2024/11/15

前の代表からの囁きです。

小野社長が忙しくて中々ブログが更新出来ないので前のkikoriからの投稿です。

今年は北杜市の市長選挙・市議会議員選挙がこの週末に投開票されますので今日も一日中、選挙カーが走り廻っています。投票権をお持ちの方は棄権することなく是非、権利を行使して新しい北杜市の未来を託す人を選んで下さい。

それにしても今年は選挙もアメリカ大統領選挙や日本の衆議院議員選挙、地元の北杜市の選挙そして話題になった兵庫県知事選挙等、注目の選挙が行われ何やら激動の様子になりそうで、大きく時代が動きそうな気配です。

一方、人間の世界から目を森の方に向けると今年は本当に温暖化による影響で自然界の環境が大きく変化し毎年、更新される世界の平均気温も又、観測以来の高温を記録し、気象学者が以前から指摘している通り世界は洪水と干ばつを繰り返し、大きな被害が出ています。この先、どうなっていくのか考えるだけで恐ろしくなっていきます。そんな中、どこかの大統領は「温暖化なんて嘘だ」なんて以前から訴えていて、どうして認めないのか不思議に思います。

身近な所では先日、近くの紅葉が綺麗で有名な公園で例年行われている「もみじ祭り」に行ったら森は青々としており全く紅葉の姿は無くて、お祭りの実行委員の方が「ごめんね~。今年はまだ駄目だよ~又出直して来てくれるかい?」と仰ってました。「これでは「もみじ祭り」が終わってしまうね」と話をして帰ってきました。あきらかに季節が変わってしまいました。何でもない些細な事の様に思えますが実は大変な変化が起きている気がしてとても心配です。

今年は少し会社から時間を頂いたので研修農園で畑の実習講座を10か月程、受講したのですが講座の先生をして下さっているJAの方が「今年は野菜を植える時期が難しい、暖かくなりすぎて秋から冬にかけて収穫する野菜の植えるタイミングが例年より遅くしないと早く出来過ぎて駄目になってしまう」と仰っていました。どうやら農家の方も気候の変動に頭を悩ませている様です。そういえばうちの干し柿も何だか暖かすぎて甘くなる前にカビてしまいそうです。知人の干し柿も「暖かすぎて駄目になっちゃった」と言ってました。

今年もあと1か月半で終わりですが来年は色々な意味で穏やかな年になれば良いなと願う毎日です。

                                                             by kikori

2024/07/27

パリオリンピック開幕

 今年の夏は7月から暑い日が続いていますここ大泉でも33℃を超える日も珍しくなくなってきました。

私が八ヶ岳南麓に来た20数年までは考えられないような暑さです、30℃超える日なんて年に数回でした。そんな暑くなった北杜市ですが巷ではオリンピック開幕と共により熱気が増してきているのではないでしょうか。前回の東京オリンピックからもう3年早いですねえ。

 そこで、今回は山梨出身の選手をご紹介しようと思います。今回県勢として5人出場しています。

 先ずは競泳女子平泳ぎ、鈴木聡美選手 2大会ぶり3回目100・200平泳ぎ出場。ロンドンで初出場しましたが、その後低迷する時期があっての今回出場権獲得!33歳と言う年齢も凄いですねぜひ頑張って欲しいです。

 続いて レスリング男子グレコローマン60キロ 文田 健一選手 東京オリンピック銀メダリスト!お隣の韮崎工業高校出身であり個人的にとても親近感を覚える選手です。

 次に、卓球 平野美宇選手 16歳で出場したリオオリンピックは補欠として周りをバックアップ、東京オリンピックでは団体メンバーとしてメダル獲得!そして今回のパリオリンピックでは念願のシングルス出場決定。地元TV等で小さい頃から卓球に取り組む姿を目にしていたのでとても嬉しい気持ちです、頑張れミウちゃん。

 更に 柔道女子57キロ 舟久保遥香選手 去年8月に出場決定し県勢では最も早く出場を決めました、得意の寝技でメダル獲得目指してがんばれ~!

 そして サッカー代表 川崎颯太選手 現在京都サンガに所属 球際に強いミッドフィールダーとして献身的なプレーに期待です。

 より暑い夏になる様に山梨県出身にも注目して頂きつつオリンピック楽しみましょう。

                                        

                                          SIRO

                            

2024/04/06

八ヶ岳にも、春の足音が聴こえてきました

 今年の冬は比較的前半は暖かくく過ごせていましたが、3月に何度も雪が降り雪搔きに

汗を流す日が沢山ありました、おかげで未だに身体のあちこちが軋んでいる今日この頃です。

 そんな日々の中、散歩中に聴こえてくる周りの音に ひばりが鳴く声が!

