変わっていいもの、変わってはいけないもの
最近、日本列島は大規模地震が発生したり火山の噴火があったりとどうやら地殻変動の活動期を迎えているらしい。
一方、国会も安保法制で大もめにもめたり大阪都市構想が住民投票で否決されたりと、政治の世界も変動の時を迎えているらしい。
何時の時も人は慣れ親しんだ暮らしや生活に変化が起こる時はストレスが掛りリスクも大きいです。
私も昨年の秋から身の周りに大きな変動がありました。先月も義理の父を見送る事になりそれはそれで大きな変化でした。
出来れば平穏な、いつもの生活がず~と続けばよいのですがそれはそれで変化がなくてつまらない人生になるのかも知れません。
しかし、世の中には変わってよいものと変わってはいけないものがあると思います。仕事上の変化や暮らしの変化はある程度は仕方ないものと思います。しかし、平和を愛する気持ちや人を傷つけないといった当たり前の事は決して変わってはいけないものだと思います。 自然も同じ。人が暮らしていく上で自然を恐れ敬う気持ちも決して変わってはいけない事です。
そんな当たり前の事が今の日本では当たり前でなくなっていく危険性を孕んでいるような気がしてなりません。
日本には3権分立という人が暮らしていく上で大切な決まりがあります。しかし、今の政治の世界は行政権のみが強権をもち立法権や司法権がないがしろにされている様な気がしてなりません。
安保法制では行政に携わる政治家が平気で「国民を守るのは行政の責任で憲法学者ではない」と言い放ち、憲法で保障された投票権で1票の格差が憲法違反と言われながら一向に行政側はそれを改善する気配もない。世界に誇る平和憲法といわれた憲法9条を時の国会で都合の良い様に解釈を変更して憲法9条の精神を踏みにじる様な変化が議決されようとしています。
一体、行政権は誰の為にあるのでしょう?私の住む北杜市でも最近メガソーラーの乱開発が問題となり住民側と行政側の間で争議が起きていますがどうも行政側の動きは鈍くて一向にこの大切な自然を守ろうという行政側の姿勢が伺えません。
先日、日本で一番移住したい県として山梨県が1位に選ばれましたがその理由のひとつはこの美しい自然に囲まれた北杜市のような自然溢れる土地が東京からわずか2時間足らずの距離にあるという魅力だと思うのですがどうも行政に携わる人達にはその自然を守ろうという覚悟が見られません。
変わっていいもの、変わってはいけないもの。少し皆で考えてみませんか?
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