« 自主上映映画「葦牙(あしかび)」 | メイン | 故郷の川 »

2010/05/09

猫の巨大な巣箱造りました。

P1010003 P1010001  我が家の猫達はちょうど今が育ち盛り、一日中

部屋の中を走り回っているかと思えばいつの間にかどっかへ消

2匹で寝ている。最近困ったのが女房殿の大切なデッキの物干し場。いつもサンルームから出入り出来る様になっているのでそこから洗濯物を持って干していたが何せ興味津々の猫達がその出入り口のドアが開くのを今か今かと待ち受けている。ちょっとでも隙を見せればパ~と飛び出して行ってしまい後はサヨナラ~となりかねない。

 何せ廻りは森だらけなので一旦飛び出したら多分、暫らくは戻って来れない。そこでこれは何とかしなくてはナラヌということになり、仕方ないので網を張ることにした。しかし、もともとそんなつもりで造っていないので網を張るったって簡単にはいかないし外から見た体裁もあるので余り変な網も張るわけにはいかない。仕方ないのでホームセンターに行って農家の鳥除け用の白いネットを買ってきた。

 これを何とか物干し場の廻りに張り巡らして猫が飛び出さないようにと目論んだ訳です。しかし物干し場は地面からは結構高い位置にあり屋根までネットを張るのは結構、大変。結局、高い脚立を引っ張り出してきてそれでも足りないところは室内側から脚立を立てて何とか外へ体を乗り出して結構、危ない姿勢で作業せざる得ない状況でした。

 ちょうど作業した日は午前中は生憎の天気で雨が降り、何とか午後に天気が回復するという中途半端な天気模様で結局、作業可能な時間は半日、何とか全ての作業を半日で終わらせねばならぬ状態で「こりゃよっぽど段取り良くいかないと今日中には終わらないな」と自分に言い聞かせ兎に角手戻りの無いように資材を用意した。

 資材たって使うのは鳥用のネットの他は床下に放り込んであった木端を引っ張り出してきて出来るだけ余分なものは買わないようにして作ったのであちこちツギハギだらけだけどそこはそれ自分の家なので良しとして見かけは気にしない事にした。

 見かけはどうでも良いのだけで問題はうちの猫達のヤンチャぶり。何せ家のカーテン登りは全て成功しどんな高い所へでも平気で登って行く。鳥除けネットなんざ多分、楽勝でテッペンまで登っていくはず。という事は屋根の隙間は絶対開けられない。

 しかし、何で俺、こんなもの造らなくちゃいけないんだろ?何て事を思うより手を動かせ!状態で兎に角、ネットを張り巡らした。その結果が写真のような巨大な鳥籠ならぬ猫の巣箱。

 何とか出来たものの本当に連中が網を破って出て行かないかビクビクと試しに出してみた。連中、始めは恐る恐る「何だこれ?」てな調子で辺りを伺いながら外に出てあちこち匂いを嗅いだりして調査をしていた。

 丁度たまたまその時に悪いことに我が家の前をいつも通っていく馬が通りかかった。その瞬間、猫はパニック!ワンニャン!ワンニャン!と騒ぎ出し(我が家の猫は何故か犬のように鳴くのである)一目散に家の中に逃げ込んだ。やれやれこれで少し懲りてくれれば安心、安心。

 しかし、段々なれてくると連中、やはり手摺に登ったり網に爪をかけて登り始めた。又、悪いことに屋根の間に少しだけ空いた隙間から鳥達が中に迷い込んで出れなくなり逆鳥の巣状態になってしまい。こんな所を猫が見つけたらそれこそ迷い鳥を追いかけて黒鳥のコウノトリを襲ったテン君状態になってしまう(丁度我が家の猫はテンそっくりの容貌をしているのである)ここは早々に立ち去ってもらわねばナラヌところですが暫らくしてくだんの鳥サンは漸く出口を見つけ出て行ってくれた。やれやれ、鳥サン達には迷惑なことだと思うけど余り我が家の猫を刺激しないでね。

コメント

コメントを投稿

アシストのHPへ
八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

プロフィール

フォトアルバム

kikori

フォトアルバム