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2008年2月

2008/02/23

真冬の八ヶ岳から南国高知へ720KM

用事があって高知に帰ってきました。真冬の八ヶ岳から南国の高知まで約720KM往復1440KMの旅です。小淵沢ICで中央高速道路に乗り岡谷JCを経て小牧から名神道路に入り京都、大阪を経て山陽道路で岡山まで行きそこから瀬戸大橋を渡り高松道、高知道を経由して南国ICで降ります。

 一人で帰ったので道中の運転は代わりがおらず、ず~と一人で運転です。34日の旅とはいえさすがに往復運転するとへとへとに疲れます。しかし、八ヶ岳から高知まで移動していると日本は本当に縦に長い国だと思います。道中は色々な気候の変化にさらされます。

 小淵沢ICから岡谷JCを経て恵那トンネルを越えるまでは南アルプスから中央アルプスを通過していく正に絶景の冬山の厳しい景色が広がります。そして小牧に近づくにつれ段々廻りの風景は温暖な景色に変わり名神高速に入ってからは暫くは都会の景色が広がりますが進行方向が徐々に北側に変わり関が原付近は天候不良になる事が多く、特に冬季は吹雪にさらされる事が多くなり普段でも渋滞の多発地帯です。京都から大阪まで直線的な道が多くスピードも出がちです。ちょうどこの辺りが高知までの中間点になります。

 大阪の万博広場の前の太陽の塔を見ながら神戸方面に進むとやがて山陽道への分岐点が現れます。山陽道に入るとトンネルが多くなりFM放送も入りにくくなります。そして岡山を過ぎたあたりで瀬戸大橋への分岐が表示されます。瀬戸大橋は渡る時に気を付けないと橋の上が横風が強くてうっかり景色に見とれていると一車線くらい吹っ飛びますからご注意を・・瀬戸大橋を渡りきるとここで初めての料金所が現れます。瀬戸大橋を渡った確認のための料金所です別に高速道路を降りる訳ではありません。料金所をすぎると直ぐに右側に「讃岐富士」という富士山に似たおわん型した山が見えます。そしてそこから高松道に入り暫く走ると高知道と愛媛道に分岐します。

 高知道にはいると今度は20個近い連続したトンネルが続きます。四国山脈を横断するのです。今回はこのトンネルの間はずっと吹雪でした。高知道のトンネルは未だ完成していない区間があり途中は対面通行になっているので神経を使います。トンネルには番号が表示されていて後いくつかが分かるので数えながら通過するのも楽しいですよ。そして連続したトンネルが漸く終わると南国ICです。やっと高知に着きます。南国ICで降りなければ次は高知ICになります。

 昔は高速道路も所々で切れておりその度に一般道路に下りて次の高速道路までえっちらおっちら走らなくてはいけませんでしたが今は小淵沢ICから南国ICまで高速道路に乗ったまま行けるので本当に便利になりました。でも以前の一般道路を乗り継ぐのもそれはそれで楽しかったですけどね。私はこれ以上道路は便利にならなくても良いと思っています。もう充分です。それよりもっと福祉に予算を使って欲しいと思います。

2008/02/15

実はカタログ大好きです。

 実はカタログが大好きです。当然、興味のあるものに限られるけど例えばバイクや車、カメラやテレビ等その時に興味があるものを比較検討するアイテムとして各社のカタログを取り寄せて眺めるのが何故か大好きです。

 各社それぞれのスペックがありそれを比較検討しそのスペックの裏に隠された(笑)性能の違いを引き出して一人密かに納得していく過程がたまらなく好きなんです。もしかしてオタク?かも知れないと思うときもあります。

 しかし!これがピークを過ぎて検討しつくして自分の中で決めてしまうとこれが全く興味が無くなるのはどうしてでしょう?本当に全てのカタログを捨ててしまいます。何故だか自分の中で結論を出してしまうと全く関心がなくなるのですから自分でも不思議です。あんなに毎日飽きもせずに眺めていたカタログを開く気さえ無くなってしまいます。不思議ですね~。

