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2008/04/05

エコ通勤作戦

冬の間、密かに暖めていた作戦を決行する事にした。名付けて「エコ通勤作戦」昨年、余りのガソリン代の高騰と地球温暖化抑制に何とか貢献したいという思いと、1人で車を運転して通勤する事への罪悪感と犬が亡くなって散歩しなくなってからの運動不足解消等々、様々の思いが重なって何とか会社に別の方法で行けないかと思っていたのである。そして、最初に思いついたのが列車通勤。

僕の住んでいる長坂町から大泉町の事務所まで約10km、しかもだらだらとアップダウンの続く山道の連続である。幸いその山道に沿って小海線が走っている。これで通勤出来るのではないかと思いついたワケです。家から甲斐小泉駅まで約3kmちょうど早足で歩いて体が温まる距離である。何とかいけるのではと思いついたのは良かったんだけど今年の冬は寒かった!雪も多かったのでちょっと決行に躊躇して踏み切れなかったんだけどここ数日、暖かくなったのでやってみる事にした。

 朝6時半起床、朝食をすませて家を出たのが7時10分、駅までの森の中の道を歩いて小泉駅に着いたのが7時35分、約25分で到着、小泉駅に清里方面の下り電車が到着するのが7時57分、2両編成のワンマンカーなので乗るには前の車両の入り口ドアの押しボタンを押さないとドアが開かない。ドアを開けて乗車券を取って席に着き窓から外の景色を見ること約10分で大泉駅に到着、料金箱に乗車券と料金180円を投入して駅に降り立ち事務所まで歩いて10分、何とか無事到着。よしよし楽勝、楽勝・・・・その日の仕事を終えて真っ暗闇の中を大泉駅に向かい小淵沢方面、上りの20時17分発の列車に乗り込む。そして再び小泉駅に降り立つと辺りは人っ子一人いない真っ暗闇、それでも駅周辺にはまだ少し外灯もあって目を凝らせば何とか見える。問題はここからだ。暖かくなったといっても日がとっぷり暮れた春の高原はまだまだ寒い。しかもその日は強い北風が吹き荒れていた。

懐中電灯片手に真っ暗闇の里山道を歩いていると携帯電話に女房からの電話「買い物にいっていて遅くなったんだけど、どの辺歩いてるの?」「駅から出て直ぐのところ歩いてる」「じゃ、帰りにそのルート通るから拾ってあげる」・・・正直ホッとした。初日からちょっとめげそうになっていたので助かったと思った。

震えながら歩いていると後ろから女房と子供が乗った車が近づいてきて通り過ぎてから止まった。早速、後ろの席に滑り込み「助かった~あったかい~」結局、軟弱さを反省しつつ一日目の決行プランを終了。

小海線、甲斐小泉駅から甲斐大泉駅間、片道180円、往復360円。車で往復すると片道10km往復20km、アップダウンが続く山道なので燃費は7km/リッター位、往復で約3リッター使う計算。リッター130円として約390円、ちょっとだけ列車通勤の方が安い計算になる。しかし、金額よりも健康的だしエコロジーだしなによりこの方が気持ちが良い。

今後も引き続き色々と試していく積りなので乞うご期待!って誰も期待してないか・・・

コメント

いやあ、素晴らしい実験!!興味深く拝見!!で、その後はどいなっているのでありましょうか?

毎日続いていますか?レポート期待しています。せめて自転車でもと思いますが、大泉駅からキコリさんの事務所までは登り坂でしたよね、歩きでも自転車でも大変そうですね(゜o゜)
夜道気をつけてくださいね、何せ街灯がありませんから・・

寺岡さん、こんにちは。ギクッ!鋭い指摘です。(笑)その後、台風並みの嵐が来たり冬に逆戻りしたりその度に「今日はヤメトコ・・・」と優柔不断な対応をしています。見捨てずに気長にお付き合いの程お願いします。
ヨタモンさん、上記のような優柔不断な状態ですが頑張ります。懐中電灯だけが頼りの夜道です。

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八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

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