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2012/02/08

母さんいつまでも元気でね

 昨年末から忙しさにまぎれて高知の母の見舞いに行けてなかったので久しぶりに高知に帰って来ました。

 今回は電車での移動になったので小淵沢から塩尻経由で名古屋に出て岡山経由で高知に帰って来ました。途中、今年の大雪の影響で新幹線が大幅に遅れ予定していた電車に乗り遅れるハプニングがありましたが無事、往復して来ました。どうも冬の山梨からの往復はやはりリスクがあります。

 しかし今回、新幹線に乗ってみて又、つくづく思いました。これ以上早くする必要が本当にあるのか?勿論、リニアモーターカーの事ですがもう新幹線で十分早いし地震や大雪の被害に遭った時に本当にリニアって大丈夫なのかと真剣に心配になってしまいました。

 日本の新幹線はデザイン的にも凄く美しく近代的で正確で速くて私には電車の魅力としてはこれでもう十分だと思います。これ以上早い速度で窓からの景色をみてもツマラナイと思いますよ。

 マア、そんな事は置いといて久しぶりの高知は母と義父の様子を見に行くのがいつもの目的だったのですが義父のお世話になっている病院はインフルエンザの影響で面会禁止になってしまいやむなく今回はパスし、母の様子を見て必要な物を買い足す事にしました。

 いつもの様にお世話になっている施設のスタッフにお会いして母の普段の様子を聞くのですが今回はケアマネさんが休みだったのにわざわざ出できてくれて母の様子を説明してくれました。

 認知症が少しずつ進行していて次第に身の廻りの事が出来なくなっていますがそれ以外は健康で本当にスタッフの方には感謝してもしきれないぐらい感謝しています。

 スタッフの方との打ち合わせが終わり母がデイケアから帰ってくるのを部屋で待っていると元気そうな母が戻って来ました。母は今年83歳になるのですが母の心の中ではもう5年前からずっと83歳で(笑)やっと母が自分で思っている年に本当になりました。きっと来年からは自分が思っているより年寄り(笑)なるはずです。

 認知症が進みほとんど会話は短い周期で同じ話題の繰り返しになってしまうので話題が弾むと言う事はないのですがここ数年いつも「いつまでいられるの?」と聞く事が増えてきました。母の心の中がどういう風になっているのか私には分かりませんがやはり一人でいるのが心細いのだろうなと思います。しかし、それも直ぐに忘れてしまうんですけどね・・・

 今回はちょっと思い切って母の部屋の中のものを片付けました。それは冷蔵庫。施設に入居した当初はよく冷たい飲み物を欲しがったので小さな冷蔵庫を部屋の中に置いたのですが認知症の症状なのかひどく家電製品を怖がり電話もTVも冷蔵庫もすべて電源を切ってしまいます。

 電話やTVはそれでも良いのですが冷蔵庫は電源が抜けた唯の箱状態ならよいのですが知り合いがお見舞いで持ってきてくれたお土産なんかを入れられるとこちらが気が付かないうちに腐ってしまうので思い切って運び出してしまい変わりにカラーボックスを置いて外から何を置いても分かる様にして来ました。

 母がいつまで私の事を覚えていてくれるか分かりませんが「母さん」一日でも長く健康に幸せに過ごして下さいよ。

コメント

遠く離れていると心配ですね。きっとお母様はお喜びだったのだと思います。
私もつい先日、消息不明だった小淵沢の知人(母の友人)が仁生園に居る事が判り、会いに行きました。私を思い出せないようでしたが、繰り返しの会話も結構楽しく時間が過ぎました。そして帰る時に突然解ったようです。
途切れ途切れの記憶の中でも、昔の人や飼い猫も馬も全員生きていて、天国の様に平和な世界のようでした。
身寄りがフランスにただ一人。出来る限り会いに行こうと思いました。

アロハママさん、こんにちは。
そうなんですよね。直近の記憶はダメなんですが昔の記憶は記憶の中の引き出しから突然出てきます。母の頭の中がどうなってるか分りませんが認知症という病気を理解して付き合っていくつもりです。

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八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

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