「お~春だなぁ~」と、

その囀りを聴いて今年の冬も乗り切ったな~と、あらためて実感しています。

 そんな事を数日前に思っていたら、今度は目に見えている風景にどんどん色味が増えて来て、

あっという間に風景も春めいてきました、僕が大好きな オオイヌノフグリの赤紫、

スズナの可愛い白、先月の冷え込みの影響もあってか桃や桜の花も一気に咲きたそうに蕾をほこ

ろばせています。

 また新しい春、そして暑い夏がやってくると思うとウキウキしだしてしまいます。

これからやって来る夏に向かってまたいろいろ準備をしましょう、今年は久しぶりにハイキング

にも行こうかなあ。

 

 

2023/12/29

朝の連続ドラマ ブギウギのモデル

 このところ家に帰ってからの楽しみの一つが録画した朝の連続ドラマを見る事。現在放送中の「ブギウギ」、主人公を演じている 趣里さん、ちいさくて可愛らしい俳優さんだと思って見ていました、

有る時ご両親を知ってちょっとビックリ!お父様は 熱中時代で僕らのハートをわしづかみにした、水谷豊さん、そしてお母様がかのキャンディーズの蘭ちゃんこと 伊藤蘭さんという事じゃないですか。どことなくお母様の雰囲気を感じさせてくれます。

彼女が役を演じる、福来スズ子 「ブギの女王」と呼ばれた 笠置シヅ子さんをモデルにされているそうです、昭和の歌謡史に残る大スターで、「東京ブギウギ」は私も耳にして知っていました、でもよく考えてみるとそれは、「美空ひばりさん」の歌声だったような気がします。そうかオリジナルはこの方の歌唱だったのか!あらためて認識した次第です。

笠置さんは、晩年は俳優としても活躍されたそうでTVCMにも出演されていたそうで当時のCMを見てみると「あーっ!この人かー!」子供の頃に 笠置シヅ子さんとは知らずに観ていた「カネヨン」のCMに出ておられたあのおばさまだった事をようやく知ったのでした。

来年も良い年でありますように。

2023/10/30

アーバンベア

 日々大分冷える日が多くなって、廻りの木々も色づきだしてきました。そんな毎日の生活の中で耳にするニュースのキーワードでアーバンベアと言う言葉を耳にしました。

 これは日本語にすると「都市型のクマ」とでも言うのでしょうか。ここ最近、特に今年は多く見られている里に下りてくるクマを指す言葉のようです。

 元々彼ら野生生物たちは人間は怖いものだと認識していたので敢えて危険を冒して人里に近づく事は少なかったと思いますが、今年は猛暑の影響もあり森の木の実が不作で食べ物を求めて山から下りてくるようなのです。その彼らの行動を観察していると獣除けの花火や車の音がしても、そのまま食事を平気で続けるのだそうです。以前ならばそういった人の気配を怖がって逃げてたのに、すっかり慣れてしまい自分達に害が無いと学習してしまったようです。そんな彼らを指す言葉が「アーバンベア」のようです。

 イヤハヤ何とも困ったものですね、森に十分な実りが有り彼らが森から降りて来なくても良い丁度良い距離感のある素敵な森が増える事を切に願う今日この頃です。

2023/09/26

ブログ継承します。

 今回からは、バトンを受け取った小野が畠中に代わって「森の囁き」を書かせて頂きます。あまり文章が得意では無いので読みづらいかと思いますがお付き合いください。まずは、はじめの一歩としてご挨拶をさせて頂きたいと思います。

 この度、アシストの代表というありがたい?お役目を申し受けました 小野志朗です。何分業務に不慣れなところが多々ありますが、何卒温かく見守っていただけますようよろしくお願い申しあげます。今後共末永いお付き合いを賜りますようお願い申し上げます。

 さて固い挨拶はこれくらいにさせていただきます、今回は今年の夏を少し振り返ってみようかと思います。

 ここ数年夏の暑さが異常だと言われて来ましたが今年の夏は暑い期間が長かった!!先代のブログにもあったように6月に甲府で38度を超え、これを書いている9月の25日になってようやく「今朝は涼しいいねえ。」と言う挨拶を交わしました。そんな暑さが続いた中、気になったのが、数年前までよく耳にしたゲリラ豪雨、最近では各地で被害をもたらしている線状降水帯などによる水の災害。

 私の働いている北杜市でも土砂災害が発生して通行止めや、橋が流されてしまったりしました。ですが、時間とともに復旧も進んでいます。

 そんな中でも逆にこういった暑さのおかげもあってか八ヶ岳に来られる方の人出が戻ってきたなあと感じています。例年取りやめていた行事やお祭りも開催される事が多くなり皆さんの顔にも笑顔が増えたように感じました。

 やっぱり大勢で顔を合わせてワイワイ出来ると自然と笑顔も増えるな~とあらためて思った夏でした。

 

2023/08/26

バトンタッチ!

