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2006/04/17

日本国憲法

日本国憲法なんていうと、何を言い出すんだろうと思われるかも知れませんが、知り合いが憲法9条を守ろうという運動をしていてちょっとお手伝いをしているもので、お手伝いする以上、もう一度日本国憲法を全文、読み返してみようと思い、先日本屋に行って解説書を購入して出張で移動中のバスの中で読んでみた。

バスの中で読めるくらいだから、全文読んでも大した事はない。確かに古い文体なのでちょっと読み辛いが読めない事はない。意味を理解するかどうかは別ですが・・・日本国憲法は今年で60年を迎える事になりますが一文として変更なく現在まで成立している憲法としては世界でも珍しい憲法らしい。確かに、通常の法令とかではその実情の変化に合わせて年中変更がされているので世界的には珍しいのかもしれない。もっとも、大事な基本的人権を決めた憲法なので余りしょっちゅう変えるものでもないのかも知れませんね。

で、その中の憲法9条には戦争放棄とかについて書かれている訳ですがここでその内容の解釈について述べようという訳ではないし、ボンクラ頭ではとても理解出来ないのでそれは置いておいて何故、憲法が必要なのかという事である。世界中の国でこの憲法に類似したものが同じように制定されているがイギリスのようにそもそも憲法そのものが無い国だってある。無い代わりにそれに代わる判例とか条文が整備されているらしい。つまり憲法が必ず必要なわけではないがそれに代わる取り決めが必要だという事なんでしょうね。その国で暮らす人達がどのような権利や義務の元に暮らしているかという基本的な取り決めをしておかないと問題が起きた時に解決が難しくなると言う事ですね。何を基本に正しいとか正しくないとか判断するのに必要という事でしょうかね?

日本にはもともと「大日本帝国憲法」というものが有った訳ですが第二次世界大戦で敗戦国となった日本を民主化するために新たな憲法を必要としたというのが歴史上のいきさつなのですが、当然、時代によっても変わりゆくものだし逆に変わってはいけない部分も当然あって良いと思います。

日本では最近、悲惨な事件事故が多くて何となく日本国民としてまた、地球に共に住んでいる人としてもう一度、自然を守るとは、平和を願うとはどういう事なのかを考え直す拠り所として憲法を見直す事は良い事ではないかと思います。ただし、その見直しが改悪にならにようにくれぐれも広く世界的にも恥じる事の無いような憲法をつくりたいものですね。

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