 子供の頃から夢中になるとすっかりその世界にのめり込み廻りが見えなくなるなんて事がありましたがこの癖は年齢には関係無いようです。そう言えば我が家の3人の子供達も大なり小なりそういう傾向があるのは親の血を引いたのでしょうかね。

 しかしパンフレットというのはその会社の姿勢が分かりますね。いかに端的に分かりやすく説明するかが勝負の分かれ道ですね。いくつもの会社のパンフレットを比較検討していると何となくその会社の思いが分かってきます。ある会社はとにかく硬くスペックに自信があって性能勝負!っていうような構成だったりある会社はイメージ戦略で性能は二の次で高級でトレンンデイなイメージを前面に打ち出して消費者を取り込もうとしていたり、ある会社は一体なにを言いたいのかさっぱり分からないパンフレットだったり、そういうのを眺めているだけで楽しいのですから安上がりです。

 「このパンフレットを制作した会社は中々スルドイゾ」なんて関心したり「この企画会社は製品の事を全く理解してないな、きっとやっつけ仕事で作ったんだろな」なんて事も考えたりして楽しんでいます。女房からは「よく毎日、毎日同じパンフレット見ていて飽きないわね」なんて皮肉を言われていますが飽きないからこれが不思議ですよね。但し、決定するまでの間ですが・・・

2008/02/10

今年は雪が良く降ります。

Yuki 今年はよく雪が降ります。昨シーズンは全く雪が降らなかったのと大違いです。地球温暖化が進むと旱魃と豪雨を繰り返すと言われていますが何となくいやな雰囲気です。そういえばアメリカでは季節外れの竜巻が暴れてかなりの被害が出ているようです。

 私が今読んでいる本では将来の地球像を予測しています。例えば我々が経済の発展と共に排出したフロンガスを例にとるとこのフロンガスがオゾン層に到達するには数十年の時間がかかるそうです。このフロンガスが我々を紫外線の影響から防いでくれているオゾン層を破壊します。つまり今問題になっているオゾンホールの拡大は実はこれからが本格的になってくるのです。このフロンガスは開発された当初は将来に計り知れない可能性を生み出す画期的な発明ともてはやされました。その時期、よもやこの画期的発明となったフロンガスが地球の環境に深刻な影響を与える結果になるとは誰が想像したでしょうか?結果的に人類の経済発展と環境破壊は表裏一体のものとなってしまっています。 

 今、我々に出来るのはやみくもに経済的発展を望むのではなく地球上に棲む多くの生き物の一つとして宇宙船地球号の環境回復に努め共に共生する道を早急に探らなくてはなりません。その為には経済的発展を一度見直す事も大切だと私は思います。そうしないと未来の子供たちにとんでもない負の遺産を残す事になりかねません。

 私は今、事業としてペレットストーブの普及に取り組んでみようかと思っています。まだ、始めたばかりなのでこれから色々な知識を得て方向性を探っていかなくてはなりませんが化石燃料に依存せず出来るだけ地元の山の木を利用することで今まで活性化しなかった間伐事業が進み森林資源の需要促進に道が拓ければ荒廃化した山の資源の世代交代が進みCO2の固定に繋がるのではないかと期待しています。

 そろそろ我々もお金だけではなくてお金はなくても豊かな暮らしが出来る方法を探らなくてはならないんじゃないでしょうか?一番よいのは自給自足の暮らしを心掛ける事だと思います。今、日本の食糧自給率はとても自給自足できるレベルではありません。今回の中国産ギョウザの問題から分かったのは我々が食べている食材の中国への依存率がこんなに高いという事でした。それは安いという事から来ているのだと思いますが、我々は安いというだけで自給自足の道を放棄してはいけないと思います。

 日本にはまだ豊かな自然が残っています。この自然を生かして里山の暮らしを取り戻し食料の自給率を高め地産地消の食物連鎖を繋げる事が出来ればそれが一番豊かな暮らしといえるのではと思います。今から始められる一歩をとにかく地球上の人類全てが踏み出す事が未来の地球を救うことになります。

 何て事を氷点下13度の寒さに震えながらぼ~と考えています。

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八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

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