森の囁きは前回まで畠中が執筆しておりましたが今回以降は新社長の小野が担当する事になりました。長い間、畠中の拙い文章を読んで下さった皆さん、ありがとうございました。これ以降、畠中はスタッフとして登場致しますので宜しくお願い致します。

2023/08/04

事業承継

東京でのサラリーマン生活を続けていた時、様々な要因で体調を崩し都会での暮らしに行き詰まりを感じ、その頃良く遊びに来ていた八ヶ岳南麓に移住する事を決意し、森の中に自宅となるログハウスを建て、家族を呼び寄せ、子供を育て、気が付けば今年で移住34年目を迎えていました。

 この間、色々な人々に出会い、多くの仲間に恵まれ、何より仕事としてログハウスを中心とした木造住宅の設計・施工に携わり今まで150棟近い住宅を建てさせて頂き「有限会社アシスト」としても22年の歳月を刻み、多くのお客様に恵まれ本当に沢山の人々に支えて頂きここまでやって来る事ができました。

 そして近年、ずっと私が思ってきたことは、ここ八ヶ岳南麓での暮らしや仕事を私だけが幸せだったで終わらせて良いのだろうか?という事でした。

 会社というもの事業というものは個人の持ち物ではなく支えて頂いた多くの皆様のものでもあり例え経営者が変わったとしても引き継いでいかなければならないものであるとの思いがずっとありました。

 私の次の代、又その次の代、それぞれの時代と環境の変化の中で事業の形態や仕事の内容も変化していくとは思いますがその時代、時代にあったモノづくりという仕事はずっと続けて行かなければならないと思います。そして私はその足かせには絶対なりたくないと思っていました。

 幸いにもスタッフの中で私の思いを引き継いでも良いという人材に恵まれやっと思いを繋ぐ事となりました。私は経営者としては全く失格だったと思っていますが何とか「有限会社アシスト」として22年間続けてこられた事は支えてくれた全ての方に感謝しかありません。

 最近ではボケも進み(笑)物忘れもひどくなり、体力的にもボロボロの状態が続いているのですが廻りのお客様や仲間からは「まだまだ若いのに何いってんの!辞めるなんて駄目よ!(笑)」と怒られてばかりいます。でも逆に言うと、だからこそ、まだ元気で引き継げる状態で次の世代に任せたいと思っていました。勿論、今すぐ家に引っ込んで畑作業にいそしむ何て事は考えてなくて、この先にどの様な形で引き継がれていくのかを後ろから見届けていきたい、但しどの様な形になるとしても邪魔だけはしたくないとの思いでもいます。

 長年、「森の囁き」を見て頂いた皆さん、残念ながら(笑)まだ「森の囁き」は続きますが少し形態は変わるかもしれません。どうぞ宜しければ今まで同様に暖かい目で見守って頂ければ幸いです。私も体力が続く限り囁いていきたいと思いますので今後共宜しくお願い致します。 by kikori

2023/06/24

AI環境が使えない(笑)

会社の事務所に少し前からスマートスピーカーというものを取付けてBGMを流しています。以前、借りている事務所屋根の改修工事があって工事が終わったあたりからいつも聞いてたFM放送が聞こえなくなりこりゃ駄目だと思いCDプレーヤーを持ち込み事務所でそれを聞いていたのですが、そのプレーヤーも壊れてしまい、何か良いものはないかと物色していたら世の中にはスマートスピーカーというものがあってそれに話しかけて「音楽かけて」と頼むと好きな音楽が流れるらしいと聞きつけ早速購入して取り付けました。

 四苦八苦しながら何とか取り付けて音楽を聴くことが出来るようになったのですが、それを作動させるのに決まったセリフで話しかけなくてはならなくて一人の時は良いのですが他のスタッフがいる時は恥ずかしくて中々頼めません(笑)でした。

 それでもくだんのスマートスピーカー君は中々優秀で、かつ優しくて「おはよう」と話しかけると、まるで人間の様に「おはようございます」と優しく返事してくれるし「お疲れ様」というと「こちらこそお疲れ様でした」等と嬉しい事を学習して返してくれる。

