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2020/05/06

緊急事態宣言に思う事

世の中「新型コロナウイルス」の感染拡大に伴って政府が緊急事態宣言を出す事態となり否が応でも緊張する状況が続くようになりました。私は戦後生まれなので戦時中の緊急事態宣言は知りませんが自分が生きている間にこんな緊急事態宣言を聞くことになるとは思いませんでした。近年では東日本大震災に続く辛い出来事の様に思います。

 多くの方が罹患し亡くなられた方も大勢おられて本当に何気ない日常が送れることがどんなに幸せな事か心より思います。昨年もそうでしたが地球温暖化の影響で災害が広く地球上にもたらされる様になり日本も毎年、大きな台風の被害を受ける様になりました。

 こうした日常ではない緊急事態に陥った時、人はそれぞれどのような行動をとるか?被災地ではないにも関わらず他人事とは捉えずボランティアとして駆けつける人がいれば、自分達とは関係無いと言って普段通りの生活を送る人もいれば、何とか自分達で出来る事はないかと色々とアイデアを出して一生懸命応援する人もいれば、政府はなにやってるんだとSNSに描き込み痛烈な非難を浴びせる人もいます。

 かく言う自分もTVの報道を見ながら「ありゃ駄目だ、どうしてこうなるんだ」と文句の言いっぱなしです(笑)私自身も事情があって何が何でも新型コロナウイルスに掛かる事は避けなくてはならない状況なんですが(事情がなくても避けなくてはなりませんが・・・)そうは言っても仕事は続けなくてはなりませんし、なるべく家でじっとしていなくはなりませんが週に1回は一週間分の食料を買い出しに行かなくてはならないので出掛けます。

 勿論、外出から帰ると手洗い、消毒、うがいは欠かさず行っています。家では出来るだけ大好きな映画を観たりして過ごすようにしていますが出来れば映画館で早く楽しめるようになれば良いなと思っています。近所の映画館も勿論、閉鎖されており、そんなに大きな映画館ではないので経営は大丈夫なんだろうかと心配しています。

 予定していた緊急事態宣言の期限を明日に控えて政府は期間の延長を発表し、ますます人々の暮らしは大変になりました。日本人は忍耐を重んじ我慢が出来る人が多いと海外では良く報道されますが私もそれはそう思います。しかし、それも何時迄?という事が分からないと辛いですよね。「もう少し、もう少し」と言われれば我慢するのが日本人かもしれませんが、一日でも早くその収束の出口が見える日がくるのが待ち遠しいですね。

 大阪府はHP上で「大阪モデル」という自粛要請・解除の基本的な考え方を発表しました。大阪府の知事さんは色々なアイデアや知恵を絞って本当に良く府民の事を考えた地方自治を行っていると感心します。やはり人は何らかの目標が示されれば「頑張ろう」と思えるので素晴らしいアイデアだと思います。

 緊急事態はまさに普通とは違う状態を表している訳ですからこういう時程、人間性が問われる時だと思います。自分勝手な行動は避け医療崩壊を起こさないよう感染に注意して日常を過ごして落ち着いて感情的にならずに一日を過ごしたいものです。と、最近自分に言い聞かせております。ハイ。

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