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2011/08/01

用事の無い休みの一日

 自宅玄関4

 久しぶりに何の用事もないゆっくり出来る休みの一日。まず、朝は9時頃までゆっくりしようとしたらいつもの通り、猫が朝の6時前から「起きて、起きて」と騒ぎだし寝室のドアをガリガリと引っ掻き始めます。

 そしていつも通りこれを「煩いな~」と無視しているとそのうちに猫達は「チェッ」と言う感じで諦めてドアの前でうずくまりドアが開くのをひたすら待つ事になります。いつもならこのガリガリ攻撃の直ぐ後に目覚まし時計が鳴りだすので猫達にとっては「何で起きないんだよ!」という感じだと思うのですが、今朝はゆっくりすると決めたので起きないのです。

 それでもさすがに9時頃になるともう寝てられないので起きて、いつもの様に女房と二人で朝食の支度をします。我が家は二人とも朝はトーストとコーヒーという食事なので私がトーストを焼いている間に女房はコーヒーを入れそして何より朝一番の我が家の「掟」は水をコップ一杯先ず飲む事です。その後、野菜ジュースとコーヒーを飲むのです。その方が健康に良いと言われ、ずっと続いている我が家の掟です。

 そして、その後、私は例によって森の出口の共同新聞受けに我が家の分の新聞を取りに行きます。

 その後、朝の涼しいうちにと外の作業をする事にしました。先ずはずっと休みに用事が続いて出来なかった穴掘りをする事にしました。何の穴かというと猫達の下の始末の為です。庭に深い穴を掘って埋めるのです。うっかり掘る所を間違えると以前掘った跡がまだ土に戻らずに出てくるので要注意なのです。

 それから、やはりず~と出来る時に少しずつこなしている薪割りをする事にしました。薪小屋の脇に積んである一定の長さに玉切りしておいた薪の原木を地元で「ヨキ」と呼んでる斧で順番に割っていきます。

 先ず、薪割り台を用意してその上で安定して薪割り出来る様に設置場所を決めます。そうしたら後は兎に角割っていくだけです。この薪割りは自分でも好きでやる作業のひとつでこの科学全盛の文明社会で自分の力で冬の暖房の為に木を伐って薪を造るというのはある意味とても贅沢な作業だと自分では思っているのです。

 それでも、疲れるのは勿論疲れるのでそれなりにシンドイのですが気持ちの上ではひたすら割るだけでよいので健康と精神の安定にはとても良い作業なのです。

 そうこうしている内に女房が家の中の用事をすませて庭に出てきました。ここ数年で我が家の庭は見違える様に綺麗になりました。森の中の突き当たりに住んでいるので我が家は日当たりが悪く、花好きの女房にはず~と文句を言われているのですがこればっかりは私ではどうにもならないので仕方ないのですが、何とかかんとかして女房が綺麗な小さな庭を造ってくれました。これはとても感謝しています。

 何せ花の名前ひとつも知らない私ですので庭に関しては一方的に女房が解説するのをフンフンと聞き流すといういつものやりとりで私は全く庭に関しては無能なのです。

 そうこうしている内に昼時となり、昼からは甲府に新しく出来た映画館に見たい映画があったので二人で行って来ました。何が嬉しいって最近の映画館は色々と割引制度があり我々は夫婦二人で100歳以上割引きという何だか嬉しいような複雑なような(笑)それでも安くなる分には全く問題ないのでいつもこの割引制度を生かして楽しんでいます。

 何の用事も無い休みの一日はこうして終わってしまいます。平凡な一日ですがとても幸せな一日でした。

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八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

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