森の電波障害事情
毎年の事ですが森の木々達が勢力を増してくるこの時期、我が家のTVは写らなくなる。「そんな馬鹿な」といつも笑われるけど本当なのだから仕方ない。
しかし、仕方ないでは済まなくなりそうな事に最近気が付いてしまった。今は、デジタル放送が写らなくなってもアナログ波はなんとか拾えるので画面の綺麗さを諦めれば何とか見える。
しかし!来年からデジタル化が始まってアナログ波が止まれば我が家はどうなるの?とフト思った。「マア、それなら我が家の道の前に隣町のケーブルテレビの配線が来てるからそれから引けばいいか、高くなるけで見えないよりいいや」とタカを括ってケーブルTVに連絡してみた。
そしたら「そのケーブルTVの配線はあくまで隣町用に配線されたものでお宅には引けません」との冷たい回答を頂き???の連続。そんな馬鹿なと思ったけど何を言ってもどうやら決まりがあってダメの一点張り。ムムム、それじゃどうすれば・・・
自慢じゃないがTV大好きで育ってきたので今更TVを諦めろと言われてもな~。昔、街頭テレビで力道山を観たのが運のつきだったのですね(古!)。あれからウン十年。今更、諦めろと言われてもハイ、分かりました諦めますとはならないものな。
しかし、最近衛星放送なんかもあるので仕方なく他の番組が写らないときは衛星放送なんかの番組を見てるのですが、これが結構面白い番組やっていてバラエテイーばかりでクダラナイ番組が多くて辟易してると新鮮な感じがします。
世の中、確かデジタル化が進めば情報化が進み双方向時代が来るなんて聞いたけど我が家なんか写らなくなっちゃうんだけど、そういう場合はどうすればよいのでしょうね。
きっと他にも打つ手があるのだろうけど面倒くさいので写らないなら写らないで結構だ!エエ、エエ結構ですよ。写る番組だけ見るし映画なんか録画しちゃってそればかり見るからいいですよ!と言いたくなってしまう。
しかし、以前、全国でデジタル化して電波障害で写らなくなる世帯は離島や山奥の世帯の一部で全体の数パーセントなんて統計をみてたので「そうか、うちはその数パーセントに入ってるのか・・・」なんて変なところで感心してしまいましたが・・しかし、家だって秋になって葉が落ちてくれれば写るようになるのだからいわゆる難視聴地域とも完全には言えないのだろうなと少し「他とは違うんだぞ」何て思ってみたりもするのですけどね。
しかし、世の中、時が経てば便利になるとばかり思ってたけど意外と不便になることも結構あるのですね。というか、少しは不便でも私は良いとも思っています。
余りに便利さを求めるばかりに少し世の中に歪が出てるように思うし、本来、便利さを求めてこんな自然一杯の八ケ岳南麓に来たわけじゃないので「TVなんか見ずに星空見ろよ!」って言われたら「はは~仰るとおりです」とも思うのです。
確かに星空だって大好きだし・・でもジャイアンツ戦の中継やWカップの中継も見たいのだから仕方ないのですよね。でも、私は最低限でよいです。何も夜中の3時から中継を見ようとは思わないし、結果と試合内容が後で分かれば私は満足です。
しかしあれですね。デジタル波というのは意外と弱いのですね。アナログ波なら多少、雷が鳴ろうとも森の木々が揺れようともそんなに支障ないのにデジタル波はダメですね。
最近の家電製品なんかは皆、マイクロチップが組み込まれているので雷なんかには本当に弱いですね。昔は作りもシンプルだったからそんなに壊れなかったし多少のことなら「叩けば直る(笑)!」というのが常識でしたが、最近は叩かないで下さいと注意されます。
叩くと壊れる(笑)んだそうです。そういえば田舎の我が家でもTVが写らなくなるとよくTVの横をひっぱたいていたな~。そうすると確かに写るようになったから不思議ですね。今は壊れるから叩くな、昔は壊れたら叩け!どっちが進んでいたのでしょうね(笑)
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