« オリンピックのアスリート達 | メイン | 卒業 »

2010/03/01

猫の里親日記

PA0_0001  2匹の猫の里親になって3週間が過ぎました。生後2ヶ月だったシャム風のオス猫は漫画の主人公から名前を貰って「バロン(写真)」と命名され同じく生後6ヶ月だったサビ・三毛のメス猫は我が家の人娘から「ジル」と命名されそれぞれ全く違う個性を発揮しながら徐々に我が家に慣れてきました。

 ジルは我が家に来て直ぐにキッチンの裏に閉じこもり1週間全く出てきませんでした。餌とトイレは外に出てきて済ましていた様なので多分、我々が寝静まったのを見計らって出てきていたのだと思います。その後、ジルは別の隠れ場所を物色し2階の箪笥の裏に閉じ篭り私はこのチャンスを狙ってキッチンの裏には戻れないように塞いでしまいました。

 これで箪笥の裏を覗けば姿を確認出来るようになり更に1週間が過ぎました。出来るだけ刺激しないようにそっとしておいたのですが2週間が過ぎて「そろそろいいんじゃない?」と言う事になり、今度は再びジルが箪笥の裏から消えたチャンスを狙って配置を変えてしまいました。これで段々、身を隠す処が少なくなり否応無しに姿を晒す時間が徐々に増えて来ました。

 もともとどういう生い立ちだったかは詳しくは分かりませんが我が家に来る前に保護していた方は室内で多頭飼いをしていた方で「とても性格の良い猫ですが余り長い時間は抱っこは出来ません」と言っておられましたが長い時間どころか近寄る事も出来ない状態でした。でも私が観察する限り人間に対して恐怖感を持っていると言う訳ではなく単に臆病な性格なようでそれを裏付けるように我が家にきて2週間を過ぎた頃から餌で呼ぶと出てくるようになり先週からやっと手から餌を食べる様になりました。

 猫にも表情が有り最初は緊張して爛々と目が光り明らかにこちらを警戒しているようでしたが時間が経つにつれ、そろそろ「こいつらどうやら私に危害を加える気はないらしい(笑)」と思えたらしく段々表情が柔らかくなり目の前で毛づくろいをしたり欠伸をしたり、お腹を見せたりと余裕が出てきました。

 それでも現段階では呼ばれて餌を食べれば直ぐに引っ込んでしまいますが段々、猫同士でじゃれあって家の中を走り回ったり私達が居る目の前で餌の皿から餌を食べたりトイレをするようになりました。もう少ししたら写真も撮らせてくれるかも知れません。抱けるようになる日が来るかはまだ分かりませんが何れにしても10月には次のワクチンを打たなければならないのでその時までには捕まえられるようにする必要があります。

 一方のバロンは天真爛漫、全く人を警戒する様子は微塵もなく女房と「2匹の性格を足して2で割ったらちょうど良いのにね」といつも話しております。我が家に来てから1週間は兎に角、私から離れず毎晩、布団の中で抱いて寝ました。困ったのは夜明けと寝る前に母猫のオッパイを思い出してチュウチュウと私の手や顎やホッペタの皮膚を吸う癖です。

 これも猫の癖の一つなんですが前に飼っていた親子猫も子猫が1歳半になっても母猫のオッパイを吸って離れず、お陰で母猫の胸の毛はいつも毛玉が出来てそれを取るのに苦労しました。まあ、これも性格なので仕方ないのですが母猫の身代わりは出来るだけ遠慮させて貰う様に(笑)徐々に仕向けています。

 しかしバロンは雑種とはいえ、やはりシャムネコの血をひいているのか人間には友好的で誰が来ても全く逃げるということを知りません。しかし、まだ生後3ヶ月足らずの子猫なので元気を持て余し気味で家中を運動場にしてしまい興奮してしまうと引掻いたり甘え噛みをするので、これをさせない努力が大変です。

 もともと兄弟猫を探していたのはこういう場合に2匹で遊んでくれると助かるのと、お留守番が出来るようにと思っていたのですが、その役目を期待したジルが当初、引篭もってしまったので困っていたのです。それでも最近は出てきてくれたので仲良く2匹で走り回っています。

 2匹で遊ぶ様子を観察していると確かにジルの保護者の方が言われたようにジルは一回りバロンより大きいのですがバロンが処構わずジルに飛び掛っていっても決して噛まないし迷惑そうに逃げるのは逃げるのですが嫌な時も猫パンチは食らわしますが決して本気で威嚇はしません。そういう意味では見かけは黒くて目だけ光っていてちょっと見は怖そうですが良くみると可愛くて性格も臆病な分、優しいのかも知れません。

 この先、我が家の家族としてどういう風に関わっていくようになるか分かりませんが時々、この猫家族の様子もお伝えしていこうかと思います。出来れば次はジルの写真が撮影できれば報告したいと思います。お~い、ジル!いい加減出てきてジッとしていてくれよ~

コメント

男前の猫ですね~
好きなものはジャガイモ(男爵)になるかもしれませんね(笑)
ジルちゃんの登場は、何時かな~
トン汁でおびき出しますか?(爆)

泉原原人さん
はい、これがジキルとハイドでして猫を被っていたというか可愛い時と鬼のようになる時がありまして現在、人様に危害を加えぬよう(笑)躾中です。
ジルはカツオ練り餌でおびき出しております。ハイ。

わぁ♪かわいい!!!おっしゃってたとおり、『めっちゃ!!』かわいいですね!
これはメロメロだぁ・・
ジルちゃんもだんだんと慣れていきますね(^^)うちも最初猫を山小屋に連れてきたとき、何回かはずっと棚の奥に隠れて食事以外は出てきてくれませんでした。今では東京より山の方がすきみたいですから、だからきっとジルちゃんもすぐに慣れると思います(^^)♪2匹の子猫が一緒に走り回っているなんて夢のようですね!

土屋娘さんこんにちは
先日は有り難うございました。ネッ可愛いでしょ(完全に親バカです)
ジルは昨晩、初めて触る事が出来ました。どうも餌をくれる近所のオジサン位(笑)までは認知された様です。

コメントを投稿

アシストのHPへ
八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

プロフィール

フォトアルバム

kikori

フォトアルバム