今年最後の訪問者
真夜中、気持ちよく布団の中で寝ていると外でガタンという大きな音がした。「何だ、何だ」とすっかり目が覚めてしまったけど真っ暗闇の外にでて確かめるには寒すぎて体が動かない。
マア、外は氷点下6度の寒さ、泥棒も命がけでこんな山奥にくる奴もいないだろうと自分で納得してもう一度布団を被った。翌朝、家の周りを調べてみても特に異常はない。デッキに立て掛けておいた板が倒れていたので「風で倒れたのか?そんなに吹いてなかったけどな?」と思いつつ、余り気にもしなかった。
それから数日たった今日、夜、食事を終えて女房と家でTVを見たいたら又「ゴトン」という音がデッキからした「何?あの音?」「見てみろよ、みりゃ分かるよ」と何気なく女房に答えたら、すぐにデッキの窓のカーテンを引いて外の照明をつけた女房から悲鳴が上がった「父さん!早く来て!私の柿が!」
慌てて女房の横に駆け付けて外を見た景色が冒頭の写真。そいつはカメラを向けても特に驚くでも無く逃げるでもなく悠然とデッキに干していた干し柿を引っ張っている。
「あれ、イタチよね」「イタチじゃないだろ、テンじゃないの?」「えっ!野生のテン!」「そりゃそこに居るんだから野生でしょ」「え~それにしてはずいぶん太ってない?どこかのペットのフェレットじゃないの?」「フェレットってそんなにでかくないだろ」「そう?」という会話の最中にも彼(彼女?)は全然、こちらを気にすることも無く女房が楽しみにしていた干し柿を引っ張っている。
「もう、それはあげるから、全部はダメ!後は返して」と女房殿がノタマイ彼(彼女)は「チェッ、ケチッ」と言ったかどうか知らないが悠然とデッキから姿を消した。
後で調べてみたがやはりテンのようですね。やれやれ、以前、寝室の天井の中でガリガリ天井板を齧っていたのはお前じゃないよね・・・
凄いですね!
テンがいるのですね~
目がテン^^;
クリスマスの絶好のプレゼント(襟巻き)
になりそうですね
投稿: 泉原原人 | 2009/12/24 08:24
泉原原人さん
そうなんです。時々、車の前を横切るのは見掛けていたのですが家のデッキで見たのは初めてでした。その後も奴は夜な夜な現れては少しずつ食べ残しを食べて行きます。今朝、近くの倒木の下に干し柿を繋げていた紐の切れ端が落ちていましたが奴はその下で寝ているのかもしれません。
投稿: kikori | 2009/12/24 08:42