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2010/08/20

2010年夏祭り

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暑かった今年の夏、といってもここ標高1000mの八ヶ岳高原では暑いといってもクーラーを入れることもなく(クーラー何てもともと付いてないけど ・・・・)盛夏は過ぎようとしています。

 今年は例年になく色々と周辺の夏祭りイベントに顔を出してきました。写真左端は近くにある神社の能楽堂で毎年行われる薪能の様子です。まだ、夕方の明るい日差しがさしていますがこの後、ゆっくりと夕暮れにむかいやがて篝火に火がつけられると幽玄の世界が広がります。

 毎年、この能楽堂で行われる薪能を鑑賞するときだけ自分は日本人なんだなと感じる事が出来ます。内容なんて凡人の私には全く分かりませんが何となくゆったりとした時が流れ不思議な幽玄の世界に浸るから不思議です。今年も多分1000人ちかくの方がこの能舞台い集まって能と狂言を鑑賞して行かれました。又、来年、お会いしましょう。

 残りの2枚の写真は日本有数の花火大会として有名な諏訪湖の花火大会です。4万発を越える花火を見に50万人の人が集まるというのですから本当に凄い花火大会です。八ヶ岳にけてから20年になりますが私は今まで1回も行った事がありませんでした。毎年、お盆の時期に開かれるので大抵、私は仕事で行けなかったのです。今年はたまたま日曜日と重なり、私もちょうど時間がとれたのでお隣の方に誘って頂いてやっと20年目にして初参加してきました。

 しかし、噂には聞いていましたが本当に凄い人だかりでした。車でいくとまず帰ってこれないというので近くの駅に車を止めて電車で近くの駅まで行き、そこから歩いて会場に入ったのですが、会場の駅に近づくにつれて乗り込んでくる浴衣姿の人達が溢れんばかりに乗り込んで来て、会場の駅では降りるのも一苦労、プラットホームに降りたきり、全く人が動かず、改札口にたどりつくまで20分近くかかる有様でした。

 で、やっとのことでチケットに記載された入口ゲートにたどりつくのに更に駅から30分ほどかかり、ゲートで会場係の人にチケットを見せて入場してやれやれやっとたどり着いたところで撮った写真が真ん中の写真です。

 見渡す限り人、人、人、東京の都会から逃れて山で暮らすようになってからこんな人の群れをみるのは久しぶりだったので思わず写真に撮ってしまいました。会場についてから花火が始まるまで更に3時間程時間があったので先に早めの夕食のお弁当を食べてしまい、更に乾杯をしてしまったのですっかり気持ちよくなってしまい、何だか花火の前に出来あがってしまった感じでした。

 とはいえ待ちに待った花火が漸く始まり、噂にたがわずこんなに大量の花火大会は初めてでした。本当に凄い量でさすがに日本有数の花火大会と言われるだけの事はあると思いましたね。

 そして最後の写真が花火大会のフィナーレとなるナイアガラの滝です。驚いた事にこのフィナーレが始まる前に多くの観客が席を立って帰るべく移動を始めました。話には聞いていましたがこの50万人が一度に駅と駐車場に向かうのは大変な混雑が伴うのでそれを嫌う人達が最後の花火を見ることなく席を立つようです。

 我々はお隣さんから「どうせ駅に行っても中に入るのに1時間くらいかかるから、近くの焼鳥屋で1杯やってからの方が良いよ」と言われていたのでその、焼鳥屋で小1時間程時間をつぶしてから駅に行ったら比較的、すんなりホームにたどりつく事が出来ました。

 しかし、車の人達はまったく道路に溢れた車の列が動く様子がなく大体、動き出すのは翌日の時間帯になってからとの事でした。大半の車が県外車でしたが、運転手さん達は知っているのか知らないのか諦めムードでジッと車内で待っていました。

 今年の夏も色々あったけど夏らしく暑く活動的でエネルギッシュな夏のイベントでした。
 

コメント

諏訪湖の花火は有名ですから、
混雑も半端じゃないようですね。

また、先日は県産材フェアお疲れ様でした。
暑いさなか、下々のいる下界へお出掛け頂き有難うございました。

tairakuさん、こんにちは。
先日は県産材フェアお疲れ様でした。
正直、この時期は八ヶ岳から降りて行きたくなかった(笑)
しかし、今年の夏は本当に暑いですね。甲府で仕事をされている方には本当に酷暑お見舞い申し上げます。

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八ヶ岳でのログハウス生活 ---木の家設計施工 森のすまい工房(有限会社アシスト

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