竹炭つくり、失敗!
先週、釜に入れた竹がそろそろ炭になっている頃なので昨日、皆で楽しみに取りに行きました。現地で集合して講師をして頂いた先生に改めて挨拶して貰ったところなにやらちょっと心配気味な話が飛び出しました。釜に火を入れて順調に煙が出始めてから空気の取り入れ口を最低限に閉めて煙の様子を2昼夜観察しながら釜の火の調節をするのですが火をいれた当日の夜中、先生が見に行ったところ順調に煙が出ていたので安心して次の日の早朝に見に行ったところ、いつもなら煙が出ているはずがすっかり消えていたという話・・・ウンッ?火が消えていた→竹がすっかり灰になってしまった、もしくは途中で火が消えて生の竹になってしまった。のどちらか??
心配顔の先生と一緒に釜に行き土を被せてしっかり閉鎖しておいた釜のフタを開けるべく土を除き、蓋を開け思わず全員が煤に煙る釜の中を覗き込む!結果!アリマシタ!灰が・・・・そう見事に灰になってました。出来上がっていた竹炭はごくわずか・・大半は竹灰になってました。ガッカリする先生は釜の中にはいって灰を含んで全ての竹炭を出して「悪かったね・・」イエイエ先生!めげるもんですか!もう一度やりましょう!てなワケで全員、再度竹林に戻り、前回伐った時に余って残っていた竹を割って再度、釜に入れてリベンジする事になりました。
今から考えれば、前回、釜に火を入れた日は春の嵐のような異常な雨上がりの後で突風が巻いて釜の中に空気が逆流し我々もすっかり煙に燻されてしまったのですが、確かにあの時煙突から空気が釜の中に逆流しかなりの勢いで煙が噴出してたな~きっとあの勢いで竹に火が入ってしまったのだろうな・・・
NPO「八ヶ岳南麓景観を考える会」で私が担当する「森つくりの達人」講座、今年最初の竹炭つくりはこうして逆境にもまれながら不屈の精神で二度目の(懲りずに?)チャレンジをしたのでありました。フ~ ツ・カ・レ・タ
果たしてリベンジななるのでしょうか・・・
炭作りは難しいのですね!
すみずみに気を配らないと^^
投稿: 泉原原人 | 2007/04/23 20:26
泉原原人さんに座布団1枚!
投稿: 森のキコリ | 2007/04/24 07:26