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2006/01/16

合掌

今朝、我が家の愛犬キキがこの世を去りました。享年14歳、黒のラブラドールでした。生まれたばかりの頃知り合いの紹介で確か6匹程生まれた中のメスの子犬の中の1頭でした。茶色の子供達は皆、行く先が決まっていて黒のこの子と他何匹かがまだ貰い手がなくて見せて貰いました。ちょうど胸のあたりに白い毛が混ざっていて賢そうだったのでこの犬に決めて、乳離れするのを待って貰ってきたのがもう14年程前になります。大した躾もしなかったのですが賢い犬で特にリードを持たなくても必ず私の左側に寄り添って歩いていて「待て」と指示するといつまでも待っていられる犬でした。

 実は暖炉の前でこの子と一緒に寝るのが夢だったのですが小さい頃はかなりおてんばで私の大事にしていたシステム手帳をボロボロにしてしまってからはあえなく外のデッキの上に大きな犬小屋を作ってもっぱらそこで寝起きしていました。一番下の子がまだ小さかった頃は一緒にベランダで遊んでいたのですがよく人間の子の方が突き飛ばされて泣いていました。ベランダがかなり地上の高い位置にあるので階段がなかなか下りられずに苦労していたのを思い出します。我が家にはこの他にも猫が3匹いるのですが犬の方は仲良くする気があるのですが猫の方には全くその気がなくて体は犬の方が何倍も大きいのですがよくベランダに猫を出したときには鼻を引っ掻かれて犬の方が負けていました。

 車に乗っけて出かけると助手席に座るのは座るのですが始終、私の腕を舐めるし余りゆれると車酔いするし、よく疲れて助手席の椅子の上で座りこんでいました。ところが車が止まるや否や一番先に下りたくてもうパニックでした。ですから車を止めてこの子を出すのが一番タイミングが難しくて、獣医さんに行くのも結構乗り降りが大変でした。獣医さんは小さいときからの知り合いなので病院にいく事自体は大好きで先生にもよく懐いていて私達が長期に留守する時はいつもこの獣医の先生ところに預かってもらっていました。

 年齢が年齢だけにもう兄弟でも生き残っているのはこの子だけだったと思います。最後は癌を患ってしまい先生からも「もう覚悟はしておいて下さい」と宣告を受けたのが昨年の秋頃でした。それからも先生が驚く程の生命力を発揮して本当に癌かな?と疑う程でした。最後は水も飲めなくなってしまいましたが最後まで頑張って決して辛い顔を見せずに逝ってしまいました。今朝、最後を看取って近くの火葬場で供養をすまして骨になって我が家に帰ってきました。これから家族でもう一度供養して近くに埋葬するつもりです。キキ短い間だったけどアリガトネしばらくは犬飼えないかもね・・・合掌

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