« 2013年10月 | メイン | 2013年12月 »

2013年11月

2013/11/19

小さな幸せ

このところ今更ではありますが食事の時に女房と二人で「イタダキマス」を意識して言う様にしています。何を今更という話ですが出来るだけ仕事から帰っても食事の支度を手伝ったり皿洗いをしたりと元気で暮らせて食べるものがあるという現代の日本では当たり前の様な事が実はもの凄く幸せなんだと言う事に気が付いて(今更遅いのですが・・・笑)その思いを忘れないようにしようと思っています。

 そうやって意識してアンテナを張っていると意外と同じような事を感じている方が多くなっているような気がします。やはり東北大震災があって今でも福島原発の被害が続いている状況で、今を元気で生きると言う事がどれだけ大変で、今が生きていられると言う事がどれほど幸せかと言う事を皆さんが感じているのだろうと思います。

 地球温暖化による異常気象が今後、増加する事が予想されて報道でも昔と比較して土砂災害が1.5倍に増えているというデータがあるそうです。大型の台風が発生するようになり北米でも季節外れの竜巻が大量に発生して各地で大きな被害をもたらしています。

 どんなに経済が発展して科学が進歩しても自然界がもたらす大きな気象変動や地殻変動(地震・火山等)に対して我々はほぼ無力ですよね。

 じゃあ、どうすれば良いかというと地球という我々の住む星と仲良く共存していくしか手が無いのではと思います。経済発展もある程度は必要かも知れませんがそれにしても現在の環境を経済発展の犠牲にしてまで良いというものでは無いと思います。

 あまり多くを望まず日本人の自然を大切にする心を大事に引きついで今をつましく暮らすという事を幸せに感じられる心を持つという事が環境を守る事にも繋がると感じています。

 日々暮らしていると当然、厭な事や辛い事もありますが良く考えてみるとそれでも健康で食べていけるという事は幸せな事だと気が付きます。ガバイ婆ちゃんのいう「生きているだけで丸儲け(笑)」です。これからも小さな幸せを忘れないようにしていこうと思います。

2013/11/11

田舎の運転マナー

都会と違って田舎の運転マナーは気を付けないと大変危険(笑)な場合があります。田舎の場合は他に交通手段がないので一人に一台の車が当たり前で中には作業用にもう一台なんて一人で2、3台持っている方も結構います。

 そして結構、お年寄りの方も普通に運転しておられるので運転には余程注意しなくてはなりません。信号もほとんどないし、まして走っている車なんてのも少ないので曲がり角で曲がる時にウインカーを出さないなんてのは当たり前です。

 そして道も狭くてセンターラインなんてのも無い道が多いので基本、走るところは道の真ん中、時速は場合によって20kmなんてのもたまにあります。

 しかし、決して前の車が遅いからなんて安易に追い抜こうなんて思ってはいけません。先程言った様にウインカーを出さずに曲がるのは日常茶飯事だし、後ろ何て先ず見てませんから(笑)追い越す時は直線道路で相手を驚かさないように速やかに追い抜かないと危険です。

 それから山梨ルール・・・右折優先。どうやらこれは「お先にどうぞ」という本来は譲り合いの精神から出たものではないかと思いますが信号が青になっていざ発進なんてしていると平然と対向車が右折してきますのでこれも要注意です。

 私の住んでいる北杜市は山梨県の西端に位置していてちょっと走ると直ぐに長野県に入ります。距離的にはちょっとの差ですが県民性の違いなのか運転マナーも大分違います。山梨の場合は脇道からメイン道路に出る場合はメイン道路側が渋滞していると中々入れて貰えませんが長野側の方は「どうぞどうぞ」と言わんばかりに結構、譲って入れてくれます。これは日常的にいつも感じる事です。ちょっとした違いなのですが面白いですね~

 しかし、最近ふと思ったのですが自分ではそんな事ないと思っていたのですが段々、運転マナーが都会的な運転からかけ離れていき気が付けば自分もウインカーを出すのを忘れていたり(出しても誰も見る人がいない・・・)信号が青だったかどうか通り過ぎてから気が付いたり(交差点でとまっても1台も車が止まっていない)と危ない運転をしている自分に気が付いて驚く事があります。慣れは恐ろしいですね。

 ただでさえこちらでは車に乗る時間が長いので気を付けなくてはなりません。皆さんくれぐれも田舎道で遅い車を追い抜く時は気を付けて下さい。

2013/11/02

「流行」

毎年、年末になると今年の「流行語大賞」だとか「カーオブザイヤー」だとか「レコード大賞」だとか色々な今年の流行の総括が発表になります。

 この「流行」は本当に毎年の世の中の動きを敏感に反映するものや事象が多くてあっ!この「事象」なんていうのも最近の流行語になってきた感があります。

 この毎年の流行を見ていると何だかその裏に隠された世の中の変化だとかが少し分ってきたりして面白いですね。この「事象」という言葉も意味深い言葉ですよね。「事件」ではない「事故」でもない。その発生事実のみを現象として捉えたような実に曖昧といえば曖昧な言葉のような気がします。

 しかし、この流行というやつは大抵余り長続きはしないですよね。常に変化していかないといけない宿命みたいなものを持っているのかも知れないですが、その中でも長く続くものもあります。

 先日、デパートの老舗「伊勢丹」のあのバッグのデザインが変わりました。独特なデザインで今迄バッグの柄だけで伊勢丹の象徴となっていました。今回変わったデザインも以前のデザインを踏襲しているようで新しくなったものの基本的なチェック柄はそのままでした。それ程、大きな変化を起こしにくい流行を持っていると言う事なのでしょう。

 流行というのは文化の変化を象徴しているように思います。先日、朝日新聞が一面で日展の選考基準が各会派で割り振られて実質的な作品の良しあしではなく重鎮の影響力で決まっていると報じて大きな問題を引き起こしています。以前から噂されていた事ではありますが新聞が一面で報じた事で表面化しました。

 この問題は「流行」という事で括れる内容ではありませんが最近の風潮として弱い立場の人間が権力を持つ人間や団体に対してSNSやメデイアの力を利用して意見を述べる力を得たという最近の風潮を象徴するような事だと思います。この報道後、多くの内部告発情報が新聞社に寄せられたそうです。

 しかし、この力は使い方を間違うと誤った情報を多くの人間に提供してしまうという点で気を付けないと行けない流行ですね。それがネット上でのイジメや脅迫に繋がり「炎上」なんて流行語も生み出しました。

 更にいうと最近、報道を賑わしている「メニュー表示」何ていうのも次々と新しい「メニュー表示」の誤りだか偽装だかは分り難いですが一旦、報道に火が付くと止まらなくなって次々と出てきました。これもある意味、時代の変化、流行と言えるかも知れません。

 でも出来れば流行はその時の楽しい変化の方が希望も持てるし見たり聞いたりしても嬉しくなります。さあ、今年はどんなものや言葉が流行として選ばれるのか楽しみです。

アシストのHPへ
八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

プロフィール

フォトアルバム

kikori

フォトアルバム