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2011/08/14

不思議な体験「クラニオ・セイクラルワーク」

 このところ高知の義父と実母が相次いで体調を崩し、隔週で高知に帰らねばならず電車での長時間の往復が重なり体調が絶不調でした。

 元々、年に数回はパッタリと倒れてしまうというか、横になってれば勝手に治ってくれるので大した事はないのですが、東京に住んでる時に今で言う「パニック症候群」というような症状になってしまった事があり、電車に乗っているときに呼吸が出来なくなったり吐き気に襲われたりして、辛かったのです。

 八ヶ岳に来てからは症状も緩和されていたのですが、それでも疲れがたまってくると年に何回かはパタっと倒れていました。

 今回も入院した母の様子を見に高知の病院に行っている間に気分が悪くなり女房から「一緒に入院させて貰う?」何て言われ、「バカ言うな!」とやっとの思いで冷たい水を買ってきて貰って何とか高知から山梨に帰ってきたような状態でした。

 そんな状態がここ数ヶ月続いていて、たまらず知り合いの指圧師に治療を受けたりしていたのですがどうにも改善せず、「マア、しょうがないか。こんな状況じゃ良くなるわけないか・・・」と思っていたのです。

 しかし、余りにも体調が改善しないので思い切って以前、仕事の関係で知り合った方が私にとってとても興味深い治療をされているのを知り、いつかは治療を受けてみたいと思っていたので思い切ってお願いする事にしました。

 その治療方法は「クラニオ・セイクラルワーク」と言うとても言いにくい(笑)名前の治療方法なのです。「クラニオ」は頭蓋骨、「セイクラル」は仙骨のことだそうです。つまり頭から背骨、仙骨にかけての人間にとってとても重要な部分を担っているところなのです。

 そこに流れる骨髄液の流れを人間本来の治癒力を回復させることにより健康な状態に戻し体のバランスを回復させる治療方法だと私は勝手に理解しています。

 元々、私の病気もストレス等により首の後の部分が萎縮して緊張しそれが神経等を圧迫することにより体の平衡感覚を阻害したりして立っていられなくなるようなのです。ただ問題はどうしてそうなるかが分らない事なんです。

 もう20年来抱えてきた病気だし、大人しく横になってれば治るので余り気にはしてなかったのですが、このクラニオ・セイクラルワークの話を聞いたときに何となくこの理論は私が抱えている問題の解決に繋がるように気がして何時かチャンスがあったら治療を受けようかなと思っていたのです。

 電話で予約して自宅に伺い、先に仕事の話をすませてから治療を受ける事になりました。治療といってもこのクラニオ・セイクラルワークは別に病院の様に注射をしたり、指圧の様にどこかの筋肉を押したりするような事は有りません。

 静かな部屋の中でリラックスした状態で頭から腰、足にかけて軽く触れる事で骨髄液の流れや骨の状態を先生が把握してどこが滞っていてその骨髄液がどこにいこうとしているのか、骨がどっちに曲がろうとしているのかを感じて、その人の体が欲するように手助けをしてあげるだけという治療方法なのです。

 実際に私も治療を受けてみて1時間程の時間なのですが深いリラックス状態になり治療が終わってもベッドから起き上がれなくなり仕方なく先生にお願いして10分程、そのまま横になっていました。

 今まで感じた事の無いような深い安心感なのです。それまであった頭から首、背中にかけての違和感は不思議な事に全く無くなり「あれっ?」てな感じなのです。

 何となく予想はしていたものの、この気持ち良さは何なのでしょう?まだ、初めての治療をうけたばかりなので良く分らないのですがこれは私の様な問題を抱えている人にはとても良いかも知れません。

 う~ん、世の中にはまだまだ分らない不思議な事が一杯あって八ヶ岳にはなんでこんなに不思議で魅力的な人間が集まってくるのだろうと深く感じた一日でありました。

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八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

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