都会生活と田舎暮らしの違い
毎年この時期になると毎日の様に、ご近所や知り合いから野菜や果物、お米などの農作物が沢山、廻ってきます。そしていつもこんな風に、ご近所から色々な作物を頂けるというのは都会では無理だし本当に田舎では未だにこんな贅沢な感覚を味わえて幸せだと感じています。
昔の日本の原風景では当たり前の様に繰り広げられていたといえるこの時期のご近所との交流は流石に減ってきていますよね。
でもこの農作物をご近所に配る、そしてそれを頂いて食事の時に調理して有難く頂くという習慣はお金では買えない人と人の交流やありがたみを感じる事が出来る貴重な風習ではないかと思います。
都会では中々、近所に農家の方もいらっしゃらないし、むしろ近所付き合いはプライバシーの問題もあってあまり干渉しない方が旨くいったりする事もありますよね。
最近はネットの発達もあって欲しいものはネットで注文すれば直ぐに手元に届くので別に近所の方が作り過ぎた野菜を持ってくるのを期待しながら(笑)待っている必要もないですよね。
都会には都会の良さ、田舎には田舎の良さがあり、又、それぞれ不便なところもあり、どっちが暮しやすいかなんて分からないし、それは個人の方がどちらの暮らし方が好きかという事だと思います。もっと言えばどちらも良い所どりが出来ればそれが一番良いかもしれませんね。
昔は「週末田舎人」なんて言葉もあり、いまでも「週末は北杜にいます」なんてフレーズも結構、巷では聞くことが増えています。
私が昔、八ヶ岳の自分の家が建つまで暮らしていた地元の団地も結構、駅前の静かなところに建っていて裏はお墓なんかがあったのですが今は「スーパーカブ」というアニメの舞台で主人公の女子高校生が暮していた団地として聖地巡礼なんて今時の流行りですっかり人気のスポットになったりして全く何が起こるか分かりません。
先日、地元のJR小淵沢駅のホームに向かっていたら、この女子高生のアニメの大きなポスターが飾られていました。
そういえばこのところ連休になると漸く電車のホームが混むようになり連休最終日ともなると上りのホームで特急電車の「あずさ」の到着を待つ人でホームは結構混雑するようになりました。
そろそろ長かった新型コロナウイルスとの闘いもトンネルの先が見えてきたのかも知れません。私自身はこれからも田舎暮らしを楽しんで暮らしていきたいと思います。
なので今日も事務所に届いたモロッコインゲンを持って帰って家で食べようと思います(笑)
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