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2012年11月

2012/11/19

月のある暮らし

月のある暮らしって言ったって地球上で住んでいる生物なら皆、月のある暮らしを送っている筈なのですが文明が発達し人工の「明かり」が造られ次第に闇夜が明るく照らされる様になり人々は次第に月夜の明るさを意識しなくなりました。

 日本でも明治6年(1837年)それまでの太陽太陰暦から太陽暦に暦が移行され次第に月よりも太陽の動きに合わせた生活を送るようになりました。

 私も不夜城のような都会で暮らすようになり夜の月の明るさを意識する事がなくなりビルの間から覗く月をたまに見上げる程度になってしまいました。

 都会から八ヶ岳の森の中に暮らしの拠点を移すようになり初めて闇夜の漆黒の意味を知り月夜の明るさを身をもって経験する様になりました。

 この季節、夜6時を過ぎるとあたりは真っ暗になります。仕事を終え事務所を出て入口の鍵を閉めて駐車場に向かおうとする瞬間、フト空を見上げます。その時、夜空に月が出ていれば駐車場までの道は明るく、新月の時は目の前が真っ暗になります。それほどお月様の明かりは明るいのです。

 人工の明かりに囲まれた生活では中々感じる事の出来無い「月明かり」ですがたまには照明を消して月の明かりだけで外の景色を楽しんでみては如何でしょうか?今まで見えなかったものが見えてくるかも知れませんよ。

2012/11/05

自宅塗装中

 そろそろ秋も深まって来て年末の声が近づいてきました。今頃になってですがずっと出来ずにいた自宅の塗装を思い切ってやってしまう事にしました。

 塗料と刷毛等の道具はもう1年も前から用意してあったのですがどうも休みになると遊びに行ってしまう事が多くて(笑)塗装の方は遅れに遅れてやっと重い腰を上げる事になりました。

 私の自宅はログハウスなので外部は当然ながら木で覆われています。木はどうしても紫外線等の影響を受けて放っておくと劣化が進んでしまいます。お客様には偉そうに「3年に一度は塗って下さいね」何て言ってるくせに自宅はもう5年程開いてしまい本当にスマンスマンといった状態です。もうこれ以上置いておくと又、来年になってしまいそうなので遊びに行きたいのをぐっとこらえて朝からずっと塗装に明け暮れておりました。

 先ずは開口部となる窓や塗料が付いたら困る所に養生をするのですが前回、塗装した時に面倒だからと養生せずにやったら案の定、あちこちを汚してしまい女房にひどく叱られてしまい(笑)「今回はちゃんとやってよね。私、監督しようか」と言うのを固辞してきちんと養生をしました。

 それから木部に付いてしまった汚れを落とし塗装していくのですが一番困るのが自分で塗装するので足場がなく、高い所は当然ながら長い梯子を登って塗るしかないのですが自慢じゃありませんが高所恐怖症なので(笑)下を見ない様にして覚悟を決めて登っていくのですがそれでも届かない所があるのです。

 じゃあどうするかと言うと手が届かないので長い柄のついた棒の先に刷毛を取りつけて塗るのです。但し、これが大変!2段梯子の一番上にのって長い柄の先につけた刷毛に塗料を染み込ませなければならないので塗料缶を梯子の下に置いてそこに上から長い柄をのばして刷毛に塗料をつけてエイヤッ!とその柄を持ち上げる時に当然ながら塗料があちこちに飛び散り、その上自分の頭の上に長い柄を伸ばして不自由な格好で塗装するので当然ながら自分の頭や顔の上に塗料が降ってくる訳で・・・

 頭の上にはその事を想定してタオルで頭をグルグルに巻いてあるのですが顔はどうしようも無くてペチャッと塗料が付く度に目に塗料が入り痛くて仕方ないので又、梯子から下りて顔を洗いに洗面所に行ってとその繰り返し・・「こんなとこ絶対他人には見せられない」と思いながらとにかく確実に安全に一歩すつと自分に言い聞かせ何とか一番やっかいで危ない所を夕方までに済ませそれでも外部4面のうちの1面の3分の2位しか塗れなくて後は又、後日なのです。

 何とか年内に綺麗にして来年を迎えたいのですが問題が一つ。南面の一番高い所にスズメバチが巣を造っておりそこには近づけないので連中が居なくなるのを待つしかないのです。あ~あ、南面だけは来年になるかもです。まっ今迄我慢して貰ったのだから我が家にももう少し我慢してもらうか!ヤレヤレ

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八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

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