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2010/06/18

八ヶ岳高原サイクリング2010

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  今年も八ケ岳高原サイクリングが開催されスタッフとしてお手伝いして来ました。私がこのサイクリングイベントをお手伝いするようになって
7年程経ちます。最初にお手伝いした時は清里から小諸まで100kmのサイクリングイベントで結構、長丁場なイベントでしたが今は地元、八ケ岳を中心として70kmと45kmの2つのコースに分かれて開催されています。

 私はいつもサポートカーの運転手としてお手伝いさせて貰っていますが毎年、多くの方に楽しんで貰って年々、参加者が増えて今年は定員オーバーの140名程の参加者でした。

 イベントの主旨がタイムを争うものではなく八ケ岳の自然を楽しみながらゆっくりサイクリングの楽しさを味わって貰おうというものなので参加者の皆さんもスタッフも和気あいあいとした雰囲気のイベントです。

 参加者も小学生から70歳近い方まで幅広い年齢層の方が参加されています。私はもう一人のスタッフである岡ちゃん(事務所隣の指圧の先生)といつも最後尾からレースをサポートし何かトラブルがあった場合に駆けつけて対応する役目です。

 その他に参加者の荷物を運んだりレース最後尾なのでコースに張り出してあったコース案内の矢印を最後尾が通過する度に撤去していったり怪我をしたりしてギブアップした参加者を自転車と共に収容してゴールまで運んだりといった仕事が待っています。

 そしてイベントが終わると参加者を駅に送っていったりといった仕事もあります。私だけでもこれだけの役割があるのでイベント全体を支えるボランテアスタッフの仕事は大変です。

 メンバーの主力はいつも毎月1回、八ケ岳通信というウエブマガジンを発行しているヤツネットのメンバーが果たしているのですがメンバー全員がそれぞれの仕事を抱えながらのボランテイアスタッフとしての参加なので、大変です。

 又、ヤツネット以外のメンバーとしても遠く関西方面から毎回参加している女性スタッフや地元「歩こう会」の方達、それから各自転車グループのリーダーとして参加してくださる自転車愛好家の皆さん、そして自転車のメカニックとしてサポートしてくださる方、そして参加賞やドリンクといった面で協力して下さる企業等、イベントの規模が大きくなればなるほどサポートスタッフの仕事が多くなります。

 そしてこのサポート体制が出来ているかどうかでイベントが成功するかどうかの一つの鍵になります。

 私はいつも参加させて貰って思うのですがボランテイアスタッフが何で自分達の貴重な時間をさいてこのようなイベントをサポートするかというと参加して下さった皆が笑顔で「楽しかったよ」「又、来年会いましょう」何て事を言ってくれるからではないでしょうか?眉間に皺を寄せてクレームばっかりのイベントには誰も参加しようなんて思わないし「金払って参加してるんだぞ!」みたいなイベントは又、別の参加意義があるので雰囲気が全く違うんだと思います。企業が開くイベントなんかは当然、利益を生み出すような仕掛けが必要なので又、別物ですよね。

 今年はこのサイクリングイベントに参加されていた方達の中から2組のカップルが誕生した事が報告され打ち上げの席上で参加者の祝福を受けていました。

 私はいつもレース最後尾を追いかけているので大体、脱落寸前なんて参加者をサポートする事が多いのですが今年は一人の落伍者もなく、すんなり皆さんゴールされ「今年は前回参加していたちっちゃな子供さんいないのかな?」なんて思っていたらその子供さんはしっかり大きくなって参加されていてこっちが全然気付かなかったなんて事もありました。

 後ろから見ていると必死で前ばかり見て登り坂では苦しそうにペダルをこいでいて、とうとう自転車をおりて押しながら上るなんて光景もいつもの事で、私なんか「苦しそうだけど大丈夫かな?あれで楽しいのかな(笑)」何て事を思ったりするのですが後で聞くと「苦しいところもあるから達成した楽しさが倍増するんですよ」なんて話を聞き「ふ~ん、そういうものなんだ・・・」と変なところに感心したりしています。

 昨年からSECOMさんに協力をお願いして万一に備えてAEDも用意して走っていますが幸いなことに今まで一度も使わずに済んでいます。

 多くのボランテアスタッフに支えられて今年も八ケ岳サイクルリングも終了しました。一年はアッというまに過ぎ去り又、来年も自転車好きな方達に八ケ岳でお会いできるのが楽しみです。来年は又、どんなドラマが待ち受けているのか・・・

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八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

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