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2013/10/25

天災・人災

 今年は異常気象に関する出来ごとが日本国内でも頻繁に発生して何だか毎日の様に各地で被害が報告されています。

 そういえば今年の初めはやたら雪が多かったし、夏はめちゃくちゃ暑かったし、そろそろ秋がくるかなと思ったら全然涼しくならずに何時まで夏が続くんだろうと思ったら急に冷え込んで、今度は各地で暖気と冷気が激しく錯綜してまるで北アメリカで良く見かける様な巨大竜巻が発生して毎日の様にテレビの画面を騒がしました。

 北海道では10月に雪が降ってみたり、そうかと思えば今度はやたらと台風が発生し、しかも海水温度が例年に比べて異常に高い為に勢力の大きな巨大台風が南の海上で数多く発生して、しかも強い勢力を保ったまま日本に近づき伊豆大島でも大変な被害が発生しました。

 ここまで書いてみても何だか気象に限ってみてだけも今年は相当異常な年でした。

 更に、福島の原発の影響も中々収束する事なく、どこぞの首相が「完全にコントロール出来ている」と発言したのとは裏腹に毎日、緊迫した状況が現場では続いているようです。

 こんな事を考えていると憂欝になるので出来るだけ毎日を明るく感謝しながら生きていこうと思うのですが次から次へと難しい事が起こってきて今年は中々日本にとって厳しい年になってしまいそうだなと思っています。

 それにしても我々はどうも地球という星は我々人間のものではないと言う事を忘れてしまった様な気がします。

 日本においてもメルトダウンを起した原子力発電所から垂れ流す自然界にはない膨大な量の放射性物質を抑えきれず間違いなく自然界に多大な影響を与えています。

 中国では急速な経済発展の陰で膨大な大気汚染を引き起こしてこれらは大気中をとおして国外にも被害が広がっています。こうやって私が知っている限りでも一刻の猶予もないような自然汚染が進んでいます。

 人間は貨幣社会という人間だけがその価値に狂乱する社会を造り出し、そのお陰で地球に住む貨幣社会とは全く関係ない他の生物達の環境を大きく犠牲にしてきてしまったような気がします。

 いつかその大きなしっぺ返しを受けないうちに私達は自然の恵みに感謝する心を取り戻して自然のサイクルに逆らわない穏やかな急がない暮らしを取り戻す時に来ていると感じています。

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