野生動物達の棲む森
今朝、新聞を取りに森の外に向かっていたら前に若い雌鹿と子供の鹿達の群れが10頭程、道の真ん中に立って此方を見ていました。やがて私の後ろから追い抜いていった車に驚いて森の中にチリジリに逃げ込んでしまいましたがきっと車の中の人達は森の中から見つめる沢山の鹿の視線に気づく事は無かったと思います。
この森には他にもキツネやリス、ウサギ、テン、アライグマ、サル、イノシシ等が住んでいます。又、数多くの鳥達も巣を作り森の木の上で生活しています。
森の奥の別荘地に住む人達の多くはペットとして犬を飼い、我が家にも2匹の猫が暮らしています。最近は我が家の玄関前の石段の奥には大きなヒキガエルが住み着いて時々石段の上に出来て私に「お帰り」と言ってくれます(迷惑ですが・・・(笑))その他、我が家の床下には大きな蛇が棲んで要る様で時々長い抜け殻が落ちています。
ここ八ヶ岳の森はこれくらい多くの動物達が暮らしています。普段、我々は動物園にでも行かないと野生の動物達と出会う事はないのですが、この森でこういった沢山の動物達と遭遇します。
最近、隣の大泉町の広報のスピーカーから「明日は猟友会による害獣駆除が予定されています。駆除は猟銃と罠による駆除を予定しておりますので森の中に入る際には充分注意して下さい」といった広報が流れてきます。「注意しろと言われてもな~」といつも思うのですが動物と人間の共生ではいつもこの問題が取り沙汰されます。
昔の里山の暮らしが廃れ都会から移り住んだ人達が森の中に住宅を建てて棲んだ結果、その移住した人達が出す生ごみを漁ったりもう収穫しなくなった木の実(柿等)を狙って動物達が人間の暮らすゾーン迄入り込んでしまうのです。
人間も動物の仲間、動物達から「最近、人間達が我々の生活圏に入って来て困るので明日、害獣駆除をします」と言われない様にしなくてはいけませんね。
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