れました。
それが写真の龍の壷なのですがこれは「永見陶節」さんと言われる著名な陶芸家の方が造られた「古編文」という技法で造られた龍壷です。この「古編文」という技法は日本では唯一人この永見さんだけが出来る技法だそうでとても貴重な壷です。
この壷は当社のお客様からお預かりしたもので当社の守り神をお願いする事になりました。
龍と言えば昨年日本を訪問されたブータン国王が子供達に残されたコメントが思い出されますがその時、国王は「龍は皆の心の中にいて経験を食べて大きくなる」と仰っていました。そして国王自身も「龍を見た事がある」とコメントされていました。ブータンは龍の国と知られ国旗にも龍が描かれています。そして有名な国民の幸福度、世界一の国です。それには龍が大きな要因を占めているのかも知れません。
古来より龍は色々な寺院に奉納され信仰の対象とされてきました。ある時は恐ろしい恐怖の対象でもあり、ある時は幸福をもたらす使者ともなります。それ程、人間の心の中の「祈り」を具現化した生き物かも知れません。
もともと「龍」は龍・麒麟・鳳凰・霊亀の四霊の一つとして知られる中国神話上の生き物ですが日本神話でも八岐大蛇として知られています。
今年の干支は辰(龍)ですが十二支の中で唯一、実在?しないのが辰(龍)です。何故、十二支の中にこの辰が選ばれたのでしょうか?もしかしたら昔は実在の生き物だったかも?
この様に不思議な云われをもつ龍ですが当社に来た龍もそういう意味では不思議な縁を持っているのかも知れません。何だか見ていると「しっかりせんかい!」と叱られている(笑)様な気がして仕方ないのですが「龍」さんこれから宜しくお願いします。
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