真冬のお楽しみ
標高1000mを越える高原に住んでいると、どうしても冬は寒さが厳しい訳で、良く「冬は大変でしょ?」と同情される事があります。
マア、確かに冬は寒いし「八ヶ岳おろし」という強い北西の風が吹く時もありますが、この八ヶ岳南麓はもともと「冬の晴天率日本一」と言われる地域ですので冬は地元の人達が「八ヶ岳ブルー」と呼ぶ抜ける様な美しい青空が広がります。
雪も、もともとは余り降らなくて(最近は温暖化の影響で降る様になりましたが)山好きにはたまらない美しい冬山の雄大な景色が眼前に広がります。
更に、夜は乾燥した冷たい澄んだ空気のお陰で空一面に美しい星空が広がり、それはそれは美しい天然のプロネタリウムを見る事が出来ます。
最近はこういう冬の楽しみ方をもっと広げようと色々な試みが行われていて、例えば2月は「寒い程お得フェア」という変わった名前のイベントがあり毎朝10時に清里駅前の気温をネット上で公開してその気温が寒ければ寒い程フェアに賛同して登録加盟しているレストラン等の店舗が割引サービスをしてくれます。ちなみに朝10時の気温が氷点下5度以下なら登録してある店舗の品物や料理が半額となります。
又、アウトドア関連で特に最近、人気なのは「スノーシュー」です。靴の代わりに「洋式かんじき」の様なものを履いて普段は行けない様な森の中に入って遊ぶ事が出来ます。カマクラを造ってその中で暖かい食事をとったり雪山を駆け下りたりと様々な遊び方が普及してきています。
更に、今年はこれらの冬の楽しみ方をトータルしたイベントとして「八ヶ岳天空博覧会2014」→http://yatsugatake-ga.com/tenkuhaku/と称してこの冬に開催される様々なイベントや楽しみ方を紹介しています。
勿論、「寒いのは苦手、家で温かくしていた方が良い」と言う方には家の中でウッドストーブに火をいれてその前に椅子を持ってきて、ゆったりと座ってワインを楽しむ何てのも最高ですね。
兎に角、冬は冬で楽しみ方が沢山あって、寒いけど、ものは考えようで寒いのを楽しんじゃうのも「アリ!」かもですよ。
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