お花見
大雪に見舞われ大変な被害を受けた八ヶ岳ですが、その里山ではようやくその雪もほぼ解けて春の気配が漂い始めました。
そして標高の低い所から順番に待望の桜の花便りが届き始めました。冬が厳しかった分、桜の花便りが何だか嬉しくてつい近くの桜の名所、「高遠城址公園の桜」を見に行って来ました。
高遠の桜は「にほんさくらの会」の「さくら名所百選」にも選ばれる桜の名所で、それこそ全国から見物客が訪れる有名な桜スポットです。
幸い、ここ八ヶ岳からは距離もそれ程離れていなくて少し渋滞の時間帯を外せば割合気軽に見に行けます。それでも多くの「お花見ツアーバス」が関東近県から集まり駐車場には団体バスが所狭しと並んでいます。
昔からこの高遠は何かと山梨とも縁があり山梨~長野~静岡の重要な交通路となっていた地域なのでその昔、武田信玄の侵攻を受けたりしましたが甲州の人達とも交流の深い地域だったようです。
高遠の桜は「タカトウコヒガンザクラ」と呼ばれる高遠の固有種で明治8年頃から城址公園に植え始められ現在、樹齢130年を越える桜を始め1500本ほどの桜が咲き誇り、この桜並木は「天下第一の桜」と称され長野県の天然記念物に指定されています。
山梨にも神代桜を始め有名な桜が沢山ありますがどの桜も厳しかった冬が終わり漸く暖かな春を迎える象徴のような美しい姿を見せてやはり桜の季節は日本人にとって特別な季節だなと感じた一日でした。
初めて四月のこの季節に来て、桜とこぶしの織りなす景色に茫然とするほどです。大糸桜は少し色があせていましたが、その種から成長したという近くのたくさんの桜も見事でした。山梨の人は花が好き、と聞きましたが、花の好きな人に意地悪な人はいませんよね?(笑)
投稿: 寺岡 | 2014/04/19 07:44
寺岡さん、花を愛しむ人には悪い人はいません。(笑)高遠の桜も周辺には沢山同じ桜が植えてあるようでした。神代桜は宇宙へも行ったようでその種から発芽した桜が育てられているらしいですよ。
投稿: kikori | 2014/04/19 08:16