ノイモントホルツの誕生
3月10日、11日の両日にかけて東京の主婦会館で「NPO新月の木国際協会」が主催するノイモントホルツ(新月の木)事業者認定発表会とそれに関わる会議があり私も司会として出席してきました。ノイモントホルツとは最近徐々に知名度を増してきた「新月の木」を更に厳しく制度化して一定のルールに当てはめた基準をクリアーした木のみを呼ぶ呼び名で「NPO新月の木国際協会」で商標登録をとったものです。その協会で今回初めて、天竜の榊原商店さんを事業者として認定して日本で最初のノイモントホルツ認定事業者となりました。
榊原商店さんはNPOの発起人としても協力されてこられた方で日本における新月の木の山側の第一人者です。榊原さんは新月の木の科学的根拠を探る為に3年程まえから既に9000本近い天竜杉を試験伐採し試料として提供されてきており今回、榊原商店さんが事業者認定を受けた事により漸くノイモントホルツ(新月の木)の普及に一定の目途が立つようになりました。
「新月の木」という呼び名で現在、全国でいろんな会社や団体が木を扱っていますが残念ながら正しくその意義を理解されているとは言いがたいのが現状です。その大半は新月の時期に伐採されものが新月の木という理解ですが実情は全く違います。又、伐採された木の成分が違うという記述も多いですが正しくは伐採された木の成分が違うのではなく伐採されて正しい期間葉枯らしをして養生を経た場合に満月期に伐採されて同じような経過を経たものとは違いが出る事が分ってきたという事です。
ノイモントホルツ(新月の木)は冬季の新月の前1週間の間に伐採され山で葉を付けたまま一定期間「葉枯らし」した上でやっと山から出されてきた木でしかも必ず1本1本に現認者が立ち会って履歴をつけてNPOに登録したもののみ、その名前をつける事が許されます。
当社でも今後共、「NPO新月の木国際協会」の活動をつうじて正しいノイモントホルツ「新月の木」の普及に努めて行こうと思います。今後の活動にご理解とご協力をお願い致します。
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