痛っ!!
自宅の玄関の前に階段にするのに丁度良さそうな平らな2個の石が土の中に埋まっていた。いつか、こいつを掘り出してやろうと思っていた。先日の休みの日、丁度天気が良かったのでその計画を実行する事にした。
まず一個目1時間ほど格闘し、庭いじりをしていた女房にも手伝って貰って無事掘り出す事が出来た。思っていたよりかなり大きく重かったが作戦成功!気を良くして2個目の掘り出しに取り掛かった。こいつは1個目より更に一回り大きかった。今度は1時間かかっても掘り出せない。「大丈夫なの無理なんじゃない?」「大丈夫、ほらもうグラグラしだしたから」と女房と話しながら石をむりやり手でゆすっていたら石が挟まっていたコンクリートの基礎と石の間に思いっきり右手の中指を挟んでしまった「パキッ!」「アッ・・・・・・・」「どっどうしたの!」「・・・・」声が出ない、ひたすら痛みをこらえる事しか出来ない。あわてた女房がバケツに水を汲んで持ってきた「この中に指を突っ込んで」「お前・・・」「いいから早く突っ込んで冷やして!」「・・・」「何っ?」「どうして・・・ぼろ雑巾が入ってるの?」「そんな事気にしないで早く冷やしなさい!」
こうしてぼろ雑巾が浮かんでいるバケツの中に指を突っ込んで冷やすこと5分、ようやく声を出せるまでに回復し作業をあきらめて女房に湿布をして貰っていたら女房曰く「もう駄目だからね!あの石は私が埋めます!もうあきらめなさい」「・・・ただの打撲だから・・・」「ダメッ!明日は絶対、病院行くんだよ!」
で、翌日どうせただの打撲だと思っていたけど病院行かないと家に入れてくれないと女房に言われ、しぶしぶ外科へ・・先にレントゲンを撮ってから先生に呼ばれて病室へ「指どうされました?」「はい、庭の石をいじっていて挟んじゃって、多分打撲だと思うんですけど女房がうるさいもんで・・・」「あ~完全に折れてますね~」「えっ!」「ホラッこの写真を拡大しますよ、ここの所、指の先、白いものが浮いてるでしょ、これ、折れた骨・・・」「あの~どうすれば・・・」「手術してもしょうがないですね。やめときましょ。少し曲がるかもしれないけどマア、大丈夫でしょ。看護婦さんギブス持ってきて」「センセ・・本当に大丈夫?」「1週間後にもう一度見せてくださいね。はいっ、次の人」
病院の受付で診療代を支払い向かいの薬局へ処方された痛み止めの薬を貰いに行った。「あら~指どうされました?」「どうも折れたみたいで・・・」「指、大きくなっちゃいましたね。ハハハ」「・・・・ほっとけ」
それからの日々、何が困るって利き手の中指が使えないと言う事で困るのが
① トイレの後、ふけない。しかたないから左手で拭くけど拭きにくい
② キーボードが打てない。まるで映画のデスノートの主人公「エル」のように両手 人差し指だけでキーボードを打たなくちゃならない。
③ 鉛筆がもてないので字が上手くかけない
④ 箸がもてないのでフォークで食事しなくちゃならない
あ~あ、自業自得だからしょうがないけど自分の人生ではじめての骨折経験は本当に不便なものでありました。チャンチャン





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