 どういう仕組みなのか私にはさっぱり分かりませんが昨今の物騒な世の中の騒ぎの中で聞くと何だか心がホッとしてよっぽど彼等の方が優しいと思えてくるから不思議です。

 そしたら最近はもっと優れたチャットGPTなるものが出てきたらしくてPCいじっていると盛んに「導入しませんか?」と聞いてくる。タダでさえこのAIという代物が分からなくて出来るだけ離れておこうと思っているので、もう少し様子を見てからにしようと思っています。なにより怖いのが相手が見えない(笑)という事。そして今のところチャットGPTの学習能力がイマイチで検索機能としては使えないという事らしい。なので分からない事を聞くと間違った回答をする事もあるらしいという事なのでまだちょっと様子見です。

 そして最近、私の身辺で良く見かけるのがマイナンバーカードに伴うトラブルです。歳の事もあり最近、私も病院に通う事も増えてきました。そして最近の病院のシステムはすっかりIT化が進み診察も全てコンピューターが順番待ちや患者の情報を管理してくれて受付で診察カードを入れると直ぐに「どこそこの診察フロアーに行きなさい」と指示されて「あなたの今日の管理番号は○○です」と記載された診察シートを渡され、診察を終わるとこの診察シートのバーコードをもって精算機に行ってバーコードを読み取らせると精算が出来るようになっていて更に薬があるときはその指示書を持って院外薬局の受付でこれを機械にかざすと薬が処方される様になっています。

 そしてこの時にマイナンバーカードを要求される時があります。先日も受付で私はマイナンバーカードでは無くて保険証で済ませたのですが後から来た方がマイナンバーカードを読み取り機にかざすと情報を読み取る事が出来ずにこのカードは使えませんと受付機がのたまうのです。大抵はお年寄りの方ですがサア、そうなると大変、受付に行って何で使えないのかと騒動がはじまり、しばらく収まるまで騒動が続きます。

 だから、訳が分からんシステムは嫌いなんですよ。今までどおり保険証でも良いじゃないですかね?最近は分からない事が増えて来て段々、世の中から取り残されていきます。(笑)

2023/05/13

朝の連ドラ「らんまん」に思う

現在、NHKの朝の連続ドラマ小説「らんまん」で高知の牧野富太郎博士の生涯を描くドラマが放送されています。

 高知出身の人間にとっては幼い頃から接してきた名前の方なのでとても身近な話で、とても興味深く見させてもらっています。

 牧野博士の植物園は高知の五台山という山の上にあり良く昔から遊びに行きました。下から歩いて登ると結構な距離があって汗が噴き出す程の山道で、降りるのも一苦労でしたが昔はケーブルカーもあったのですが今は無くなってしまったようです。そのかわり道路が整備されて車で行きやすくなり植物園もオシャレなカフェやレストランも出来てとても良い雰囲気になっています。

 先日、放送されたドラマの中で博士が「この世に雑草という名前の草はない」という牧野博士の名言を伝えるシーンが出ていました。これは牧野博士の人となりを伝える中では必ず出てくる言葉です。

 つまりどんな草花にも名前があり個性や特徴がある。知らないから、役に立たないからと言ってひとからげに雑草と呼ぶのは間違っている。全ての生き物には多様性や個々の特徴たあり、これらをちゃんと認めて理解して名前を付けて尊重すべきであると博士は唱えました。これは今で言いうSDGsの考え方にも通じる事だだと思います。

 林業の世界でも同じことがいえます。原木の市場にいくと入札に出されている原木の名前や大きさ等の特徴が記載されて一覧表作成されていますがその中には未だに雑木という名前の木が時々出て来ます。ヒノキや杉等の市場に良く流通する木以外の支障木等がその雑木として記載されます。そもそも支障木というのも考えようによっては人間にとって支障がある木というだけで本当はちゃんとした名前のある木です。

 人も必要のない人間なんていません。それぞれが個性を持ってちゃんと生きています。それを認めようとせずに名前も知らないからといって雑人なんて呼ぶ人はいないでしょう。

 逆に自分の名前を偽って他人をだまそうとする人が増えてきているから現代はややこしいかもしれません。

 私自身は昔から草花の名前や人の名前を覚えるのが苦手で本当にこの歳になって深く反省しており、許されるならもう一度子供の頃に戻って一からやり直したいと思います。

 女房からも「何度言って貴方は花の名前を覚えない」と叱られていて、牧野先生にもし同時代の同じ高知県人としてお会いしていたら「おまんはまっこと花の名前を覚えんにゃ~雑草という草はないき、ちゃんと覚えや!」と叱れていいたと思います。はい先生、すみません・・・

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八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

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