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2007/08/20

初めての電車通勤

 先日、どうしても外で酒を飲む事になり車を会社に置いていかなくてはならない羽目になりました。その夜は女房に車で迎えに来て貰ったので何とか良かったんですが次の朝、どうやって会社に行こうかと困ってしまいました。タクシーを呼ぶのはバカらしいし家族は全員都合が悪くて送って行って貰えそうにないし・・・さて、どうしようかと思っているとフトひらめきました。

 そうだここにはJR小海線という立派な高原鉄道があるじゃないか!家から近くの甲斐小泉の駅まで歩いて15分ほど、そこから会社のある隣駅「甲斐大泉」駅まで約10分足らず、駅から会社まで歩いて5分、充分通勤の足として使える。今まで車でした移動した事がなくて考えなかったけど簡単に行けるではないか!

 JR小海線はこの夏、世界で初めてハイブリッド電車が走りました。日本でこのハイブリッド電車を投入するのにどの路線がふさわしいか検討された結果このJR日本最高地点「野辺山」をルート内にもつ小海線が選出されました。高原の中を走る路線の環境がハイブリッドカーにふさわしかった事、アップダウンの多いルートが坂道で充電するハイブリッドのシステムに都合が良い事等が路線決定の要因になったようです。電車の名前は「こうみ」いかにもといった名前ですがこの夏、小海線のいたるところでこの「こうみ」を撮影しようとするマニアの姿を見掛けました。

 さて、この小海線の最寄り駅「甲斐小泉駅」まで女房に車で送って貰い始めてこの駅から乗りました。小泉駅は無人駅なので勝手にホームに行って列車を待つのですが列車はワンマンカーで乗る時は外の扉近くに付いているボタンを押さないと扉が開かない仕組みになっています。それを知らない人は何時までもドアが開くのを待っているのですが都会と違っていくら待ってもドアは開かないのですよ。さてボタンを押して無事、車内に乗り込むとすぐ整理券を取って席に着きます。

 車内には中高年の5,6人のグループが清里かどこかにハイキングに行くようで楽しそうにはしゃいでいました。その姿はまるで子供の遠足のようにほほえましい光景でした。普段はこの線路の下を走る森の中の道路を車で走っているのですが今日はその道を見下ろしながらの通勤風景です。見慣れた筈の森の風景が列車の中から見るとまるで違った風景に見えるから不思議です。

 走る事10分足らず、大泉の駅で降りるのは俺一人でした。ワンマンカーなので降りるときは2両編成の先頭車両しかドアは開きません。運転席の横にある料金箱に整理券と料金を入れ一番前の扉から列車を降ります。

大泉駅には女性の駅員の方がいて「オハヨウゴザイマス」と改札口で声を掛けてくれます。大泉駅で降りると後は事務所まで上り坂を上ること約5分で事務所に着きます。これで充分、列車で通勤できる事が分ったのでこれから時々利用する事になるかも知れません。

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コメント

いいですねぇ、電車通勤。
運動のためにも、その方が良いかも知れません。
これで毎晩飲みに行っても大丈夫ですね。(笑

くまぱぱさんこんにちは。そうなんです、どうして今まで気付かなかったんだろと思いました。次はハイブリッド列車に乗ろうかな。

先日は久しぶりにお目にかかれて嬉しゅうございました。ところで、電車通勤のくだりにつき、我が家の鉄チャンの息子から一言物申したいとのこと。‘電車‘にあらず。デイーゼル車もしくは気動車通勤となりますよ・・・・とのこと。ちなみにハイブリット車は切り替えの社内表示が感動ものでした。

伊東さんこんにちは。先日は有り難うございました。「電車にあらず」あちゃ~やっぱりそうきましたか。実は書いてる私も電車にあらずと充分承知の上でしかし気道車通勤っていうのもな~と思い、一応通りの良い電車通勤にしたのですよ。正確には「時々電車、時々デイーゼル車」通勤となります。

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八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

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