短かった夏の終わりに
お盆が過ぎたと思ったらここ八ケ岳高原にはもう涼しい秋風が吹き始め何だか今年の夏はあっという間に過ぎて行ってしまいました。夏の初めが天候不順で日照時間が短かったので本当に暑いと思ったのは数日だった様に思います。
先日、漸く遅めの夏休みをとって田舎の高知に帰って来ました。今回は女房と二人で揃って里帰りです。今回は早期割引の航空券と宿泊のパック旅行で予約したので里帰りといっても何だか小旅行のような雰囲気でした。
近くのJRの駅まで車で行き駅前の指定された駐車場に車を入れ、早朝の羽田空港行きのバスに乗って羽田に行きました。羽田空港は八ケ岳に来るまで勤めていた会社なので何となく落ち着かないのですよね。新しいターミナルビルに入ると何となく見たような景色が広がり、考えれば当たり前なのですがその昔このターミナルビルの基本設計まで携わっていたのでそりゃどっかで見たような景色に決まってますよね。
そんな訳で俄か案内人に変身して「あっちへ行きたい。こっちへ行きたい」という連れ合いの希望を聞き入れてターミナルビル内をご案内。搭乗時間が来るまでの間、売店やレストランを見て廻りました。最近の航空券は事前予約が当たり前になっているので自宅でPCで予約しておけば飛行機に乗るまでチケットレスで行けるので随分楽になりましたよね。昔、私が勤めている頃は搭乗客の体重を考慮して飛行機の重量バランスを考えて席を決めるなんてまことしやかな事を教えられたのですがあれは本当だったのかな?マア、それはそれとして無事、機上の人となり羽田から高知まで約1時間、昔はYS11だったのでどの位掛かったのか忘れたけど多分1時間半近くは掛かっていたと思います。高知に着くとすっかりプロペラの羽音で到着してからも暫らく耳がキーンとなっていたのを覚えています。
高知は暑いだろうなと思って覚悟していたら生憎の曇り空で高知もさほど暑くなく、空港から乗ったタクシーの運転手さんに聞いたら「高知もここ数日はすっかり涼しくなって夏ももう終わりやね」と言ってました。
空港から直接、母がお世話になっている施設に行って職員の人に挨拶して色んな事務的な用事を済ませ、母の様子を見てから宿に入り、少し休憩をとってから再び市街に母の身の回りの品々を揃えに出たついでに食事を済ませ漸く宿に戻りました。何だかクタクタに疲れたのは何故?と思いながら良く考えたら翌日はもっとスケジュールが朝から詰まっているのを思い出して爆睡に突入。
翌日は又、雨かと思いきや何とか天候はもってくれたものの曇り空で宿の近くで予約しておいたレンタカーを借りて取り敢えず連れ合いの母のお墓参りに直行。近くのお寺に車を置かせて貰ってお墓近くの店で花を買い山の上のお墓まで人一人がやっと通れる巾しかない山道をゼイゼイ言いながら登り途中、何だか手が痒いな?と思いつつ、そうそうにお墓参りを済ませ麓のお寺の駐車場に戻ってきて車に乗ってからふと自分の手をみると数十箇所を藪蚊に噛まれていて痒いの何のってとても我慢出来ずに近くのドラッグストアに直行し女房に痒み止めを買って来て貰い両手にこれでもかというくらいすり込んで漸く痒みが収まりました。
しかし、何で二人で歩いているのに俺だけ刺されるの?と不思議に思いつつ、もしや連れ合いには毒が・・・と思いましたが「口は災いの元」と固く心に誓い次の用事を済ませにひたすら運転を続け何とか高知での用事を済ませ翌日の飛行機で再び八ケ岳に戻って来ました。
やれやれ無事に戻って来たと思う暇も無く今度は衆議院選挙の投票に行かなくてはという話になり慌てふためいて投票場に向かったらあ~ら不思議な事にだ~れもいない。
オカシイな?もう皆、投票済ませたのかなと思っているとちょうど出てきた知り合いの市役所の職員に聞いたらニコニコしながら「皆、間違うんだよね。すまんね~字が小さくて読みにくいんだけどさ、ここは期日前投票所でね。当日の投票所は別なのさ。マア、ドライブしたと思って戻ってよ」と教えてくれた。
オカシイな?とは思ったんだけど私の住む市もご他聞にもれず合併して新しく出来た市なもので最近、色々と制度が変わり投票所も二転三転したので「今回どこよ?」と思ってたんだよね。マア、しかし国民の義務を無事に果たして家に帰りました。
何だか今年の夏も慌しく過ぎ去り夏休みも有ったのやら無かったのやら分からぬまま過ぎ去りこのままだと直ぐに秋に突入となりそうです。アッ!今年も薪が足りない!薪を用意しなくちゃ・・・
真夏の献血お疲れ様です(笑)。
もう秋に突入してますから
冬に備えないといけませんね!
おっと~焚き付け用意しなきゃ~
投稿: 泉原原人 | 2009/09/04 12:27
泉原原人さん
焚き付けだけですか?私は薪本体が・・
もう既に遅いってか・・・
投稿: kikori | 2009/09/04 13:07