花粉症バトル
今年もついにやって来たようです。花粉の季節・・・変な話ですが八ケ岳に来る前、東京で暮らしている頃は余り感じたことは無かったのですが20年前に八ケ岳に来てから突然、発症。
花粉症って花粉だけでなるものではないと聞いていたのでこんな自然一杯のところでなる訳ないとたかを括っていたのですが、見事に裏切られていっぱしの花粉症患者に・・もともと蓄膿症なのでほぼ一年中、薬を服用していなくてはならなくなり近くの耳鼻咽喉科の先生にご厄介になり自分にあう副作用の少ない薬を処方して貰いお陰で定期的にその先生のところにはご厄介になっています。
しかし、この季節は辛い!本来なら暖かな春の日差しが嬉しい時期なのに嬉しくないのが悲しい。とにかくクシャミ、喉の腫れ、水のような鼻水、目は涙が止まらず、頭は朦朧となり自分の首から上を一遍、取り外して洗浄クリーニングしてすげ替えたい気持ちです(分かるかな~この気持ち)何か物事を考えたいのですがなんせ頭の中が朦朧としていて集中出来ないのですよねコレガ・・しかしどうしてこんな事になるのですかね。いわゆる「アレルギー」ってやつですかね。
という事は自分も時代の最先端をいってるって事?そんな最先端ならなりたくないのですが都会に住んでるならまだ諦めるけどこんなに自然に溢れているのにアレルギー症になるなんて何だか不思議な気分です。
他人からは「木の仕事している人がスギ花粉症なんて笑っちゃうよね」とよくからかわれますがなっちゃったんだから仕方ないですよね。だからいつも人が見てないところでマスクを掛けています。
しかし、最近は化学物質過敏症の方だとかが相談に来られる事もありますが色々な人が様々なアレルギー症に悩んでいるようですね。まあ、花粉症なんかはオーソドックス(笑)でカワイイ方なのかも知れませんが化学物質過敏症の方なんかは大変ですよね。
色々な本を読んでいると昔はあまりこういうアレルギー症状はなかったようでやはり食文化の変化とか環境の変化にその原因があるようですね。昔はあまり衛生環境がよくなかったにも関わらずこのアレルギー症状というものが余り認識されなかったという事は人間にもそれだけ抵抗力が強かったという事でしょうか。
最近は衛生環境が良くなった反面、本来人間が持っている外部環境からの汚染物質の体内への侵入に対する抵抗力とか免疫力が失われているということでしょうか?そういえば自分なんかも子供の頃は近くに原っぱがあってそこで野球をしたり泥遊びをしたり兎に角、毎日ドロンコになって遊んでいて自分でも「汚いな~」と認識してたもんな。
あれが実は良かったのかも知れませんね。滑って転んでキズだらけになって今は無くなってしまったけど「赤チン」なんか塗りたくって自分の膝とか肘とか顔とか必ずどこかしら赤チンで赤くなっていましたからね。今の若者は「赤チン」なんて知らないですよね。
近くの川でオタマジャクシを取ったり蛙を捕まえて皮をはいでザリガニ釣りの餌にしたりと兎に角汚いもの全盛で触りまくってましたもんね。あの頃はアレルギーなんて言葉は知らないですからね。親には外から帰ってくると身ぐるみ脱がされて裸にされてましたけど(笑)
してみるとやはり花粉症なんてものも現代病の一種に入るのでしょうか。そういえば昨年来の騒ぎで一躍、有名になった新型インフルエンザですが最近は少し落ち着いたようですが自分もあれから仕事が終わって家に帰ると必ず消毒液で手を洗う癖がついてしまい最近は真っ先に洗面所に行って手を洗わないと何だか気持ち悪くなり昔の泥だらけで遊んでいたガキ大将とは思えないような現象(笑)が自分にも起こっています。
これは良いことなのでしょうか?何だかよく分かりませんが(何せ頭が朦朧としてますので)環境が変わったのか人間の体質が変わったのか分かりませんが何れにしても人が暮らしていく上で対応できない変化が起こっているのでしょうね。
それにしても花粉症にしてもアレルギー症にしても皆がなるのではなく発症する人としない人がいるのが不思議ですね。一体、どういうメカニックになっているのでしょう?きっと体の中でそういうアレルギーを引き起こす物質に対する対応力の違いが個人差になって現れるのでしょうね。
だって花粉は間違いなく全ての人が浴びている訳ですからね。最近は杉の木もなんだか花粉を出さない品種が改良されて出てきている様ですが、私は何だかそういうのは本末転倒のような気がします。自然は自然のままの方がよいですよね。自然が悪い訳ではないのですから。
無菌室で育てられた実験動物など、無菌室から出されたら生きていけないそうですが、最近の日本人も似たようなものなのだと思っています。
過剰な清潔主義は生命力を弱めますよね。
昔、食べ物を落としても3秒以内に拾えば食べられる(3秒ルール)とか、ありましたよね。
トイレに行って手を洗わないなんて、男の子では当たり前だったし・・
まあ、それが良いとは言わないけどね。
投稿: くまぱぱ | 2010/03/13 11:46
くまぱぱさん、こんにちは。
全く、落としたものを拾ってフーフーして食べるなんて普通でしたよね。決して勧められる事ではないけど、いいんじゃないかな~多少は・・・
投稿: kikori | 2010/03/13 23:31
私も花粉症暦25年のベテランです。一時はとても症状が酷かったのですが、山に通い始めてから年々症状が軽くなってきました。
お酒(ワイン、焼酎)が効いたのか、はたまた土いじりをするようになったのが良かったのか?
それとも単なる老化なのか不明ですが(笑)
後数年で完治するのでは?と期待しております。
投稿: 泉原原人 | 2010/03/15 07:46
泉原原人さん
改善してきたとは羨ましい・・
今朝は最悪です。これから病院に行ってきます。出来れば首から上を分解して洗浄して貰おうかと(笑)思っています。
投稿: kikori | 2010/03/15 08:34
主人は花粉症でしたが、山に通い始めてからほとんど症状は出なくなりました♪
私は、昨年の2月から全身のどこが痒くなるのかはその日によって違うアレルギー症になりました!
来月からお山メインの生活になるので、今月東京の大学病院でも調べてもらいましたがアレルゲンを特定できませんでした!
薬をずっと飲むのがいやですね。。。
投稿: shappy | 2010/03/31 20:22
shappyさん
山の生活に戻って来るのですね。私は一年中薬漬けです。
投稿: kikori | 2010/04/01 00:00