森の夕暮れ時
ここ1週間程、毎日の様に雨が降り、いい加減鬱陶しく思っていましたがここ数日は一気に猛烈な暑さに見舞われて、まるで真夏の様な日差しが差し込んできています。
この季節、高原の夕暮れ時はたまらなく、何とも言えない幸せな時間が訪れます。
蜩が鳴いて昼間の暑さが嘘のように森の中を涼しい風が吹き抜け、時間としてはホンの1時間程度の間ですがこの季節独特の美しい時間帯です。
都会にいるとなかなか味わえない森の中に住んでいる者の特権みたいな時間です。
我が家の猫たちも唯一外に出る事が出来る物干し場に出て日が暮れて真っ暗になるまで家の中に入って来ようとしません。「お~い、いい加減入っておいでよ」と言ってベランダに迎えに行くのが日課になっています。
森の中に住んでいると時には木陰が濃くて家一杯の太陽の光が欲しくなる時もありますが森から一歩外に出れば強烈な真夏の太陽が待ち受けているので私は森の木陰の恩恵の方が有難かったりします。
標高1000mの森の中に建っている我が家、真夏には有難い天然のクーラーに守られて今年も快適です。
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