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2011/10/09

月の魔力と秋葉原

 先日、私が参加している団体の研究発表会があり東京へ行って来ました。いつもの様に高速バスに乗って東京へ向かいましたが良く考えてみたら世の中3連休で高速も渋滞していましたが私が乗るのは上りのバスなのでそれ程の影響は無かったのですが反対車線の下りは結構、混雑していました。

 で、終点の新宿でおりて電車に乗り換えて発表会のある秋葉原へ・・・新宿からJR中央線にのってお茶の水まで行って各停に乗り換えて秋葉原まで行き、電気街口に出て会場に向かおうと思ったら大変な人出で、この人達は何を待っているのだろうと思いその先の看板をみると「AKB48カフェ○○」と書いてある。

 「はは~んこれが最近メデアにやたらと露出の多いAKB48関連のカフェなのかな?」と一人ゴチて兎に角これは近寄らないに限る(笑)と遠回りして電気街に向かう。

 しかし、秋葉原は近年、日本でも画期的に変動した街だと思う。昔は電気の部品を扱う小さな店がズラッと並んでマニアックそうなオジサンがその中をうろついているというのが印象だったけと今はやたらと可愛いメイド服を着たお嬢さんが店先で客引きで声を張り上げ、やたらデカイ電気屋には何故か中国語の案内テープが延々と流れ・・・「何てこったここは一体どこだ」状態です。

 兎に角、会議は昼過ぎなのでどっかで昼飯を食べたいのだがどこに行けが良いのか分からない。うっかりメイドカフェ何かに紛れ込んだら何食べたか分からなくなりそうで(笑)「これはひたすらビル街の裏通りを探すしかない」と決心してとにかく人が通らなそうなビルの裏通りを徘徊していると有りました!昔ながらの木戸を開け放した怪しいけど味の変わらない蕎麦屋が・・・(笑)やれ助かったと思い、誰も居ない店内に入り、「力うどん」を注文してやっと腹ごしらえを済ませました。

 研究発表会はこの近くのビルに入居しているIT系の大学のセミナールームで行われる予定なのですが、さすが秋葉原にあるIT系大学のセミナールームなので洒落ていて学生達も楽しそうに授業が受けられる仕組みが各所に施されています。

 で、その中で何の研究発表をするかと言うと「お月さまの魔力が地球上の木に与える影響について」というこれまたITとは全く無縁の超アナログな話なのです。ところがこのミスマッチこそ現代の風潮を現していると実は思っているのです。

 日本で最も時代の最先端の流行を生み出しているとも言える秋葉原で古人が残した超アナログの「口伝」の意味をITの最先端をいく大学のセミナールームで研究発表する。何だか面白いと思いませんか?

 何もAKB48とお月さまの関係を研究する訳ではないのですが一見、何も関係していない様に見える時代の最先端と過去の歴史を繋げる話。

 どんなにITが発達しても地球上の生物は月の影響を受けずに暮らす事は出来ません。その影響評価を最先端の科学手法を用いて研究していくというのはとても面白い事だと思います。

 ITというと一見、コンピューターを駆使してものすごく速いスピードで解析が進みそうに思いますが我々が研究しているお月さまの影響評価はとても時間と手間がかかり解析に持ち込むまでに大変多くの時間と労力を必要とします。

 しかも直ぐに結果が出るものではなく繰り返し繰り返し同じ実験を繰り返してデータを積み上げて行かなくてはなりません。

 月の魔力が人間が開発したITを駆使した研究で解き明かされるのか、それともやはり月の魔力は人間の知恵の及ぶところではないのか?秋葉原のメイドカフェが立ち並ぶビルの6階で全国から集まったオジサン達が意見を交わして来ました(笑)

コメント

東京出張は、AKB48とメイドさんですか。何かタイトルが違いますよ。

北杜や小淵沢にも欲しいですね。アシストさんでも、新月伐採の啓蒙とログの販促で、かぐや姫カフェのお店でも開きませんか? 無償でお手伝いされる奥様方は沢山いそうですね。造園会社の代表が言われていました。

名物になりませんかね。雨の日には従業員の方々で繁盛しますよ。

八富士さん、ですから出張は会議ですから(笑)かぐや姫カフェね~。それ面白そうですね。考えてみます。

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八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

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