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2007/09/17

秋といえば・・・

昼間は残暑が厳しいものの、朝晩はめっきり涼しくなり秋の気配が漂い始めました。秋といえば中秋の名月ですね。月と人間の暮らしとは切っても切れない繋がりがあります。私が参加しているNPO新月の木国際協会でも月と木の関係を研究しています。先日このNPOの研修で面白い話を聞きました。

 蛍を歌った歌の中に昔の文部省唱歌「蛍」というのがあります。♪蛍のやどは川ばた楊、楊おぼろに 夕やみよせて♪という歌ですね。これで分るかたは年齢も分ってしまいますが・・・この歌の中に月と蛍の関係を歌った部分があります。

 2番の♪川風そよぐ 楊もそよぐ そよぐ楊に 蛍がゆれて 山の三日月 隠れる頃は ほ ほ ほたるが飛んで出る

 3番の♪川原のおもは 五月の闇夜 かなたこなたに 友呼び集い むれて蛍の 大まり小まり ほ ほ ほたるが飛んで行く

 つまり三日月の頃と新月の頃に蛍が飛び集うと歌っています。本当でしょうか?そこでNPOの理事長さんが調べました。2007年6月17日(旧暦5月3日:つまり三日月の日)自宅近くの川原で約300匹のゲンジホタルが観測され2007年7月16日(旧暦6月3日)には約400匹のヘイケボタルが観測されそのわずか4日後つまり2007年7月20日(旧暦6月7日)にはわずか50匹のヘイケボタルしか見つかりませんでした。ねっ面白いでしょう!これだけで結論は出せませんがロマンのある話だとは思いませんか?

 科学万能の時代で科学的に証明されないものはインチキだという風潮が溢れていますがそれは正しいとは言い切れません。科学の発達がまだ証明出来る所まで進んでいないとも言えるのです。

 我々が地球上に住む限り月と太陽の影響を避けて暮らす事は出来ません。農業も近年は化学肥料万能の時代でしたが漸くその弊害に気付き有機農業が推進され始めています。もともと農暦、つまり農業をする上で種付けや肥料やり、刈り取りをする日を決めるのに人々が使っていた暦は陰暦でした。つまり月の動きに合わせて農業を行っていたのです。しかし、太陽暦に変わってしまってから人々は月を見上げる機会が少なくなり単に数字合わせのカレンダーに頼って暮らしてしまうようになりました。

 秋の夜長、もう一度こんな事を考えながら月を見上げてみませんか?きっと何か良いことがあるかも知れませんよ。但し満月をみて狼になりそうな人は避けて下さいね。(ちなみにこの狼伝説も満月の夜には犯罪件数が増えることから戒めとして伝えられているという説もあります)

コメント

7月16日は新月ですね!
虫も月の影響諸説ありますが、大潮の時活発になるようです!
引力?によって生殖活動を引き起こす結果だと思いますが、これを利用してこの時に虫を防除すると効果的のようです。来年は月とにらめっこしながら色々やってみようと思ってます

泉原原人さんこんにちは。是非、月とにらめっこしてみて下さい。私が思うに単に引力だけではなくその他の要素もありそうに思います。磁力とかね・・・自然は奥が深い。

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八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

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