今年は雪が良く降ります。
今年はよく雪が降ります。昨シーズンは全く雪が降らなかったのと大違いです。地球温暖化が進むと旱魃と豪雨を繰り返すと言われていますが何となくいやな雰囲気です。そういえばアメリカでは季節外れの竜巻が暴れてかなりの被害が出ているようです。
私が今読んでいる本では将来の地球像を予測しています。例えば我々が経済の発展と共に排出したフロンガスを例にとるとこのフロンガスがオゾン層に到達するには数十年の時間がかかるそうです。このフロンガスが我々を紫外線の影響から防いでくれているオゾン層を破壊します。つまり今問題になっているオゾンホールの拡大は実はこれからが本格的になってくるのです。このフロンガスは開発された当初は将来に計り知れない可能性を生み出す画期的な発明ともてはやされました。その時期、よもやこの画期的発明となったフロンガスが地球の環境に深刻な影響を与える結果になるとは誰が想像したでしょうか?結果的に人類の経済発展と環境破壊は表裏一体のものとなってしまっています。
今、我々に出来るのはやみくもに経済的発展を望むのではなく地球上に棲む多くの生き物の一つとして宇宙船地球号の環境回復に努め共に共生する道を早急に探らなくてはなりません。その為には経済的発展を一度見直す事も大切だと私は思います。そうしないと未来の子供たちにとんでもない負の遺産を残す事になりかねません。
私は今、事業としてペレットストーブの普及に取り組んでみようかと思っています。まだ、始めたばかりなのでこれから色々な知識を得て方向性を探っていかなくてはなりませんが化石燃料に依存せず出来るだけ地元の山の木を利用することで今まで活性化しなかった間伐事業が進み森林資源の需要促進に道が拓ければ荒廃化した山の資源の世代交代が進みCO2の固定に繋がるのではないかと期待しています。
そろそろ我々もお金だけではなくてお金はなくても豊かな暮らしが出来る方法を探らなくてはならないんじゃないでしょうか?一番よいのは自給自足の暮らしを心掛ける事だと思います。今、日本の食糧自給率はとても自給自足できるレベルではありません。今回の中国産ギョウザの問題から分かったのは我々が食べている食材の中国への依存率がこんなに高いという事でした。それは安いという事から来ているのだと思いますが、我々は安いというだけで自給自足の道を放棄してはいけないと思います。
日本にはまだ豊かな自然が残っています。この自然を生かして里山の暮らしを取り戻し食料の自給率を高め地産地消の食物連鎖を繋げる事が出来ればそれが一番豊かな暮らしといえるのではと思います。今から始められる一歩をとにかく地球上の人類全てが踏み出す事が未来の地球を救うことになります。
何て事を氷点下13度の寒さに震えながらぼ~と考えています。
丁度【薪割り紀行】という本(深沢 光著)を読んでいたところです。是非やってください。参加したいぐらいです。
金曜にNHK番組の中でウッドチップを取り上げていました。岡山の北部で作っているのですが、全国シェアが50%以上とか、、、地産地消でないと意味無いのでは?と疑問を感じました。
ストーブだけでなく、給湯などトータルで生かせるといいですね!
投稿: 泉原原人 | 2008/02/11 16:57
泉原原人さんこんにちは。そう言って貰えるとすごく嬉しいですね。元気が沸いてきます。頑張ってみますね。早速、明後日は森林総合研究所に行く予定になっています。これからも経過を報告します。
投稿: kikori | 2008/02/11 19:02