変わっちゃいけないもの・・・
最近の世の中どんどん進歩して変わっていきますよね。政治の世界も自民党から民主党にやっと変わったと思ったら又、自民党政権に逆戻り、家電製品もついこの前に大型の薄型テレビが流行ったと思ったら昨今は全然売れなくていい加減、家電の世界も行きつくところまで行ってしまったのかと思ってしまいますよね。
携帯電話だって私がこの仕事についた20年前には肩から下げるでっかいバッテリーを持った携帯電話が現れて「世の中、便利になったな~」と思っていたらあっと言う間に小さな携帯電話が普及して今ではスマートフォンが当たり前の世の中になってしまい、小学生だって携帯を持つ時代になってしまいました。
全く世の中はどんどん変わって行ってしまいます。そんな中で私は決して変わってはいけないものもあるんじゃないかと最近考えてしまいます。
変化の時代だからこそ大事にして変えちゃいけないもの・・・それは暮らしの中にある当たり前のようでいてそれがとても大切なものだと気が付いていないもの・・・。
例えば食べ物。皆、当たり前のように近くのコンビニやスーパーで手に入れている食べ物。食事が出来るという幸せ・・・しかも出来れば身近なところで造っている食物を手に入れて食べられる幸せ・・田舎にはそれがあります。
近所の人が「これ持ってけ・・といって分けて下さるお米や野菜」ある意味、最も幸せな瞬間です。TPP交渉では関税が撤廃されて外国から安い食品がどんどん入って来るかも知れません。それはそれで私は否定するつもりはありません。でも、出来れば身近にある畑や田で出来た食物を食べる事が出来るならそれが一番良いし最も自然な事だと思います。
経済や流通の関係で安い品物が海外から入ってくるのは仕方ない。しかし、日本のような島国では自国で自給自足出来る基盤を持っていないといざ流通を断たれるととたんに国民は飢える事になってしまいます。
数年前から既にそういった食糧戦争が始まっていると言われています。私は自分たちの身近な生活の基盤となる衣食住については自分たちで自給自足出来る環境は決して変えてはいけないと思っています。
科学や経済の進歩はそれらの環境を大きく変えてしまえる魔力を持っています。便利さのあまり、安さのあまり、見失っているものがあるのではないでしょうか?「変わっちゃいけないもの」これからもしっかり見据えていきたいと思います。皆さんも「変わっちゃいけないもの」見つけてみて下さい。
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