森つくりの達人講座
地元で一緒に活動している「NPO法人八ヶ岳南麓景観を考える会」のイベントとして私が担当している「森つくりの達人講座」が開かれました。この講座は2年間を通して森つくりに関わって頂いて、森つくりとはどういうことなのかを身をもって体験して貰おうというカリキュラムになっています。もともとの言いだしっぺなのでかれこれ4年程関わっているのですが色んな方が参加してくれて多くのものを得ています。
私自身は偉そうな事言ってますが木の事は何にも知らないのに耳で聞きかじった耳知識で知ったかぶりしているだけなのですがそこはそれ、私は何も出来なくても毎回、その道の達人の方に講師として参加して頂いて私はそのコーデネイト(こう言うと何だか格好いいけど要はお手伝い・・・)をさせて頂いてます。
今回の講座は限定20名の予定で参加者を募ったのですが会員を含めて31名の方が参加してくれて盛況のうちに無事修了しました。1日目は「里山の自然と農業」について講師の方に講演して頂いた後、近くの森に入って自然の様子を観察して貰ったり、築130年の地元の古民家で古民家の歴史を聞きながら食事をして貰いました。2日目は実際に森つくりを今後進めていく森に入って作業用の小道を作って貰いました。予定では2時間程かかる作業だったのですが30人もいると作業も早く終わってしまい余った時間で自己紹介をして頂きました。
自己紹介では何故この講座に参加したのかその動機や八ヶ岳への思いのたけを話して頂いて、それぞれの方の森への思い入れが伝わってきて本当にこの講座をやって良かったと感じました。4年間やってきて様々な意見も出ましたが私はまず兎に角1人でも多くの方が森に実際に入って貰って何らかの作業に参加する事に意義があると思っています。そこから第一歩が始まると思っているのです。色んな方が参加されるのでそれぞれの思いは皆さん様々ですが一緒に森の中で汗を流してみて感じる事が必ずあると信じています。
毎回、終わるとぐったりでもう辞めようと思うのですが時間がたつと又、やりたくなるのが不思議なんですねエこれが・・・そうはいっても2年間やると宣言したのでとりあえず2年間は休まずスタッフとして役割を果たして行く予定ですので、皆さんこれからも宜しくお願いします。
昨日、東京から帰ってきました。
なかなか日程が合わず参加できずにいますが、私たちのしたいこと学びたいことのライン上に森のこと、樹木のこと、花のこと・・・がしっかりのっかっています。
主催者側は大変だったり苦労がおありかと思いますが、何とか私たちが参加するまでは続けてください。。。(勝手な希望です)
投稿: dorami | 2006/04/27 10:58